2012-02-21

【ポリウレタンを炭素に分解するキノコを発見】科学を身近に☆NewStream

みなさん、こんばんは☆
 
旬の話題から自然の摂理が学べる!科学を身近に☆NewStreamです。
毎週火曜日に、注目の科学ニュースを紹介します。
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普段生活していると、ゴミって大量に出てきますよね。こんなにたくさんゴミを出してたら、循環ってできてるのかな?と気になることもあります。そんな中、私達がよく消費する加工品を、自然に還す可能性のある発見がなされたようです。
ポリウレタンを炭素に分解するキノコを発見

イエール大学探検隊は、アマゾンにて毎年菌類や植物を採取し研究するという課外授業を行っているが、2008年に学生がグアバの木の一種から採取したキノコにポリウレタンを炭素に分解するキノコがあったことが判明した。
このキノコの学名は「Pestalotiopsis microspora(ペスタロチオプシスミクロスポラ)」。ポリウレタンは、ウレタンフォームや人工皮革、クッション材、塗料、接着剤などに使用されている我々の生活になじみの深いもの。プラスティック系のゴミ処理問題はコストもかかる上、環境的にも問題視されていたが、もしかしたらこのキノコが埋立地などでプラスティックを分解し、土に還してくれるかもと期待されている。(2/6 カラパイア)

【ポイント】
市場拡大によって、作ることと使うことが結ばれなくなっている。使うためならば、実際にその後のゴミの問題まで意識して作られる。だが儲けのためならば、売れればよいので、ゴミ問題は深刻化し続ける。つまり、元凶の市場拡大を止め、作ると使うを結んであげれば良い。

(参考記事)
環境問題が解決しないのは、何で? 自然の摂理を解き明かすことこそが突破口!(るいネット)
日刊NewStream(路上で発信 なんで屋)

List    投稿者 kayama | 2012-02-21 | Posted in W.科学NewStreamNo Comments » 

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