2007-05-20

食品添加物って

こんばんは  bunchanです。
スーパーなどで買い物するときに食品に表示されている食品添加物って一体なに?
よくないもの? ってかんじもするし、いろいろと表示されているけど果たしてその安全性はどうなのかっていうのは実は余程勉強していないとよくわからないんですよね~ :-(
てことで、本日は食品添加物についてのお勉強 です。
食品添加物の概要 から、要約・引用させてもらいます。

食品衛生法第4条第2項では、「添加物とは、食品の製造の過程において又は食品の加工若しくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によって使用するものをいう。」と定義しています。
 食品衛生法上の分類
<指定添加物>
 食品添加物は、化学的合成品や天然添加物など製造方法の違いに係わらず食品衛生法第10条に基づき、厚生労働大臣が安全性と有効性を確認して指定した添加物でなければ、使用することができません。 平成19年4月26日現在、366品目が指定されており、食品衛生法施行規則別表第1に収載されています。
<既存添加物>
 長年使用されていた実績があるものとして厚生労働大臣が認めたものを「既存添加物名簿」に収載し、引き続き使用することを認めています。
 既存添加物名簿には450品目が収載され、品名や基原、製法、本質などは、「既存添加物名簿収載品目リスト」に収載されています。 安全に問題のあるもの、使用実態のないものについては、名簿から消除されることがあります。
<天然香料>
 りんごや緑茶、乳などの動植物から得られる着香を目的とした添加物で、一般に使用量が微量であり、長年の食経験で健康被害がないとして使用が認められているものです。
 「天然香料基原物質リスト」に612品目の基原物質が収載されています。
<一般飲食物添加物>
 食品衛生法第10条では、「一般に食品として飲食に供されているもので添加物として使用されるもの」と定義されています。 例  オレンジ果汁を着色の目的で使用する場合
 こんにゃくの成分であるマンナンを増粘の目的で使用する場合
 「一般飲食物添加物品目リスト」に72品目が収載されていますが、すべての食品が対象となります。
 使用目的別分類
<食品の製造や加工のために必要なもの>
<食品の風味や外観を良くするためのもの>
<食品の保存性を良くし食中毒を防止するもの>
<食品の栄養成分を強化するもの>
そして表示方法ですが・・・
食品添加物は、原則として物質名を表示することになっています。
用途名を併記するもの
 一部の添加物、保存料や甘味料など8種類の用途に使われるものは、消費者の選択に役立つ情報として、その用途名を併せて表示することになっています。この場合は、「保存料(ソルビン酸K)」、「甘味料(ステビア)」のように、用途名と物質名を表示しています。
・用途名を併記する添加物(食品衛生法施行規則別表第5)
1 甘味料
2 着色料
3 保存料
4 増粘剤、安定剤、ゲル化剤又は糊料
5 酸化防止剤
6 発色剤
7 漂白剤
8 防かび剤又は防ばい剤
一括名で表示できるもの
 添加物表示は個々の物質名を表示するのが原則ですが、次の14種類の用途で使用する場合には、使用の目的を表す「一括名」で表示することが認められています。例えば、微量の物質を調合して作られる食品用香料は、配合した物質全てを表示するよりも、「香料」と表示した方がわかりやすくなります。
・一括名で表示できる添加物(食品衛生法施行規則別表第8関係)
イーストフード・ガムベース・かんすい・苦味料・酵素・光沢剤・香料又は合成香料・酸味料・軟化剤(チューインガム軟化剤)・調味料・豆腐用凝固剤又は凝固剤・乳化剤・PH調整剤・膨張剤 ベーキングパウダー ふくらし粉
表示が免除されるもの
 栄養強化の目的で使用される添加物と、加工助剤、キャリーオーバー(食品の原材料の製造又は加工の過程で使用され、その食品の製造過程では使用されないもので、最終食品に効果を発揮することができる量より明らかに少ない場合) に該当する添加物は、表示が免除されています。
※ 栄養強化目的で使用した添加物であっても、JAS法に基づく個別の品質表示基準で表示義務のあるものについては、表示が必要となります(農産物漬物、果実飲料等24品目)
バラ売り食品への表示もの
 店頭でバラ売りをする食品については、食品衛生法上の表示の義務がありません※。
※ かんきつ類やバナナに防かび剤として使用されるイマザリル、オルトフェニルフェノール、ジフェニル及びチアベンダゾールと、甘味料のサッカリン及びサッカリンナトリウムについては、バラ売りであっても売り場に表示をしなければなりません。

