2011-10-05
【気候シリーズ】雲ができるのはなんで?①~地表面でつくられる熱だまりから雲は生まれる~
▲「雲も人工で作れる?」 画像はこちらからお借りしました
先のノロノロ台風によって大きな被害がでましたが、直接的な水害、風害だけでなく、“雲”った日 が多いことだけでも、経済活動には大きな影響があります。それは日照不足による農産物の発育不良です。以下のニュースは今年の夏野菜の高騰を伝えていますが、日照も雨も農業には適度に必要なのですが、バランスを崩すと一気に悪影響がでます。→リンク
また雲は、太陽から降り注ぐ日射を地上に到着させる前に反射させる効果がありますので、寒冷化傾向をもたらします。勿論、雲の成分である水蒸気は熱を閉じ込める温室効果ガスでもありますが、その効果を白色化した雲の反射効果が上回るので、雲が1%増えると温度は1℃下がるといわれています。(丸山茂徳「今そこに迫る地球寒冷化」24頁)ケムトレイルは温暖化防止のために雲を増やすためにつくられたともいわれていますし、また地震にともなって雲が生じるということも言われます。
このように気候を左右する非常に重要な役割を雲は担っており、長期的な気象を考える上でも、短期的な気象予測をするにしてもあるいは気象操作という金貸したちの悪巧みを見抜く上でも非常に重要な存在です。
ということで雲ができるのはなんで?に迫ってみましょう。
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