2009-12-30

環境を考えるには構造認識が不可欠!『潮流2:戦後日本の意識潮流』

さて、今日は、前記事に引き続き、、『市場の起源に遡った歴史的認識』の追求を通して、環境問題、『次代のエネルギー・資源の“パラダイム”』を考えて行きます。
>エネルギー・資源を含めた環境の破壊は、根本的には、この『自然を共認対象から略奪対象へ転換』したことが起因している。
つまり、『共認原理が揺らぎ始めて環境が破戒されてきた』のだ。<
環境破壊の原点は、私権統合の社会になって、自然をも略奪の対象としてきたところにありますが、一方で、それだけでは、今日のような全世界的かつ深刻な環境問題には発展しなかったと思われます。
そこは、やはり、市場経済の拡大を抜きには語れません。市場拡大が、大量生産大量消費の社会構造を作り出したことが、直接的には、環境破壊につながっています。

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 戦後日本についてみると、戦災復興から高度成長、バブル経済ととバブル崩壊、そして、現在の世界的経済危機の中での混乱期へと時代を経て来ました。と同時に、公害問題をはじめとして、環境問題が、拡大してきた時代でもありました。
  

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