しかし、問題は・・・・表示を見て、「ふんふんなるほど、これが入ってるならまあいいか~」、とか「これはちょっとね~」とかって判断なさそうなところなんです :-(
決めましたっていうのは分かるんですけど、なんか中身はよくわからない。。うまく丸め込まれているような気分になってくる。
と思って検索していると、日本生協連の取り組みに面白いもの がありましたので紹介します。
ぽちっと押して次に進んでくださいね~

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コープおきなわの食品添加物についての考え方 よりの引用では国が定めた<既存添加物>についての疑問を呈しています。

日本生協連では下記のような見解を出し、厚生省への要請をしています。
1.「既存添加物名簿」記載の食品添加物の安全性に関して、その論拠が不透明です。
2.既存添加物名簿のうち基礎的毒性実験を行うものを100品目としていますが、
これ以外の品目も評価すべきです。期間を限定して評価を行い、問題のあるものは「名簿」
より削除すべきです。安全性に問題のなおものは「指定」とし、規格基準の設定等「化学的
  合成品」と同様の取り扱いをするべきです。
3.現在流通している天然添加物の食品への使用実態調査や1日摂取量調査を計画的に行い、
結果を公表して下さい。使用実態のないものは「既存添加物名簿」や表示のためのリスト
から削除すべきです。
4.既存の天然添加物については「指定制」に必要な評価の後、将来的には法改正を行い、
「既存添加物名簿」を廃止すべきです。

そう!もやもやするのは、国が定めた基準の根拠がよく分からないってところだったんですね~。
「なんで」安全と判断するのか? 「なんで」安全でないのか?それが知りたいんですよね。
しかし、その添加物は何からどういう製法でつくられるのか、という基礎知識が必要になってくるので普通の人は、なかなかついていけないなあ~ってなります。
引き続き、追求していきましょう~

List    投稿者 bunchan | 2007-05-20 | Posted in N02.食品衛生規格・添加物って何?17 Comments » 

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コメント17件

 ecologician | 2007.07.03 22:11

そうでしょうか?
政府の対応は、一般に「消費者に甘い」というのではなく、「削減に協力しようとする消費者に厳しく、協力しない消費者に甘い」といった方がよいのではないでしょうか?
私のように家庭で一般的な3kWhの太陽光発電を導入しようとすると、パネル200万円+工事費100万円弱がかかります。以前は補助金が出ていたのですが、いっさいなくなってしまいました。風力発電の売電価格なども低く抑えられています。太陽光発電や風力発電その他さまざまな工夫で二酸化炭素削減に協力しようとする消費者に、政府はほとんど何もしてくれません。経済的なメリットは二の次というか、不利だとわかっていながら、「笑顔で」協力しているわけです。
経済的なメリットを保証しつつ、国全体でCO2削減に取り組むドイツや北欧の政策と比較すると、あまりにも大きなちがいに驚かされます。

 simasan | 2007.07.06 0:23

コメントありがとうございます。
本来、自然エネルギー利用をする目的は、既存の石油火力を代替するためなのに、太陽光発電や風力発電は、これまで以上の資源とエネルギーの投入が実質必要となります。ですからコストも掛かる。それらを補助金で賄うのは、産業規模の拡大=経済成長が主目的になっているからではないでしょうか。
従って、主目的であるはずの環境問題の改善とは裏腹に、人間社会の更なる工業資源の浪費をもたらし、結果的にはさらに環境を悪化させる可能性のほうが高く、ドイツや北欧の政策が優れているとは思えないのですが、どうでしょうか?

