2011-10-08

【自然災害の予知シリーズ】-2-先人の知恵に学ぶ(動物編その1)~地中や水中に生息する動物は、地震の予知が早い

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巨大ナマズ…こちらからお借りしました
◆◆◆ 地震の予知の必要性

【自然災害の予知シリーズ】-1-世界的にはここ30年、日本ではここ10年で自然災害が急増では、世界と日本における自然災害の中身と発生の傾向を見てきました。
そこで分かったのが、「現在、最も予知が求められている自然災害は、地震である」ということです。
前記事によると、直近20年では、世界・日本ともに、地震が発生件数・死者不明者が最も多くなっています。
また、世界的に自然災害が増加しており、とりわけ大地震は、世界では1990年頃から、日本では2000年頃から急増しています。

一方、風水害の発生件数は増加しているにもかかわらず、1960年に気象衛星が打ち上げられて以降、日本では死者1000人を超える風水害は起こっていません。
このことから、災害の予知が非常に重要なことがわかります。
しかしながら、今年3月11日の東日本大震災でも明らかなように、現在においても地震は多くの死者を出しています。
地震の予知が可能になれば、その被害はもっと抑えられるはずです。

では、どうすれば地震を予知できるのでしょうか?続きが気になる方は、応援のクリックをよろしくお願いします。

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◆◆◆ どうすれば地震を予知できるのか?

どうすれば地震を予知できるのかを探るべく、まずは、地震予知に関する先人たちの知恵に学びたいと思います。
昔から、「ナマズが騒ぐと地震が起こる」とか、「井戸水の水位が下がったら地震が来る」などという、地震の予兆現象に関する言い伝えが残っています。先人たちは、自然を注視する中でこのような経験則を見出し、それが言い伝えられてきたのだと思います。

(本来は、このような歴史の中で積み重ねられてきた経験則や実感から、「一体なぜ、このような予兆現象が起こるのだろうか?」という疑問が発生して原因解明に向かい、今後の予知に役立てていくのが、学者たちの役割であるのだと思います。しかし、地震学者は上記のような経験則を俗説として無視してきました。だから現状、地震の予知が全くできていないのだと言っても過言ではありません。→参考「4/17なんでや劇場(9)なんで、こんなことになってしまったのか?⇒科学者たちの信じられないアホさ加減」

そこで、本ブログでは、過去の地震で報告された予兆現象を紹介していき、その原因を探っていきたいと思います。もしそれが事実であり、何らかの法則性が見られるのなら、それを基に地震予知の可能性を広げていけるはずです。
今回の記事では、「地震の前に見られる動物の異常行動」を扱っていきます。

◆◆◆ 動物は、地震を予知できるのか?

◆ 地震の前、動物は何らかの予兆を感知している

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地震前の動物の異常行動は、多数報告されています。上の表にまとめたものはほんの一例です。
早いものでは、2ヶ月以上も前から異常行動をする動物もいるのですね
ナマズの地震予知は、日本では江戸時代から有名なようで(参考)、昔から現代に至るまで、地震前の動物の異常行動は報告され続けてきたのです。
以上の報告例から、地震の前、動物は何らかの予兆を感知していると考えるのが自然だと思います。
◆ 地中や水中に生息する動物ほど、予知が早い

では、どのような動物が地震を予知できるのでしょうか?なにか、法則性はあるのでしょうか。
そこで、先の報告集から、よく報告されるなど信憑性の高いものに絞り、<体のサイズ順>や<進化史での登場順>に並べ替えました。
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しかし、法則性はなかなか見出せませんでした。
そこで、生息地別に動物を分類した表を作ってみました。
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これを見ると、地上に生息している動物よりも、地中や水中に生息している動物の方が早く異常行動をとる、という関係がありそうです。
おそらく、地下深くで地震の予兆があり、地中や水中の生物は、地上生物よりもその変化を感知できるため、予知行動が早いのだと考えられます。
だとすると、これらの動物たちが地震の予兆として感知しているのは、何なのか?

生息場所からみても、視覚情報ではないようです。むしろ、地中に生息している動物は、視覚ではない他の認識機能を発達させているからこそ、地震の前兆を敏感に感知できるのではないでしょうか?

逆に、地上で生活し、進化系統樹上でも最後の方に位置する、ヒトやウマなどのいわゆる高等動物は、ほとんど地震の予兆を感知できません。例えば、ウシやウマといった大型哺乳類でも、地震発生の直前に(おそらく初期微動を感じて)逃げることはあるようですが、「予知」とまでは言えなさそうです。
おそらく、これらの地上動物は、進化するにつれて外部環境の認識を視覚に特化させていき、それと引き換えに地震の予兆を感知できるような認識機能が退化していったのではないでしょうか?
◆ 地震を予知できる認識機能の解明

では、その地震予知を可能にする認識機能とは、一体何なのでしょうか!?

それを明らかにするには、地震を早い段階で予知できる動物が、どのように外部環境を認識しているのか(どのような認識機能に特化しているのか)を追求する必要があります。
その動物たちが感知しているものこそ、地震の予兆に他なりません。
そこで注目すべき動物は、地中or水中に生息し、1週間以上も前に地震の予知行動を取っている、イカ・ナマズ・ミミズ・ヘビ・モグラです。

次回は、これらの動物たちの認識機能の追求から、地震の予兆現象の解明に入っていきます。お楽しみに!

List    投稿者 kayama | 2011-10-08 | Posted in D05.自然災害の予知No Comments » 

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