人工物質が肉体を破壊してゆく その2 遺伝子組み替え食品の本質的な問題は何か?
みなさん、こんにちは 😮 。
前回に続いて、今回も遺伝子組み替え食品の問題性について迫ってみます 。
写真はこちらからおかりしました
普段、みなさんが目にするお店の豆腐や納豆には、「遺伝子組み替え大豆は使っていません」という表示が行われていますよね。
これは、遺伝子組み替え技術への不信感の現れですよね。食べることによって、直接人体に何らかの影響が出るとおもっているからです。
しかし、遺伝子組み替え作物の背後には、さらに自然界そのものを脅かす重大な問題 が存在しているのです。
今回は、その問題の本質に迫る投稿を紹介します 。
続きの前にいつもの応援ぽちっとお願いします 。
『遺伝子組み替え食品の問題性 3』 るいネットより引用
①他の植物に拡散する遺伝子組み替え植物
そしてこの『生きている状態』の遺伝子組み替え作物の一つのナタネが、周りの雑草と自然交配して、除草剤に強い雑草ができてしまいました。また、日照りに強い耐干性ナタネを開発しましたが、花粉が飛んでいって水辺に生息しているブラシカという雑草と交配し、干ばつ耐性がついたブラシカは湿地帯から水のない所に移動してしまい、生態系がすっかり変わってしまった、という遺伝子汚染の実例がうまれています。
②自ら増殖することにより他の植物を駆逐して拡がっていく遺伝子組み替え植物
<中略>農薬は日に日に希釈され害は少なくなっていきます。<中略>ところが、組み換え植物や微生物の場合、自己増殖を繰り返し、占有をどんどん広めていってしまうという、一般物質と逆の広がりを示します。
③長い時間をかけて、環境との相互作用の中で適応進化してきた生物
したがって、深刻な害をもたらす組み換え生物が一度野に放たれると、その被害は限りなく広がってしまう可能性が十分にあります。まして、組換え作物は、気の遠く程なるほどかけて自然のなかで適応してきた別系統の、生物の適応性の高い部分のみを集めて作った生物ですから、より適応度が高いのは当然です。
④環境の相互作用を無視し、進化の時間を無視した生命を野に放つ危険性
生物は環境に適応してきました、というよりも環境との相互作用の中で生かされてきたのだと思います。それも、きわめてゆっくりとした時間の中で。遺伝子組み替え作物は、生物進化の前提条件である環境との相互作用を無視し、進化の時間を無視した生命を、医薬品生産のような閉じた実験室ではなく、完全にひらかれた自然界に放つことになるのです。
作物そのものの有害.無害が今の科学では予測不十分である以上、新たな生命を自然界に送り出すことはきわめて危険なのではないかと思っています。
本来、 自然界 に存在しないはずの完璧な生物(過剰に適応能力を高められた生物)の存在は、生命の相互作用の中で、バランスしてきた自然界を破壊していってしまいます 👿 。
人工的につくられた新たな種は、有害になりうる可能性を常に持っています。予測不十分な生命を自然界に送り出す危険 があるのです。
問題の本質は、食の安全性にとどまらない、市場拡大に歪められた、自然の摂理の破壊にあるのですね 😮 。
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2009/10/598.html/trackback