 ecologician | 2007.07.06 18:22

さっそくのご回答ありがとうございます。しかし、結論には承服いたしかねます。
日本の太陽光発電の生産規模はすでに100MWに達しており、エネルギーペイバックタイムEPTは、多結晶シリコンで1.4~1.5、アモルファスシリコンで1.0~1.1、Cds/CdTeでは1.0~1.1となっています。(NEDOによるEPTの説明ページ)
http://www.nedo.go.jp/nedata/14fy/14/h/0014h005.htm
CO2ペイバックタイムも1~3年程度で、将来は1年以下にできると算出されて(Wikipedia太陽光発電より )おり、寿命30年と見積もれば、エネルギー収支、CO2収支ともに20程度にはなります。つまり、投入エネルギーの20倍のエネルギーを発電してくれるし、CO2もそれだけ節約してくれるのです。しかし、コストを下げるためには、大量に生産されることが必要で、それができれば加速度的に価格も下がります。その契機として補助金を投入し、普及を広げる必要があるのです(できれば原発等に費やされる莫大な補助金等の一部を回してくれるとありがたいのですが)。また、これらの設備が大量に生産されるということは、それ以上に他のCO2・エネルギー浪費型の設備がいらなくなり、それに切り替わるということで、環境を悪化させることはないと考えております。
「太陽光発電や風力発電はこれまで以上の資源とエネルギーの投入が実質必要となります。」「人間社会の更なる工業資源の浪費をもたらし、結果的にはさらに環境を悪化させる可能性のほうが高く」というのは、私には理解しがたいものがあります。その根拠・資料を示していただければ幸いです。

 simasan | 2007.07.07 23:43

実際のところは、太陽光発電の変換効率は20%と言われていますが、実際の稼働率を考慮すると良く見ても4%程度です。現在、都市部では太陽光から受け取るエネルギーの10%程度のエネルギーを使用しているので、日本の全平地を太陽電池で埋め尽くさなければ既存の設備が不要になりません。
また、天候や時間変動にに左右される太陽光発電や風力発電で安定供給する為には、巨大なバッファーとなる発電システムの建設が必要です。従って、自然エネルギーシステムが成り立つには既存の発電システムの出力調整に追わなければ成り立たず、こうした調整運転は既存の発電システムの効率を落とし、返って資源を多く使うことになります。
私も仕事上、太陽光発電設計に何度か携わりましたが、お客さん向けには補助金等での支援込み、さらにCO2削減効果も国の換算係数を使い見込み、導入提案はしてきました。しかし、これで環境が良くなるのという疑問が残り続けています。マスコミや国が発表するデータはいい事しか書いていません。本当はどうなの?というところを、みんなで追究していくことがこの先の社会のあり方を考える上で重要ではないかと思います。

