2012-11-24

「がん」を考える3~癌治療は市場拡大のためにあった!?

◇◇◇豊かになると病気が増える?
「がん」をめぐる3回目です。今回はその費用、医療費に焦点を当ててみます。
下のグラフは国民医療費(=国全体の治療費の変遷、個人が医療機関と薬局に支払った金額及び保険で支払われた金額の合計)の推移です。
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見て判るように、ずっと増え続けています。
この増加グラフと見事に一致するグラフがあるんです。何でしょうか?

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実は、日本の借金増加グラフです。
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 ピンクの部分を見て下さい、医療費の増加カーブとピッタリ一致しますね。
医療費は昭和45年(70年)以降、急激に増えて行きます。そして、日本の借金も同様に増えていきます。
 つまり、日本社会の豊かさ実現(=貧困の消滅)以降、国内消費だけでは経済成長出来なくなり、経済へのカンフル剤として税金を市場に投入し、その分だけ成長して行く訳ですが、その投入先の一つとして医療費があったわけです。
つまり、豊かになると病気が増えるのです。
 
◇◇◇医療費の増加と癌治療費
 医療費は平成21年度実績で約36兆円。非常に大きな市場です。
では、医療費の中の癌治療費が占める割合はどうでしょう?
 
 平成21年度国民医療費全体の中では約9%ほどを占めています。この国民医療費には歯科治療や薬局調剤医療費も含まれますから、一般診療医療費の中では平成21年度実績で約13%となっています。
 
以下は平成21年より前の15年間の国民医療費と新生物(つまり癌)医療費の金額です。
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 その金額は21年度で3兆3993億円。これも大きな金額です。
そして、年々増加しています。
15年間の平均値で見ると、国民医療費全体が年2.18%の増加であるのに対し、癌関連の医療費は2.87%。
 バラツキはありますが、2000年を超えたあたりから一般医療費の上昇率を上回り、ここ10年の上昇率は一般医療費の1.57%に対し癌治療2.81%です。2000年と言えばバブル崩壊から不況を経て、一旦の景気回復期に入る直前です。医療費の増強が市場を維持させる大きな政策の一部だとすれば、癌治療がその手段として浮かび上がったということでしょう。つまり、国費を使わなければ行けない→癌治療関連なら文句は出ない、というわけでしょう。
 
◇◇◇癌治療費はなぜ高い?
 癌の治療費は高価であるのが常識のようです。
高度先進医療というのがあります。医療保険の効かない高度な医療です。
この中で、癌治療が占める割合は約9割、ほとんどが癌治療です。つまり、医療費負担額は高額になります。
 実は、前出の国民医療費中には、この高度先進医療は入っていません。21年度実績で107.4億円となっています。一般医療費と合わせると3兆4千億円超えになります。
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図は

https://aspara.asahi.com/column/cancer-taisaku/entry/bWckZmdEzm からお借りしました

 薬剤費1回54万円!恐ろしくなる金額です。「がん保険」が流行るのもうなずけます。
高度先進医療には放射線療法と化学療法がありますが、どちらも非常に単価が高いのです。
 しかし、前回「がん」を考える2~三大療法の罠:「抗がん剤」「手術」「放射線」は発がんリスクを高める~→◆ 抗がん剤は、増がん剤! で見たように、治療の効果はほとんど期待出来ない状況です。
 
 なぜ、効果の低い、高い金額の治療法がまかり通るのか?
先に見たように、癌を無くすより、市場を拡大するために政策がとられているように見えます。
 
◇◇◇皆の期待につけ込んだ癌医療
 もし、真っ当に癌を治癒するとしたらどうなるか?
世の中には、多くの代替治療が提案されています。アメリカでは従来の癌治療から代替治療に転換し、癌が減少しています。
 しかし、その治療の多くは食事療法を主とした、生活習慣を改善するような治療法です。現在の厚労省が管轄する近代医療とは異なり、コストがかかりません。市場の拡大には寄与しません。
 
 癌は死に至る病と皆に認識されています。故に患者や家族は、藁をもつかむ想いで病院へ行くのですし、治らず死に至っても文句を言わないのです。その期待、弱みにつけ込んで市場拡大=税金のバラマキのために治らない癌治療が行われているようなものです。
 怒りを覚えませんか?どこか狂っています。
 
 この、バラマキ税金で儲けている奴らが居るはずです。大きな市場があり、大きな利権が発生しているのは間違い有りません。その利権を固める構造があるはずです。
 
 次回はそのあたりを見て行きます。

List    投稿者 hihi | 2012-11-24 | Posted in N05.「がん」を考えるNo Comments » 

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