2012-12-25

【太陽系を出たと思ったらまだ太陽系だった!?】科学を身近に☆NewStream

旬の話題から自然の摂理が学べる!科学を身近に☆NewStreamです。
地球から打ち上げられたボイジャー1号がまもなく太陽系の果てに到達するというニュースが世の中をワクワクさせました((o(´∀`)o))
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そして、12月3日にNASAは以下の発表をしました。
CNN NEWS

(CNN)米航空宇宙局(NASA)は3日、1977年に打ち上げられた無人探査機「ボイジャー1号」が、太陽系の果てに近い新たな領域に到達したと発表した。
ボイジャーは現在、太陽から約180億キロの距離にあって、NASAのこれまでの説明によれば、間もなく太陽系の果てに到達するはずだった。
しかし磁力線の方向が変わっていないことから、NASAではボイジャーがまだ太陽系内にいると判断した。星間空間に到達すれば、磁力線の方向が変わると予想している。今回到達した領域は、太陽系の磁気粒子と、太陽系外の星間空間の磁気粒子が合流する地点とみられる。

太陽系を抜け出すと思われていた位置に達しても太陽からの磁力線は変わらずボイジャーに届いていたということです(; ・`д・´)

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現在、ボイジャー1号は地球から180億キロの位置におり、これは冥王星の平均軌道半径の3倍以上の距離になり、ボイジャーは既に太陽の干渉を受けないギリギリの位置にいるということがわかっています。
ボイジャー1号 太陽系の果て 到着?より引用~

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あと数カ月から数年で太陽系の果てに到達するとの見通しを示した。
問題となるのは「太陽系」の定義。
太陽系の中心には太陽があって、
その周辺は太陽の重力場が支配している領域。
太陽から108億kmも離れていれば、太陽重力の影響はほとんど無い。
太陽から出される磁気粒子が、他の太陽から放出される磁気粒子と混じって、
観測されなくなった時点を太陽系の果てとするのだ。
果てしない「果て」…
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今回太陽系の果てに近い空間に達したボイジャー1号には、
金色の円盤が搭載されている。
これは「地球の音」(The sounds of Earth)と名付けられたレコード。
地球上の様々な音や音楽のほか、
55種類の言語による挨拶や様々な科学情報の写真・イラストなどが収録。
これからボイジャーが太陽系を離れて他の恒星系へと向かったときに、
他の恒星系の惑星に住むと思われる地球外知的生命体に
発見されることを期待したレコード。

ボイジャー1号はまもなく太陽の干渉を受けない太陽系外の位置に届くと思われています。
その先で、もしかすると宇宙人に遭うことが出来るかもしれません♪
その時にボイジャーに乗せられたこのレコードが届けば良いですね☆
また、このレコードについてはこんな話もあります
宇宙人との交流を持とうとこのレコードを乗せることになったのですが、その時に以下のようなやり取りがありました。
「異星人に侵略されるから地球の場所を教えてはいけない(;´∀`)」とNASAでは賛否両論だったようです。。
しかし、これを乗せる計画を立てたカール・セーガン博士は「宇宙旅行が出来るまで文明が進歩した異星人なら平和民族だ。野蛮な種族なら超高度文明に発展する前に、戦争や環境破壊で『自滅』しているからね」と説得し、押し切ったようです(*´∀`*)
地球の環境破壊が叫ばれる現代。
人間がこの「野蛮な種族」にならないように心がけていきたいものです。

List    投稿者 sima-t | 2012-12-25 | Posted in W.科学NewStreamNo Comments » 

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