 ecologician | 2007.07.08 15:52

もしかして、電力会社の方ですか? 電力会社の言うことと、うり二つですから。たしかに、ドイツや北欧の政策は、既存の電力会社にとっては最悪ですよね。
なぜなら、太陽光発電や風力発電が普及することが、電力会社にとって一番のマイナスになるからです。原発はコストがかかるけれども、電力会社以外は手を出せないから、独占できます。独占していれば、それを経費として計算し、電気料金にすべて反映させればいいわけで、その点での問題はありません。ところが、風力発電や太陽光発電は、そうはいきません。普及すればするほど、自らの発電のシェアが奪われていくのです。すでに、産業部門では各企業がそれぞれの工夫を凝らして自家発電するようになって、電力需要が伸びずに電力会社は困っています。この上、家庭やオフィス・商店などの民生部門でも電力需要が激減すれば、大変困る。だから、風力発電の電力融通も非常に狭い枠を設けてそれ以上は普及させないようにしているし、太陽光発電を採用している家庭に対して、メーター交換さえ市民に負担させるような意地悪をします。電力会社としては、電力会社が取り立てる電気料金は減少し、逆に電気を買わなければならないですから、意地悪の一つや二つ、したくもなるでしょうけど。
さて、その論法は、太陽光発電を推進しようとする人がだれも考えもしないような想定、「太陽光発電だけで日本の電力をまかなったら」とかいう非現実的なことを考えて、それはとてつもなく広い面積が必要で、それはとても無理ですなどという。そんなことはだれも考えていません。雨がほとんど降らず、広大な砂漠を持っている国では現実的だと思うけど。さまざまな種類の小規模ではあるが、それぞれが生産できる分散型の再生可能エネルギーを集め、また同時に無駄なエネルギーを減らせば、それそれの工夫で、相当程度CO2は削減できるということです。各家庭の屋根にパネルをつけるだけで、その家庭におけるCO2排出量は劇的に減ります。つけた家庭あたりのCO2排出量は、ガスなどの分を考えて、低めに見積もっても約半分程度は削減できるのではないでしょうか。我が家をはじめ、実際に導入した家庭では、太陽光発電の売電による電力料金の低減効果、すなわちCO2排出削減効果は実感しているはずで、変換効率がどうのこうのとかわけのわからない数字を挙げて、煙にまこうとしてもだまされることはありませんが、まだ導入されていない家庭には、導入を躊躇させる効果があるだろうということで、今後も世論操作は行われ続けるでしょうけど、あなたもその片棒をかつがれるのですか?

 環境教育の知って得する | 2007.07.27 22:44

太陽光発電のメリット

ソーラー発電の経済的メリットは見逃せません。 太陽電池は設置に費用がかかるのです…

 環境教育の知って得する | 2007.07.28 22:00

太陽電池

太陽電池(ソーラー電池)は半導体の一種です。 太陽の光エネルギーを直接電気に変え…

 weawshevieddy | 2008.05.13 12:45

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 雑草Z | 2009.03.16 1:17

エネルギー産出比は大切です。その考察無しに、風力発電や太陽光発電を盲信して称賛するのは大変危険な事でしょう。
simasanさんのおっしゃる事はもっともだと思います。
日本での現在の太陽光発電は資源の無駄で結局石油の無駄遣いにもなっている事でしょう。
>変換効率がどうのこうのとかわけのわからない数字を挙げて
ecologicianも各国の政府やエンジニア、科学者が都合のいいようなデータを提示して、誤魔化しているとは考えなかったのでしょうね。
まさか
エネルギーペイバックタイムEPT は出せない・・・つまりエネルギーをペイバックする前に太陽光発電は壊れてしまうなんて思いもよらなかったのでしょうね。
simasanさんも話の通じない相手に議論しても無駄だと思ったのでしょうか?

 ecologician | 2009.04.30 23:14

雑草Zさん、はじめまして。
>エネルギー産出比は大切です。その考察無しに、風力発電や太陽光発電を盲信して称賛するのは大変危険な事でしょう。
そのとおりですね。よく考察したいので、太陽光発電が投入エネルギーを回収できないとする「エネルギー産出比」のデータとその出典があれば、お教えください。ぜひとも検討したいところです。それが信頼できるデータならば、もちろん私の考えを変えるのにやぶさかではありません。
>国の政府やエンジニア、科学者が都合のいいようなデータを提示して、誤魔化しているとは考えなかったでしょうね。
私の入手しうる様々な立場の様々なデータを見てきましたが、1990年代には芳しくないデータもだされていました(実際、製造に多量のエネルギーが投入されていた)が、今はほぼ私のあげたような数値に落ち着いており、それを否定して異なったデータを示しているものを見つけることができません。この数値が、どこをどのように誤魔化して都合のいいようなデータを提示しているのか、お教えください。また、そうではない太陽光発電にとって、都合の悪いデータを提示している情報があれば教えてください。
>エネルギーペイバックタイムEPT は出せない・・・つまりエネルギーをペイバックする前に太陽光発電は壊れてしまうなんて思いもよらなかったのでしょうね。
投入エネルギーがどのくらいで、その回収にどのくらいかかり、何年ぐらいで太陽光発電は壊れてしまうと試算されているのでしょうか。shimasannさんの話には、結局その一番大事なところの数値が示されていないので、話が通じなかったのです。雑草Zさんには、話が通じるような明快なお答えを期待しております。

