【映像授業は学習効果が低いことが明らかに】科学を身近に☆NewStream
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最近の教育現場では、ipadや様々な映像を使った授業などが主流になってきています。
しかし、この度、映像(テレビ)による授業の学習効果は、本来のライブ(対面)授業での学習効果よりも低いことが科学的に明らかになったそうです!
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以下、財経新聞(http://www.zaikei.co.jp/article/20140805/207619.html)より引用。
上越教育大、テレビによる学習効果はライブの学習よりも低いことを明らかに
上越教育大学の森口佑介准教授らによる研究グループは、ライブによる学習と比べてテレビの学習は運動関連領野の活動が弱いことを明らかにした。
子供は3歳以下ではテレビから十分に学習できず、4~5歳からテレビの他者から学習できるようになることが分かっているが、ライブでの学習と比べて違いがあるかどうかについては不明であった。
今回の研究では、5~6歳の幼児15名と成人15名にカード分けゲームを実施してもらった。その結果、成人はテレビとライブで運動関連領野の酸化ヘモグロビン量が増加したものの、幼児はテレビでは参加ベモグロビン量が増加しなかった。これは、幼児がテレビから学習する場合は、他者認識と関連する運動関連領野が活性化していないことを示しており、ライブの他者とテレビの他者から等しく学習できる幼児でも、その学習プロセスや脳内機序は異なることを示唆している。
最近の映像を主流にした教育に危機感を感じている人は多くいます。
このような状況を打開すべく、自ら考え追求力を磨く授業「自考型授業」や、生徒が相手に講義すること授業「反転授業」、子育ての場面では、テレビなどの映像により、何も考えられない子供が育つことに危機感を感じ、一切の映像テクノロジーを排した「完全ローテク育児」など、新しい授業のあり方をどんどん生み出されています。
教育最先端『自考型教育』① ~教える教育は終わった!「教える→分かったつもり→追求停止」の悪循環~
テレビ・iPhone・iPadなどのテクノロジーとの接点を無くした「完全ローテク育児」
今後は上記のような、自ら考え、教えあい、手を動かすといった学び合いの教育が広がっていきそうです!
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