2008-07-12

「くすり」って、なんだろう?・・・Part1

るいネットにこんな記事「くすりは善玉?悪玉?」がありました。

○○は良薬で××は毒というわけではありません。すべての薬は「毒」にも「くすり」にもなります。
(中略)
くすりとは何なのか、マスコミに惑わされず事実を知りたい。専門家任せにせずもう少し薬のことを知ってくすりと付き合いたいというのが、多くの人に共通する思いではないでしょうか?

ka1.jpg
そこで
あまり専門的にならない範囲で、くすりについて調べてみることにしました。
はたして
くすりとは「病気を治すもの」なんでしょうか?
医者はなぜ多種多様のくすりを処方し続けるのでしょうか?
「副作用」のないくすりはできないのでしょうか?

辞書を引いてみると「くすり=化学物質」となっていました。うーむ。
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「くすり」の世界って学問としてはすごく専門的な領域で、一般人はちょっと立ち入り難いというか、「見ちゃダメ」という不可侵領域のムードすら漂わせている。だからその中身はほとんど知らず(知らされず)、製品になったものだけ医者や薬剤師の言うがまま、あるいはテレビCMにノセられて、日々摂取しています。
日本人はくすり好きなんだそうです。でも、多くの人はくすりについてほとんど知識を持たず、「飲めば治る」と信じて服用しています。私もこれまでくすりって何なのか、考えたことが一度もありません。
生活のなかで当たり前に依存しているけど、もう少しくすりのことを知った上でお世話になったほうがいいんじゃないでしょうかね。
だから
「くすりって何?」
まずはくすりの世界の変遷から見てみます。
太古の昔から人々は自然界にある物質の薬効を発見し、生活に取り入れてきました。
ですが近代医薬の歴史は意外に短くて、1817年に発表された「モルヒネの発見」がその端緒だそうです。
その後の医薬史上の大きな出来事を並べてみると、

1.モルヒネの発見  (1817年発表)
2.合成薬(アスピリン)の開発  (1899年商品化)
3.抗生物質(ペニシリン)の発見  (1928年)
4.ステロイドの登場  (1934年抽出、1948年薬剤利用)
これらの偉業のたびに医療のあり方が変化し、医薬業界は飛躍的発展をしてきた。

【参考:「薬を知りたい-創薬プロジェクトの現場から-」中島祥吉著】
医療の世界でこれらは大事件だったようです。
さて、これら4種の「くすり」はいったいナニモノなのでしょう?
詳細は後稿にご期待ください。

List    投稿者 finalcut | 2008-07-12 | Posted in N04.人工物質ってどうなん?17 Comments » 

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コメント17件

 かっし~ | 2008.11.27 23:40

私も今、この本を読み中ですが、今まで見えてこなかった、支配者層の思考が見えてきて、オススメです☆
支配の背後には、『一部の優秀な人々(=今の支配者層)が、世界を支配する』が正とする思想が、今の、言われている様々なこと(環境問題とか人口抑制論)の背景にはあったんですね。
そこがつかめると、この地平で考えようとしても、永久に答えは見えてこないのだと思いました。

 systema | 2008.11.27 23:50

 環境問題は、今までにもいろんな問題が提起されてきました(環境ホルモン、ダイオキシン、オゾンホール、CO2等)。そして、マスコミで騒がれ、政府や企業が環境対策を講じてそれに関連する商品が売れ、一巡するといつのまにか誰もそのことに関心も持たなくなっていく。
 最近ではCO2が全盛の感がありますが、これも市場が一定成長した後に成熟に向かえば鎮静化してくるように思います。そもそも、何の為の運動だったのか、その成果は上がっているのかなどの検証はあまり取上げられたりしないように思います。一度、今までの全運動を振り返ってみれば現在進行形の環境問題を見る目も変わるかもしれませんね。この後の展開も期待しています。

 satie | 2008.11.28 0:05

レスターブラウン…
聞き覚えのあるかっこいい名前。
!!
プランBのレスターブラウンですね!
水汚染について調べてた時に何度か遭遇しました(笑)
彼の主張がことごとく間違っていたとは。。

 ヘンプヒルズ | 2008.11.28 0:10

環境運動は、文明・市場拡大に対しアンチ(反)のエネルギーで広がった。それが、現在はCO2市場に見られるように市場維持のための正当化観念として取り入れられている。
市場(正)+環境(反)⇒環境市場
これなどヘーゲル的止揚論のねじ曲げだ。
このようにいかようにも変えれるのは、始めから環境運動を支える思想が倒錯もしくは欺瞞だからだろう。
このシリーズで、環境運動を支える思想の実態があきらかになることを期待しています。