 ecologician | 2009.05.01 0:14

>私の入手しうる様々な立場の様々なデータを見てきましたが、1990年代には芳しくないデータもだされていました(実際、製造に多量のエネルギーが投入されていた)が、今はほぼ私のあげたような数値に落ち着いており、それを否定して異なったデータを示しているものを見つけることができません。
>あるウェブサイトを除いて、
という文言を忘れておりました。そのサイトは、「環境問題を考える」です。http://env01.cool.ne.jp/index02.htm
このサイトには、非常に納得できる部分と、そうでない部分とが混在しています。納得できない部分だけ上げておくと、現在の太陽光発電設置費用が高価であることと、エネルギー投入量が大きいこととを同一視している誤りがあると考えております。くわしくは、いずれ私のブログに書く予定です。

 雑草Z | 2009.05.01 0:28

 ecologician さんこちらこそはじめまして。
>太陽光発電が投入エネルギーを回収できないとする「エネルギー産出比」のデータとその出典
近藤邦明著
『温暖化は憂うべきことだろうか』 不知火書房
第3章[P128~]にしっかり書いてあります。お読みください。
定量的な部分もしっかり書いてあります。
当方の考えでは、小規模な風力利用や太陽光利用は可能性がありますが、大規模な発電は、色んな意味でロスが多く、資源の無駄遣いだと考えます。
光合成と言う完璧な太陽の畜エネルギー方法があるのに、大規模太陽光発電とか風力発電は邪道だと考えます。

 ecologician | 2009.05.01 7:52

さっそくのお答えありがとうございます。
>近藤邦明著
>『温暖化は憂うべきことだろうか』 不知火書房
>第3章[P128~]にしっかり書いてあります。お読みください。
定量的な部分もしっかり書いてあります。
おそらく私の確認したウェブサイトも同じ著者の方も参加(運営?)しておられるので、同じ考えであると思いますが、やはり指摘してくださったものをじっくりと読んでから、答えた方がよいかと存じます。
これから取り寄せる必要がありますので、時間が少しかかると思います。しかし、かならずコメントさせていただくので、少々お時間をください。

 雑草Z | 2009.05.04 11:04

 simasanさん
遅ればせながら、この記事に対するコメントをさせて戴きます。
simasanさんのおっしゃるように
>個人消費に手をつけなければ解決しないこと
は、その通りだと思います。個人消費はまだまだ浪費と言えるくらいのレベルでしょう。しっかり努力すれば、個人消費は現在の半減以下のレベルにする事は簡単でしょう。
だからと言って
>産業界に厳しく、消費者に甘い温暖化対策
とは言い切れないと思います。まだまだどっちにも甘いんじゃないでしょうか?企業が不要な消費を煽ってるわけですから・・・消費者がしっかり節約を始めると困るのは産業界です。結局
>経済成長という政策目標
が根本にあるでしょう。
ただ、注意しなければならないのは、
CO2削減にだけ躍起になり、他のもっとシビアな環境問題をおろそかにする事です。
CO2削減を叫んで、安易に『エコ替え』をすれば廃棄物は増えます。原発なんて愚の骨頂でしょう。森林伐採や砂漠化の問題は、CO2削減とは別の次元で語らなければなりません。
不確実なCO2削減ばかり大きく叫ばれる現在の風潮はかなり危険です。
 さて
ecologician さん
おっしゃるように、『環境問題を考える』は、『温暖化は憂うべきことだろうか』
の著者の近藤邦明氏が運営されています。
ecologician さんがおっしゃるように、環境負荷と費用は必ずしも比例しない事は確かだと思います。費用だけで論じるのは間違っています。
しかし、近藤邦明氏は、あくまでエネルギー算出比の観点から論じ(・・・勿論費用から類推する部分もありましたが・・・・)費用の事は、補助金だとかの税金の無駄遣いの観点から論じているのだと思います。
兎も角、『温暖化は憂うべきことだろうか』を取り寄せて、しっかり読んでから、コメントするという ecologician 氏の労を厭わぬ姿勢に敬意を表します。コメントお待ちしています。
 この本は、CO2温暖化懐疑論(否定論)の部分だけでなく、広く環境問題の一般論としても本質を突いていて、十分に読む価値があると思います。
(数式を使う必要がないのでは?と思われる部分もあって、多少読みにくい部分もあります。(笑))

