2011-08-13

素人が創る科学の世界~【宇 宙】1~プロローグ : 今までの常識にとらわれない観測事実に基づいた宇宙論☆

みなさん、こんにちは。
本ブログでは、相次ぐ自然災害の原因を探り、今後の対策を考えていく上で理論的基礎としていくために、「素人が創る科学の世界」シリーズ が始まりました。

素人が創る科学の世界~プロローグ『科学的認識はすべて仮説、その神格化が創造の壁』
新シリーズ『素人が創る科学の世界』をスタートします。このシリーズで扱う内容は、【宇 宙】【光 子】【重 力】【電磁力】【素粒子】などの物理世界です。
☆☆☆私たちも近代科学を神格化していないか?
>20世紀には、相対性理論、量子論、膨張宇宙論、ビックバン理論など様々な科学理論構築がありました。これらを学校では、その結論だけを疑う余地もない明らかな事実として教えています。。
☆☆☆観測事実をもとに対象世界に同化することからスタート
>まずは、観測事実はどこまでで、仮説はどこまでなのかを鮮明に峻別すること。そして、神格化や絶対視の起こりやすい仮説論理については、それが生まれた時代背景や思想的背景をもとに違和感を鮮明にすることが重要です。

上記が全編を通してのの問題意識となります。
よって、地球の構造(特に電磁波との関係)の解明、その前提となる【宇宙】の構造についても、今までの理論や科学者の常識にとらわれず、現状知りうる観測事実と構造認識を基に追求していく必要があります。
 今回からのシリーズ記事は、全体の中での【宇 宙】編に当たります。
多くの人が期待や憧れを感じる【宇 宙】。この領域に「素人が創る科学」で踏み込んでいきたいと思います。



ニコニコ大百科」「M51子持ち銀河」様よりお借りしました


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◇宇宙のメカニズムを追求する目的

では、まず、この時期に宇宙のメカニズムを解明する目的や意義はどこにあるのでしょうか?

【宇宙】宇宙のメカニズムを追求する目的
阪神大震災に引き続き、今回の東北大震災がおこり、改めて日本は地震国であると感じずにはいられません。
地震のメカニズムを解明し地震を予測することは喫緊の課題です。
しかしながら、これまで膨大な予算と時間が地震の専門家へ投入されてきたにもかかわらず、地震予測はまったく成果を出していません。
このことを踏まえれば、大前提としている理論(ここではプレートテクトニクス説)そのものに誤りがあるのではないか、と疑って検証する必要があります。
そんななか、電磁波が地震の原因とする説が登場してきました。
<参考>
4/17なんでや劇場(5) マントル内部で電子レンジ状態⇒熱の通り道ができる
そのため電磁波の解明が重要になりますが、そのためにはマクロの「宇宙のメカニズム」からミクロの「素粒子」を追求し、「地球のメカニズム」を解明する必要があります。
【宇宙論】⇒【素粒子論(量子論)】⇒【エネルギー論】→【電磁波】→【地球のメカニズム】→【地震の予測】

つまり、地震の予測という喫緊の課題に対応するためには、まずはプレートテクニクス論という地震学の常識を疑い、新たな可能性である電磁波説を追求するためにも、地球や宇宙のメカニズムの解明が不可欠ということです。
そして、宇宙論は近代科学の最先端ともいえる領域でもあるため、量子論やエネルギー論にもつながっており、これからの日本にとって不可欠といえる地域分散エネルギー(自給自足の自然再生エネルギー)技術の開発にもつながる期待が持たれます。
<参考>
東北地方太平洋沖地震~原発は必要か否か25~『統合なき専門家体制』の末期症状(暴走)-その2 私たち自らが事実を紡いで答をだし社会を動かす

◇【宇宙】編の全体構成と概要

では、 【宇 宙】編の全体像を見てみましょう。大きくは4つの構成に分けられます。

A.《基礎編》
まずは「宇宙」追求への導入として、これまでの宇宙論や天体観測の歴史、主たる理論であるビッグバン理論や相対性理論の概要などについて紹介していきます。
B.《近代以降~現代宇宙論の検証編》
これまで常識とされてきた「ビッグバン(膨張宇宙説)」「相対性理論」「近代科学」への疑問を提起し、実はこれらが西洋の近代思想や古くはキリスト教の世界観に強く影響されている観念であることを明らかにします。
C.《宇宙の探索編》
では、宇宙の構造はいったいどうなっているのか、そもそも宇宙は真空なのか?といった根本的な問題に改めて迫ってみます。そこでは、量子論、重力、電磁波の最先端の認識を踏まえて追求していきます。
D.《宇宙の新たな世界観》
さらに、近代西洋的価値観(キリスト教、近代思想)に偏った宇宙への認識を大きく転換していくために、「プラズマ宇宙論」「弦(ひも)理論」「古代宗教(曼荼羅)」「精霊信仰」などの世界観も取り混ぜながら追求を深めていきます。そして、その上で近代科学や近代物理学のパラダイムを超えた新たな宇宙論の可能性を提示してみたいと思います。

