2013-11-01

【教師は進行性言語障害にかかりやすい!?】科学を身近に☆NewStream

旬の話題から自然の摂理が学べる!科学を身近に☆NewStreamです。
科学ニュースを紹介します。

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言葉を使って相手に教えることを生業とする「教師」という職業ですが、なんと『教師という職業は将来言語障害になりやすい!?』ということがわかったそうです!

以下、科学ニュースの森より引用します。

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◆教師は進行性言語障害にかかりやすいことが判明

言語障害は、コミュニケーション能力の欠如・減退から診断され、患者は文章を作るのに適切な単語が出てこず、一つの単語を何度も使うようになる。また正確な発音ができない人々も存在する。言語障害は、記憶力の減退をともなうアルツハイマー型認知症と同じものではないが、進行性のものは同様に神経変性疾患であり発症後8~10年で死にいたる。

この度メイヨー・クリニックのKeith Josephs博士らによって、教師はアルツハイマー病に比べて進行性言語障害に3.5倍かかりやすいことが分かった。

Josephs博士らは、進行性言語障害の患者100人について調べたところ、教師がその多くを占めていることに気がついた。その後、メイヨー・ クリニック老化研究から400人以上のアルツハイマー病患者を調べたところ、言語障害で教師の占める割合(22%)はアルツハイマー病で占める割合(8%)に比べて極めて高いことが判明した。また他の分け方ではこのような差は現れなかった。

2008年にも言語障害を患った人々には教師が多いという報告がされていたため、今回の調査結果はこの報告を裏付けるものとなった。 Josephs博士によると、教師は毎日コミュニケーションを取ることが仕事であり、過酷な環境によって言語障害が進行しやすくなっているのではないかと いう。今後は言語障害のリスクを向上させる要因特定のため、教師に絞って研究を進めていくとよいだろう。

論文中では言語障害に成る原因を”教師という職業は、コミュニケーションが多く過酷な環境”だからとしていますが、私は違う見解を持っています。
むしろ、現代の教師とは本当に生徒達とコミュニケーションがとれているのでしょうか?
教える対象を見ることなく、一方的に言葉だけを操り、中身の無いやりとりだけになっているのではないでしょうか?
ですから中身の無い言葉だけを一方的に投げつけることに従事するが故に、逆に言葉の障害が生まれてしまうのではないか?
現代の教師は、現場で本来のコミュニケーションがとれていないのではないかと私は思います。

うつ病になる教師が増えている昨今、本来の「人と人とのやりとり」、「相手に教える」とは何かを忘れてはいませんか・・・?


【ポイント】
・言語障害は、コミュニケーション能力の欠如・減退から生まれる
・進行性言語障害の患者100人について調べたところ、教師がその多くを占めている
・現代の教師は、現場で本来のコミュニケーションをとっていないのではないか?

※参考投稿
社会人でない先生
社会と学校教育①(問題と限界)
社会と学校教育②(現状と可能性)

List    投稿者 tutinori | 2013-11-01 | Posted in W.科学NewStreamNo Comments » 

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