2013-03-13

【コラム】ロシアに落ちたものは何だったのか? その①~隕石説とミサイル説

みなさんの記憶にも新しい、先月15日9時20分26秒(エカテリンブルク時間)にロシア連邦ウラル連邦管区のチェリャビンスク州付近で発生した隕石の落下事故。
ロシア当局やNASAをはじめとする公式的な見解では、事故の原因は、あくまでも隕石であり、隕石の落下という天文現象と、隕石の通過と分裂により発生した衝撃波により引き起こされた自然災害であるとされています。
【落下の軌跡】
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※画像はこちらからお借りしました。
しかし、落下直後から「隕石ではなく、ミサイルでは?」という説がネット上に飛び交いました。
一体、真実はどうだったのでしょうか?
今回のコラムでは、諸説を紹介し、今回の事故の真相に迫りたいと思います。

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◆◆◆一体何が落ちてきたのか?
隕石落下という自然現象説に対して、ネット上ではミサイル説もささやかれており、その根拠も挙げられています。順番に各説の内容を見ていきましょう。
①隕石(自然現象)説
ロシア科学アカデミーの研究者たちは、この隕石が直径数メートルで重さ約10トン、秒速15~20キロで大気圏に突入し、高度30~50キロで爆発したとする推計を発表。また、非常事態省では、チェリャビンスク州内で隕石片が落下した3カ所を特定できたとしています。
※参照:産経新聞
また、アメリカのNASAによると、

被害が集中したチェリャビンスクにあるチェバルクリ湖では隕石とみられる破片が回収され、分析が行われた。ウラル連邦大学のViktor Grohovskyさんによると、隕石の中でもっともありふれた「普通コンドライト」と呼ばれる石質隕石で、組成の10%が鉄でできているという。
NASAの推算では、この隕石のもととなった小天体は重さ1万t、幅17m。秒速18km、20度以下の浅い角度で地球の大気圏に飛びこみ、上空 15~25km前後でばらばらに壊れたという。約16時間後に地球に最接近した数十mサイズの小惑星2012 DA14とは軌道がまったく異なるため、両天体は無関係と判断されている。

※以上、アストロアーツからの引用です。
これを読むと、確かに自然現象のように見えます。
では、一方のミサイル説とはどんなものなのでしょうか?
②ミサイル(人為的現象)説
ミサイル説を説く急先鋒は、ロシア自由民主党のウラジーミル・ジリノフスキー党首です。
【ジリノフスキーロシア自由民主党党首】
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※画像はこちらからお借りしました。

常軌を逸した発言で知られるジリノフスキー氏が記者らに語ったところによれば、「これは隕石の落下ではない。米国による新兵器実験だ。米国のジョン・ケリー国務長官は月曜日にこのことを警告するためにセルゲイ・ラヴロフ外相に連絡しようとしたが、ラヴロフ外相は外国訪問中だった。警告というのはつまり、 挑発行為が行われるということで、それがロシアにも関係する恐れがあるということだ。」という。

※以上、ボイス・オブ・ロシアからの引用です。
ジリノフスキー氏は事前の政府間のやりとりをその理由に挙げていますが、この他にもネット上には人為的なミサイル説に繋がるような事実がいくつか挙げられています。
落下地点の近くには国内唯一の核再処理施設「マヤーク」がある。それが何者かに狙われた?
※参照:ウィキペデイア
モスクワでG20(地域財務大臣・中央銀行総裁会議)が開催中だった。ロシア、あるいは先進国や統合階級に対する何者かの威嚇、撹乱?
※参照:ロイター
現地のムロク副知事は16日、早々に隕石の捜索を中止したことを言明。なぜ徹底的に捜索されないのか?
※参照:毎日新聞
◆◆◆一体どんなミサイルなのか?
ミサイル説で取り上げられている兵器は以下のようなものです。
それは、CSM(Conventional Strike Missile「非核攻撃ミサイル」) 。
このミサイルは、アメリカ軍が構想中の通常弾頭搭載型打撃ミサイルで、核兵器や通常爆弾などの「爆発」による破壊力ではなく、重金属等で出来た弾頭が高速で落下した際の「位置エネルギー」を利用し、目標を破壊する、というもの。
【CSM】

「”核を超える兵器”戦略見直しの裏:非核ミサイルCSM」より
※参照:わが国を取り巻く安全保障環境
また、CSM同様に位置エネルギーを利用し、(打ち上げでなく)宇宙から直接地上のターゲットを狙う宇宙兵器もあります。「神の杖」です。
アメリカでジョージ・ブッシュ大統領の時代に開発のGOサインが出ていたもので、実際に研究・開発が進められているようです。「神の杖」と呼ばれる金属棒を地上から1000キロ離れた宇宙から急降下させ、地上のターゲットを破壊。スピードは時速1万1587キロに達し、ターゲットにぶつかる際の力は原子力兵器にも引けを取らないと言われています。
【神の杖】
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※画像はこちらからお借りしました。
※参照:カラパイア
以上、2つの説の概要を見てきましたが、次回はこれらの説が登場する背景を探り、真相に迫りたいと思います。どうぞご期待ください。

List    投稿者 seiichi | 2013-03-13 | Posted in C01.宇 宙No Comments » 

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