 ecologician | 2009.05.07 1:41

雑草Zさんへ。コメントのフォローしていただいてありがとうございます。
本日、近藤邦明氏の著作「温暖化は憂うべきことだろうか」が手に入りましたので、さっそく全体を斜め読みいたしました。エントロピー論は、ずっと昔、槌田敦氏や室田武氏の著作で学ばせていただきました。地球温暖化問題が出てくる前のことです。
「環境問題を見る視点」は、たいへん興味深く読ませていただきました。以前から、「エントロピー論はどこまで本当だろうか?」と眉に唾つけながらも、たいへん魅力ある論理であり、その基本姿勢(大量生産、大量消費の工業社会を変えていかなければならない)については、私も共有しているものです。
人為的二酸化炭素放出が地球温暖化に結びついているかどうかについては、反論と読み比べて、結びついている確率が大きいという心象を持ちながらも、まだどちらに軍配を上げることもできません。ただ、近藤氏のように、絶対に人類による二酸化炭素排出増大と地球温暖化が結びついていないと言い切れない限りは、やはり削減の方策をとっていくべきだし、その路線に乗るべきだと考えています。そもそも、このむずかしい問題を、そう簡単にこちらが絶対正しいといいきれるのだろうか、と私には思えます。私には、あくまでこちらの方が納得がいく、確からしい、以上のことはいえません。
御用学者、研究機関や報道機関の問題、業界・ビジネスの問題は、もちろん当たっていると思いますが、これは再生可能エネルギーに限らず、原発や石油業界についてもまったく当てはまることであり、むしろそれらの業界や研究機関にはこれまで再生可能エネルギーに費やされてきた国家予算の数十倍から数百(千?万?)倍が投じられてきていることをあわせて考える必要があります。
エネルギーコストの問題については、当然ながらきちんと考えをまとめ、表明すべき問題ですが、一言ですむ問題ではありません。ブログで連載しながら、結論を出していきたいと思います。まずは、ブログで連載をはじめましたので確認していただければありがたいですが、最終的にたどり着くのはまだまだ先の話になるかと思います。

 雑草Z | 2009.05.07 20:49

こんなに早く
「温暖化は憂うべきことだろうか」の内容に関するコメントを戴けるとは、思いませんでした。素早い対応有難う御座います。
 私は、この本が出た2006年に偶然新聞広告を目にして、「眉唾か?」と思いつつも、興味があり、読んでみたら、「はじめに」や第1章の『環境問題を見る視点』が非常に共感できる内容で、私の主張ともオーバーラップしていました。
この本の内容に関する事は、シリーズで私のブログにアップしています。
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-105.html
からです。
>「エントロピー論はどこまで本当だろうか?」
との事ですが、一応現代物理学が絶対的真理として認めているのは
エントロピーの法則だけです。
ニュートン力学は勿論、相対性理論も、あくまで仮説で、『暫定真理』と呼ばれるものです。
まあ、槌田敦さんのエントロピー論は、応用範囲も広く、大変面白いですね。
さて、地球は、外部との物質の交換はしないけれど、エネルギーの交換はする閉じた系・・・と考えられますので、
物理の基本法則、
エネルギー保存則と、エントロピーの法則
から必然的に導ける事は、
地球で半永久的に利用できる持続可能なエネルギーは太陽エネルギーしかないと言う事になりましょう。だから、石油エネルギー時代のあとは、広義の(風力やバイオマスを含めた)太陽エネルギーの時代になるしか道はないでしょう。
 
