2008-11-08
地球環境の主役~植物の世界を理解する~④植物の地球開拓史その2 地上進出、動物の生息圏づくり
植物は、約4億年前に、地上に進出しました。
植物がまず地上に進出し、その植物を餌とする虫(昆虫類)が続きます。
そして、植物・昆虫類を餌とすることで、やっと、脊椎動物(両生類、爬虫類、哺乳類)が地上進出できました。
今回は、植物の地上進出に焦点を当ててみます。
地上進出した植物は、つくしんぼ・スギナようなもの(車軸藻)といわれています。
(ツクシとスギナ。ツクシはスギナの胞子体です。)
まず、海の中から始めましょう。真核藻類ですね。(前回を参照)
藻類は、最初は海中や海面を漂っていました。
藻類の中から、海底に根を生やし、光合成機能をもつ茎、葉っぱを伸ばすタイプが登場します。
(コンブや海草類をイメージして下さい。)
では、何故、コンブや海草類は根を生やしたのでしょうか?
ここに、地上進出の鍵がありそうです。
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