2013-12-18

【人間は真っ暗闇でも「見る」ことが出来る!?】科学を身近に☆NewStream

旬の話題から自然の摂理が学べる!科学を身近に☆NewStreamです。
科学ニュースを紹介します。
bronnen-kant.jpg
(画像はこちらからお借りしました)
一般的に何かを「見る」ことは明るい場所でしかできないが、本来人間も暗闇でも「見る」ことができるという記事です。

完全な真っ暗闇の場所を探して、そこでゆっくりと自分の顔の前で手を左右に動かしてみる。あなたには何が見えるだろうか?
この答えは、これまでの考え方では「真っ暗闇では何も見えない」というイメージを持つのではないだろうか。
しかし、コンピュータで視線を追跡する装置(アイ・トラッキング・システム)を用いての最新の研究では、少なくとも全体の 50パーセントの人は、まったく完全な真っ暗闇の中で、自分の手のひらの動きを正確に眼球で追随できるということがわかったのだ。
ほぼすべての人間が「完全な真っ暗闇の中で物を見ることができる」という米国の大学が突き止めた驚異の事実より引用

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引用続き

今回の調査チームの主任者として実験を主導したロチェスター大学の脳と認知科学が専門のデュジェ・タディン( Duje Tadin )教授は、以下のように言う。
「完全な真っ暗闇の中で物が見える? そんなことはこれまでの視界に関する自然科学ではあり得ないことなんです。そんなことは起こらないことなのです」
「しかし、今回の研究では、私たち自身が自分の動きを察知することについて、光のシグナルが完全にない状態でも、自分の手の動きを通じ、脳内で実際の視覚認識を作り出すことができ、視覚信号を送信することを示したのです」
今回の実験は5つの異なる実験を 129人の被験者を通しておこなわれた。
研究者たちはこの「完全な暗闇の中で見ることができる」という不気味ともいえる能力について、それが示しているものは、私たちの脳が自らの認識を生み出す際に、別の感覚からの情報を組み合わせているという可能性だと考えている。
この能力はまた、「私たちは視界というものを通常は目で認識していることと考えているが、それと非常によく似た機能が脳にあるということなのです」と、バンダービルト大学の心理学の専門家であるケビン・ディーター(Kevin Dieter)教授は述べる。
これまで、光のない洞窟の内部などを探検した人々が、光のない空間で自分の手の動きを見ることができたというようなことを主張する「スペランカーの錯覚」と呼ばれる体験談が伝えられることがあったが、これまでこれらは一般的に幻覚だと考えられていたが、今回の研究成果はこうした体験談は幻覚をみたものではなかったことを示すものとなるかもしれない。
ディーター教授は、この完全な暗闇で自分の動きを見ることができるという能力については、「ほとんどの人が学習できるものだと思われます」と結論づけている。

光を感知しているのは目だけではないということがいえそうです。
では、どこで光を感知しているのでしょうか?

メキシコの目のない魚が光を感知する方より引用
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メキシコの淡水に住む熱帯淡水魚には2つの種族に属するものがいる。
ひとつは、陸地の川に住んでいる目を持つ種類。もうひとつは、洞窟の中に住んでいるもので、こちらの種類は目を持たない。
この目のないメキシコの淡水魚は、眼原基(目の前段階のもの)自体は、胚として成長するが、その眼原基は幼生の時にウロコで覆われることにより退化してしまうために、器官としての目にはならない。そのため、彼らは目を持っていない。
これまで、目を持たないこの魚は光を感じ取ることはできないと思われてきたが、メリーランド大学の研究者たちが2008年に「ジャーナル・オブ・エクスペリメンタル・バイオロジー」紙に発表した研究論文によれば、「別の方法で見ている」ことが明らかとなった。
この魚の目は機能していないが、脳の中央近くにある松ぼっくりの形をした内分泌腺の「松果体」で光を検出していることがわかったのだ。松果体は皮膚の奥深くにある器官であるにも関わらず、この器官で光を感知できているという。
この松果体は、いくつかの脊椎動物では「第3の目」としての器官として知られているという。
実験は、メキシコ・パチョン地区の洞窟魚とティナジャ地区の洞窟魚、そして陸地の川に住むそれぞれの集団が実験に使用された。実験は、陸地の川の魚と洞窟の両方の魚の幼生に、プラスチックで仕切った空間の中で、3分間、光を当てた。その後、光を遮って、水面に泳いで上ってくる魚の数を数えた。この影に対しての反応は、若い幼生の魚が、水面に浮かびながら物陰に隠れて捕食者から逃れるための行動だという。
この実験は7日間のあいだ、一日に一度繰り返し行われた。
受精後 1.5日後には 60から 70パーセントの洞窟に住む魚たちが、この影への反応を見せた。陸地に住む魚では、約 50パーセントがこの反応を見せた。
そして、興味深いことに、ティナジャ地区の洞窟に住む目を持たない魚は、陸地の川に住む目を持つ魚よりも多く影に対しての反応を見せた。この結果は、光を感じる能力は目を持つ表面魚と目を持たない洞窟魚の両方に存在していることを示す。
幼魚が何を頼りにして影を感じることができるのかを突き止めるために、研究者たちは、魚の松果体、片眼、あるいは両方の眼を取りのぞいて実験を続けた。両眼を取り除かれた陸地の魚と洞窟の魚は両方が従来と同様の振舞いを示したが、松果体が取り除かれた魚では、約10パーセントの魚しか影への反応をしなかった。
研究者たちは、松果体が影への反応行動の重要な要素であるとした。そして、松果体だけで光を検知できているわけではなく、松果腺とそれに反応する運動系との神経連絡システムが存在すると結論づけた。

【ポイント】
人間は真っ暗闇でも「見る」ことができる
目を持たない洞窟魚と目を持つ陸地魚のそれぞれについて、光に対する反応を調べた。
  目を持たない洞窟魚の方が光に対する反応行動は敏感。
  陸地魚から両目を取り除いても、光に対する反応行動は変わらないが、
  松果体を取り除くとその反応率は大きく低下する。
光の検知は、松果体に加え松果腺が複合して行っている。

松果体は人間にも備わっていて、「第三の目」とも言われていますが詳細な機能については未解明な部分も多いといわれています。しかし、魚にも光を感知する機能があるなら、人間においても同様の機能があるといえるのではないでしょうか。今後の追加研究に期待ですね。
【参考記事】
こんなにスゴイ自然治癒力☆+゜~「気」は波動である:松果体と右脳の働き~
君もシャーマンになれるシリーズ22~松果体がシャーマン能力を開花させる「鍵」か?~
人間の秘められた能力-3~超能力者と松果体~松果体は右脳の働きを増大させる!

List    投稿者 mineral | 2013-12-18 | Posted in W.科学NewStreamNo Comments » 

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