 ういろう | 2008.11.28 0:20

環境や、環境問題に必ずついてまわる人口問題は、いかにも現象としてはっきりした問題のように言われ、ついそうかと思ってしまいます。
しかし、近年取りざたされているCO2問題など、どうも環境市場を拡大する為に無理無理取り上げているとしか思えない環境問題などを見ていると、問題として採り上げる背景にある価値観や、実体的な問題や対策の効果に非常に違和感を感じます。
>このような迷路から抜け出すためにも、ここ20から30年の環境運動の体制・思想・実態効果の総括が必要なのだと思う。
このあたりの追求楽しみにしています。

 y.suzuki | 2008.11.28 12:51

 成長の限界(ローマクラブ)に対するいかがわしさもなんとなくこういう背景があったからなんでしょうね。
 この本と、統計学者のビョルン・ボルグ氏の客観的なデータの裏づけをした「地球と一緒に頭も冷やせ」という本などと併せて読んでプロパガンダの実態をはっきりさせていきたいですよね。

 エコ活動で楽しくエコライフ | 2008.11.28 15:03

はじめまして。素敵なブログですね。同じエコ情報を扱うブログとして相互リンクしませんか?SEOの観点からしても効果があると思います。メッセージからご連絡ください。
ご検討いただければ幸いです。宜しくお願いします。
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 sinsin | 2008.11.29 22:40

かっし~さん、コメントありがとうございます。
>私も今、この本を読み中ですが、今まで見えてこなかった、支配者層の思考が見えてきて、オススメです☆
読み終わったら、気づきなどを入れていただければありがたいです。

 sinsin | 2008.11.29 23:13

systemaさん
>そもそも、何の為の運動だったのか、その成果は上がっているのかなどの検証はあまり取上げられたりしないように思います。一度、今までの全運動を振り返ってみれば現在進行形の環境問題を見る目も変わるかもしれませんね。この後の展開も期待しています。
ありがとうございます。今まで、そのことが問われなかったことへの違和感が、すごくあります。少しずつ調べていきます。

 sinsin | 2008.11.29 23:33

satieさん
>彼の主張がことごとく間違っていたとは。。
これは今から詳しく調べますが、もしあんな有名人の流す情報が違っていたら大変ですね。

 sinsin | 2008.11.29 23:41

ヘンプヒルズさん
>このようにいかようにも変えれるのは、始めから環境運動を支える思想が倒錯もしくは欺瞞だからだろう。
このシリーズで、環境運動を支える思想の実態があきらかになることを期待しています。
まず国連関係団体の発する『権利』と言う概念を使った思想の押し付けの影響あたりから、考えていきたいと思います。
 

 sinsin | 2008.11.29 23:46

ういろう さん
>しかし、近年取りざたされているCO2問題など、どうも環境市場を拡大する為に無理無理取り上げているとしか思えない環境問題などを見ていると、問題として採り上げる背景にある価値観や、実体的な問題や対策の効果に非常に違和感を感じます。
全く同感です。
>>このような迷路から抜け出すためにも、ここ20から30年の環境運動の体制・思想・実態効果の総括が必要なのだと思う。
>このあたりの追求楽しみにしています。
順次追求していきます。お楽しみに。

 sinsin | 2008.11.29 23:49

y.suzuki さん
>成長の限界(ローマクラブ)に対するいかがわしさもなんとなくこういう背景があったからなんでしょうね。
> この本と、統計学者のビョルン・ボルグ氏の客観的なデータの裏づけをした「地球と一緒に頭も冷やせ」という本などと併せて読んでプロパガンダの実態をはっきりさせていきたいですよね。
そうですね、頭冷やさないと!

 sinsin | 2008.11.29 23:56

エコ活動で楽しくエコライフ さん
>はじめまして。素敵なブログですね。
ありがとうございます。
ブログ、こんどゆっくり読ませていただきます。

 yutakarlson | 2008.12.03 13:46

■温暖化防止会議、「化石賞」は開催国ポーランドに-日本にとって無礼千万、日本を愚弄する最低の詐欺集団会議、日本は参加すべきでない!!
こんにちは。地球温暖化二酸化炭素説、全くの嘘っぱちです。この説に基づいて行われる温暖化防止会議などに参加することは詐欺集団の謀(はかりごと)に共謀するようなものです。日本は、一刻も早く脱退すべきです。それにしても、最近のヨーロッパ(勿論全部ではなく一部という意味です)は卑しくなりましたね。金になることはなんでもやる。サブプライムローンはやる、それにあきたらず、二酸化炭素排出権取引などというサブプライムローンよりも、悪質な金融デリバティブもやろうとしています。このような連中とつきあっていれば、日本の品格が落ちます、日本もお金をむしりとられることになります。アメリカは最初から参加していなくて、大正解だと思います。もう、何にもならないことはやめるべきです。本当に人類の役に立つことをすべきだと思います。詳細は、是非私のブログをご覧になってください。

 自然の摂理から環境を考える | 2008.12.14 22:45

「沈黙の春」レイチェルカーソン著 の隠れた意図

 金融破綻を契機として、国際金融資本家たちの実態が暴かれつつある今、sinsi…

 ロレックス コピー | 2011.12.24 16:18

新年の楽しみ!文章をどうもありがとう!

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