【木材が秘める人体へのプラス効果☆】科学を身近に☆NewStream
旬の話題から自然の摂理が学べる!科学を身近に☆NewStreamです。
科学ニュースを紹介します。
画像は、こちらからお借りしました。
以前、「コンクリート・ストレス◆コンクリート建築は病気・精神破壊・早死の元!?」という記事をご紹介しました。
コンクリート建築は、
コンクリート製巣箱で、生まれたマウスを100匹育てたとして7匹しか生き残れなかった。
これは明らかにコンクリート・ストレスである。その原因のひとつは輻射熱の問題。
鉄筋コンクリート造校舎のインフルエンザによる学級閉鎖率は、木造校舎の約2倍
「鉄筋コンクリート造集合住宅の住人は9年早く死ぬ」というデータ。
という様々な弊害がありそうだということが分かってきました。
その一方で、木材は人体に対してたくさんの優れた効果があるようです
マンション生活でも取り組むことができる内容もあるので、ぜひ効果を理解して取り組んでいきたいですね
続きを読む前に、応援クリックよろしくお願いします。
「木の情報発信基地」より紹介
内装に用いるべき材料の基本は何かを考えれば、自ずとそれは木を中心とする自然素材であることは言うまでもないはずです。逆論的に考えれば、コンクリートや化学的製品・材料が持つ有害性を持たず、それを排除、吸収してしまうものであるべきことになります。
そこで、木を中心とする自然素材を考えると、無機資材の弊害を見事に乗り越えた特性を持っていることがわかります。
①木は生きて呼吸し、温度や湿度の調整機能を持っています。
外気にかかわらず一定の温度を保とうとしているからで、人間の生理に心地よさをもたらします。湿度も55~60%の湿度を保つように吸排出して室内環境を整えてくれます。②足などの膚と接しても、体温を奪い取ることが少なく、高い断熱性を持っています。
③電磁波や短い波長の光線・音を吸収して、脳や神経細胞を刺激する害を防ぎます。
逆に、マイナスイオンを放散して快適な室内づくりの立役者となります。木など自然素材は、不健康になる物質を一切放散しないどころか、有害なものを吸収し、環境を整え、健康を育てる働きを強く持っています。④木は、木材として使用されている間に、自らの含水率を調整して最適な状態をつくり樹脂を全体に含浸させるなどで材力を成長させます。
太い材では特に顕著で、スギでは1000年前後、ヒノキでは1500年以上の寿命を持ちますし、板類でも100年以上、ツキ板貼りの化粧合板でも数10年は十分に長持ちします。
塩ビシートのように10年程で色褪せ、劣化することはないのですから、耐用年数においても極めて優れた材料であることがわかります。⑤このほかに木材は、香りを放散することで防虫効果を生んだり、心地よさを与えてくれたりしますし、材色のおだやかさや触感の懐かしさなど、すべての働きを通して情操を育ててくれます。
ここにコンクリートにはない文化を生む力があるのです。●内装に木材と自然素材を積極的に使うためには?
求められるのは、木、土、紙など自然の内装材料と炭などの調湿・マイナスイオン材です。
①木の使用については、室内全面の方がより良いのですが、視覚バランスが言われれば少なくとも腰板には木を使うことだと思います。ムク使用が主流ですが、意匠性が欲しいところはツキ板貼りの化粧合板が適しています。②炭は、埋炭・敷炭だけでなく、粉末の炭を壁の中に混ぜたり、腰板の裏に入れたりする方法や、炭粉入りの紙などの使い方もあります。液状の炭を塗るのも効果的です。室内には、植物や備長炭、竹炭などをオブジェとして置くなどして、健康を育てる室内空間づくりがますます重要です。
また、こちらのページでは、「ヒノキの効用」について書かれています。ヒノキは、耐久に優れているだけでなく、精神安定効果、殺菌殺虫効果も、とても優れているようです。詳しく効果が掲載されていますので、ぜひご一読ください。
さらに、木材を取り入れることに加え、日本の伝統的な生活のあり方によって健康が改善された事例もあるようです。
「自然の摂理に沿う伝統的な日本の住宅建材と生活のあり方が健康の素です。」より紹介
私は嘗て、酷いインフルエンザが引き金になり喘息の症状で10年余も苦しんだ時期があった。一念発起して住宅の改造に乗り出しました。要は冷房無しで生活(寝られる)できる環境を作り出すことを実現したかったのです。
風道にトコトン拘り、今時なので防犯には配慮したが、自然の摂理に沿う通風を追及しました。鬼門側から南面まで狭いながらも外は南天や葉の分厚い柿ノ木で蔽い尽くし、相対的に低い温度の地表から風を招き入れる様に改造をしました。内装の壁は漆喰にして天井は杉板に、カーテンは障子に替えて床は天然木に、畳の床も発砲スチロールから藁床にしました。
要は日本人の伝統的な生活習慣への回帰を、出来る限り追及しました。夏はヨシヅで日射を和らげ、簾を通して風を招きいれ、御簾で目線を遮って、板の間に茣蓙の生活が日本人の住まい方なのです。
この様にして私の完全治癒を診た。自然の摂理に委ねた伝統的な日本の住まい方や生活の仕方が健康の素であることを実感しています。
いかがでしょうか?
このように、内装材や家具、芳香剤など、最近、木材の良さを活かしたものもたくさん生まれています。木材の効用、そして伝統的な日本人の生活から学び、生活の中に潤いを見つけていきましょう。
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2013/11/1413.html/trackback