2007-05-17

化学物質は全て悪なのか?・・・環境運動と化学物質

皆さんは DDTって知ってますか?←プロレスの技ではありません・・・という小ネタはおもしくないので止めにして。
DDT((ClC6H4)2CH(CCl3))とは、かつて使われていた有機塩素系の 殺虫剤であり 農薬のことです。
DDTは、1873年に初めて合成され、1939年にスイス科学者パウル・ヘルマン・ミュラー氏によって殺虫効果が発見。その後、第二次世界大戦によって日本からの除虫菊の供給が途絶えたアメリカで実用化された。
非常に安価大量生産が出来る上に少量で効果があり人間家畜無害であるように見えたため爆発的に広まった。


日本では、戦争直後の衛生状況の悪い時代、アメリカ軍が持ち込んで、シラミなどの防疫対策として初めて用いられた。
ほらほら 外地からの引揚者や、一般の児童頭髪薬剤(粉状)を浴びせる防除風景は、ニュース映像として配信され、若い人の中にも記録映像としてご覧になった人もいるでしょう。
また、衛生状態が改善した後は、農業用の殺虫剤として利用されていました。
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  投稿者 goqu | 2007-05-17 | Posted in K04.土壌汚染1 Comment »