2008-05-20
抗生物質まみれでアレルギーに!?
アレルギーって一体何なの?!に引き続いてアレルギーシリーズを続けてみたいと思います。
アレルギーに悩んでいる人、ホント多いですよね~
最近では犬もフケや埃でアレルギーを引き起こすようです。
花粉も埃も大昔から身の周りに存在したもの。花粉や埃が体内に侵入してきても、ちゃんと適応できる身体になっているはずなのに、何で現代はそれらがアレルギー反応を引き起こすのか? 🙄
アレルギーの仕組みを調べてみると、アレルギー反応を引き起こすIgE抗体が注目されています。
アレルゲン(抗原)が体内に侵入してくると、まずマクロファージが抗原を貪食し、T細胞B細胞にその抗原情報を提示します。その情報を受けたB細胞はIgE抗体を産出し肥満細胞に抗体が取り付きます。そしてこの抗体が取り付いた肥満細胞と抗原が結合すると、肥満細胞がヒスタミンやロイコトリエンなどの化学伝達物質を放出し顆粒球等が活性化し炎症や湿疹が起こるといわれています。
T細胞?B細胞?抗体??って何???って思った方はこちらの生物史から自然の摂理を読み解く
をご覧ください。免疫シリーズの記事が満載です。 😀
さてこのIgE抗体。これまでは花粉や埃が入ってきても産出されなかった筈。何で産出されるようになってきたのか?一つ面白い記事を見つけましたので紹介したいと思います。