2022-01-18
ジャワ島の噴火・地震とトンガの噴火から見る日本の大地震の危険性
現在は、太陽活動の極小期(黒点が少ない時期)であり、日本における過去の大地震(M8.0~9.9)の約8割、大噴火の約8割はこの太陽活動の極小期(約2年)に集中しています。
この太陽の黒点数は約11年周期で増減を繰り返しています。リンク
そこで、最近気になっているのが、インドネシアとトンガで大噴火が起きているということです。
【2021年12月6日 インドネシア ジャワ島 スメル山 噴火】
【2021年12月14日 インドネシア ジャワ島 地震 M7.3】
【2022年1月18日 トンガ フンガトンガ・フンガハーパイ(海底火山) 噴火】
なんと、11年前にはジャワ島で噴火が起き、その後、東日本大震災が起こっています。
【2010年10月29日 インドネシア ジャワ島 ムラピ山 噴火 死者322人以上】
【2011年3月11日 東日本大震災 M9.0】
火山活動と地震の関係を説明しきれないプレートテクトニクス論ではなく、角田史雄氏が提唱する「熱移送説」(リンク)によれば、
地震の原因は「熱エネルギーの伝達」であり、その大本のエネルギーは、地球の地核から高温の熱の通り道に沿って地球の表層に運ばれ、表層を移動する先々で火山や地震の活動を起こします。熱エネルギーが伝わると熱のたまり場では噴火が起き、地盤に問題がある地点では地震が発生するということです。
熱エネルギーは、南太平洋(ニュージーランドからソロモン諸島にかけての海域)あたりで地球の表層に上がってきて、PJルート(インドネシアからフィリピンに向かい台湾を経由して九州へ)とMJルート(フィリピンから伊豆諸島を経由して首都圏へ)という2つのルートで日本に到達する。
この事象の考察として、
太陽活動が縮小すると磁場や磁気が弱まり、太陽系の外側からくる銀河宇宙線に対する地球のシールド機能が弱くなります。
そうなると、地球に到達する銀河宇宙線量が増え、その電圧差によってマグマ内部の電気が放電します。
その放電がマグマ内部のガスを発砲させ、特に二酸化ケイ素を多く含む粘り気の多いマグマは大爆発を起こすのではないでしょうか。
いずれにしても、南太平洋で大規模な噴火や地震が相次いでおり、そのマグマ通り(火山帯)の延長に位置する日本はかなり危険な状態であると考えられます。今から大地震の備えはしておきたいです。
素粒子物理学を基にした宇宙論の危機・・・「超対称性理論」の崩壊か? CERNが検証
画像は『ナゾロジー』様からお借りしました。
素粒子物理学は、量子論にクォークという素粒子が登場するが、発表時期には誰も観測したことなかった。観測事実としては、1960年代に、ある原子核とある原子核を高速(≒光速)で衝突させると、そこからグルーオン(糊という意味)というまったく秩序のない原子核より小さな粒子の“軌跡”が続々と発見された。
その数は、60種類にも及び、その分かり難い観測映像から、素粒子の振る舞いを説明できる仮説(観念)を創りだし対象を理解しようとした。そして、おびただしい数の無秩序なグルーオンに手を焼いた科学者が、まったく観念上で、3種類異なる性格をもつクォークというモデルを仮定した結果、それらに法則性を与えることが出来た(と思った)。
つまり、クォーク自体が現象事実を統合できるだろう観念上の、ひとつの論理モデルであり、実際の観測結果ではない。しかし、その他の観測事実とも整合していれば、仮説も事実として認識される。これは、科学や認識の基本構造である。
しかし、素粒子物理学の理論から観念上で導き出された、超対称性理論は現在のところ机上の計算から数学的に導き出される事象の域を出ていないと評価されている。それは、関連する事実がほとんど発見されてないからだ。