 しかし、太陽エネルギーは拡散していてエネルギー密度が低いので、現代のように工業を基本とした大量生産大量消費の社会では無理でしょう。・・・・と言う事で、私は脱経済成長、経済縮小が必要性であると主張しています。・・それから、自然の完璧なシステムを出来るだけ利用して、あまりいじらない事を主張します。
・・・・まだまだ書き足りませんが、代替エネルギーに関しての私の主張は、私のサイトの
カテゴリー【エネルギー】
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-category-28.html
をご覧ください。
   +++++    ++++    ++++++    +++
さて、
ここは、simasan のコメント欄ですね。 その simasan が議論に参加されていませんので
( 私はsimasan のスタンスを支持していますが・・・)
続きはお互いのサイトでやった方がいいかも知れませんね。
・・・・と言う事で、私も ecologician 氏のブログを訪れる事と致しましょう。
脱経済成長や光合成に関しては私のサイトに訪問戴ければ幸いです。

 雑草Z | 2009.05.09 19:59

ecologicianさん
 「温暖化は憂うべきことだろうか」
を購入して早速斜め読みされたとは、素早い対応ですね。
 実は、私も2006年にこの本の新聞広告をたまたま目にしたときは、眉唾かとも思いましたが、気になって購入して読んでみました。
 そしてはじめの<第1章 生きている地球>
に非常に共感し、私と志を共にしている方だと思いました。
 この本を読んでCO2温暖化懐疑論の正当性を認めました。・・・ただ、近藤邦明さんのように完全な否定派にはなれません。・・・複雑系カオスの地球上の気候変動に関して、しっかりした因果関係とCO2の寄与の程度を定量的に決定するのはほぼ不可能でしょう。・・・だから、CO2温暖化は証拠不十分・・・と言える事は間違いないでしょう。
でも、CO2がある特定波長・・・・地球放射で最も強い部分の赤外線を吸収する事は事実です。
 考えてみれば、この本を読むまでは、CO2の温室効果の仕組みも分かりませんでした。
・・・この本の本文p61 の脚注1) の内容が、p83に説明してありました。
 特定波長の赤外線が、3原子分子のCO2分子の構造の伸縮振動や変角振動のエネルギーになる・・・いわば共鳴のような現象であった事がわかっただけでも素晴らしい本だと思いました。(勿論これはこの本では枝葉末節部分で、もっと沢山の新たな貴重な情報が得られました。)
 この仕組みを考えると
『温室効果』と呼ぶよりも
私は寧ろ『赤外線吸収効果』とか『共鳴効果』と呼ぶべきだと思います。
・・・槌田敦さんはまた別の呼び方していたと思います。
  ++++++    +++++++   +++    +++++
さて、
 書くべき内容はもっともっとありますが、ここは simasan 氏の記事へのコメント欄ですし、その simasan 氏 はこの議論に参加為さっていませんので
(・・・私は大筋で simasan 氏 のご意見に賛成なのですが・・・)
議論の場所は変えた方が良さそうですね。
ecologician さんのサイトもご訪問させて戴こうと思います。
ecologician氏もよろしければ、私のサイトもご訪問ください。
脱経済成長や太陽光の利用は光合成が必要十分で最高の方法であるという事などが当方のサイトの主題です。

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