特にこれからの分析では、
①観測事実はどこまでで、仮説はどこまでなのかを鮮明に峻別すること
②(神格化や絶対視の起こりやすい)仮説論理については、それが生まれた時代背景や思想的背景をもとに違和感を鮮明にすること
の2点が重要となります。
 なぜなら、近代科学はきわめて強くキリスト教的世界観の影響を受けているからです。ニュートンやケプラーは熱心なキリスト教信者であり、神の証明のために科学を追究していったというのが実態です。
「初めに言葉ありき、言葉は神と共にありき、言葉は神であった」という聖書の言葉のように神がすべてを創造したという西洋社会の前提(固定観念)は当然あったと見るべきだと思います。
<参考>

原発問題から見える特権階級・近代科学の問題性13 ~近代科学の源流はキリスト教(=現実否定)にある~
>コペルニクス、ガリレオ、ケプラー、ニュートン、デカルト、パスカル、ライプニッツ・・・
近代科学の発展に寄与した人たちとして、教科書にも出てくる名前が並びますが、彼らを追究に向かわせたのは、“神が創りしたもう合理的世界の証明”だったのです。
そして、この根拠なき前提を疑うことなく追究に向かう姿勢が、近代科学の構造的欠陥の元凶となっているのです。

では、ここから基礎編のスタートです。

◇現代宇宙論の歴史と体系
 宇宙について考えていく上では、現代宇宙論のスタンダードとそこから生まれる問題意識について知る必要があります。まずは、そこから入っていきましょう。

【宇宙】現代宇宙論の体系
現在の宇宙論(※下記、体系図)は、ハッブルの法則、一般相対性理論を根拠にした【宇宙膨張論】を幹(前提)にしています。そして、そこから宇宙起源の『ビッグバン論→インフレーション論』へと展開していきます。
そのため、「宇宙膨張論」が崩れれば、現代宇宙論は土台が崩れることになりますが、はたして宇宙は膨張しているのでしょうか?
①宇宙は膨張しているのだろうか?
②宇宙は真空というが、真空とは何もない“無”なのだろうか?
③ダークマターとは?
④ダークエネルギーとは?
⑤上記を受け、【素粒子】⇒【エネルギー】→【電磁波】とは?

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画像の確認
※参考図書:Newton別冊「みるみる理解できる 宇宙論」

上記のように現代宇宙論では、ビッグバン(膨張)宇宙論は現代宇宙論の定説となり、教科書でも科学的事実として説明されてきました。そして、全ての理論は、それを補強あるいは修正する形で展開されてきました。しかし、ビッグバン(膨張)宇宙論は本当に事実に立脚しているのでしょうか?
◇ビッグバン宇宙論は仮説に過ぎない
ビッグバン宇宙論が成立するためには、以下の条件が必要と言われています。

へいこく雑記帖様より引用(色による強調は当ブログにて)

驚いたことに、ビッグバン宇宙論は理論的解明もそれを実証する観測事実や実験もほとんどないといえる状況にすぎません。つまり、仮説の域を出ないのが実態だといえます。
少なくとも、無条件にビッグバン宇宙論が正しいというわけではなさそうです。
当ブログでも、まだ現時点ではどれが事実に即しているのか、論理整合している仮説は何かということについて結論は出していません。
ただ、少なくとも現代の科学者の大半が正しいと信じて疑わない「ビッグバン(膨張)宇宙論」の検証から入る必要性を感じています。
次回以降は、まずこのビッグバン宇宙論の詳細について見ていきたいと思います。

List    投稿者 systema | 2011-08-13 | Posted in C01.宇 宙2 Comments » 

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コメント2件

 藤 治 | 2012.06.23 19:11

フィラメントから飛び出た自由電子が水銀の原子核内の電子に衝突し、水銀の電子がコンプトン効果でエネルギーを得て、クォンタムジャンプを経て電磁波を放出することはわかったのですが、フィラメントから飛び出た自由電子はどこに行ったのでしょうか?
フィラメントから飛び出た自由電子が水銀の原子核内の電子に衝突し、水銀の電子にエネルギーを取られることによって、電磁波に変位したとは考えられないのでしょうか?

 katochap | 2012.06.24 15:21

はじめまして、こんにちは。とても解りやすく教科書のように書かれていて解り易かったです。
電子が電子殻間を移動することによってエネルギーのやり取りが行われ…辺りの事は、もしかすると解ってもらえ無いかも知れませんね。エネルギーって何?と言う深い所からの説明になりますよね。
では、続きを楽しみにしております。

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