2010-01-24

健康=元気の素ってなんだろう?その7~共感は、言葉を持たないサル時代から始まった①~

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皆さん、こんばんわ~
寒暖の差が激しい今日この頃ですが、皆さん、風邪など大丈夫ですか
一緒にこのテーマを追求している さんは、最近めっきり風邪をひくことが減ったそうです
「やっぱり、感トレ(感謝と謝罪のトレーニング)や職場の女同士のつながりが深まって、共認充足が十分得られるようになったからじゃないかな
まさに、今のテーマを実践されていってるんですね
さて、
健康=元気の素ってなんだろう?その5~相手と自分を同一視する潜在思念~
脳の中で、共認機能はどのように働いているのか
健康=元気の素ってなんだろう?その6~相手への応望こそ、おしゃべりの原点~
観念機能(=言葉)も共認機能がベースにある
を明らかにしてきました
 
 
さて今回は・・・
原点に戻って、共認機能は一体どのようにして出来たのか、生物の歴史にタイムスリップしてみましょう
いつも応援ありがとうございます
 
     
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皆さん、共認機能が、いつどのような外圧状況下で出来たかご存知ですか
それは・・・なんと 人類が人類になる前の、サル時代(原猿)にまで遡ります
彼らは当時、どんな外圧状況に置かれていたのでしょうか
実現論 第一部:前史 ニ.サル時代の同類闘争と共認機能より、ご紹介です
%E3%82%AD%E3%83%84%E3%83%8D%E3%82%B6%E3%83%AB.jpg←原猿ってこんな感じ 😉

かくして、樹上逃避機能を獲得したが故に死なずに、かといって縄張りもなく中途半端に生き残ることになった原猿たちは、本能が混濁して終う。しかも彼らは、絶えざる縄張り侵犯による過剰な緊張や怯えや飢えの苦痛など、全ゆる不全感に恒常的に苦しめられることになる。同じ性闘争本能を持つ肉食動物や草食動物がぶつかったのは本能の適応不足=限界であり、それは全ての生き物の本能が孕んでいる限界と同質のものであるが故に、彼らの限界も他の生物と同様に、無自覚のDNA変異によって克服されていった。しかし、原猿がぶつかったのは単なる本能の限界ではなく、絶えず生存の危機に晒され不全感覚が刺激され続けるという意識的な極限状態であり、しかも本能そのものが混濁するという本能の不全(縄張り闘争には勝てないのに、死なずに辛うじて生きている)故に、本能ではどうにもならない(従って本能を超え出るしかない)という未明課題だったのである。  

 
生きれるのだから、いいことのように感じますが、本能には全くないものであったため、従来通りには適応出来なくなったんですね 🙁
 
 
このような状況に対し、縄張りを確保出来なかった弱オスザルたちは、どのように適応していったのでしょうか 🙄
 
次回のお楽しみ

List    投稿者 kasi1106 | 2010-01-24 | Posted in M03.心と身体の万能薬=共認充足5 Comments » 

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コメント5件

 kim possible | 2010.12.30 3:20

>つまり、環境問題やエネルギー問題は、市場原理に凝り固まり私益を貪る【特権階級の暴走】という面と、彼らに【豊かさを要求する大衆】という面が合わさって起っているのです。
この言葉にハッとしました!!
そうですよね。
私も、大衆の一人としてこれからどうしていくか考えていきたいので、このシリーズ、楽しみに読ませていただきます!
楽しみにしています♪

 さんぽ☆ | 2010.12.30 21:48

環境問題そのものだけに焦点を与えるのではなく、その背後の期待にも焦点をあてていく。
視点が深いです!
ついつい表面的な部分にばかり目が行ってしまうので・・・^_^;
こういった切り口で考えていくと、どういったものが見えてくるのか、楽しみです♪

 タマゴ丸 | 2011.01.02 0:47

>市場原理に凝り固まり私益を貪る【特権階級の暴走】という面と、彼らに【豊かさを要求する大衆】という面が合わさって起っているのです
この、視点は、かなりなるほど!です。
特権階級の暴走を知り、その次の新しい答えを出せてこそ、環境問題の本質を解決出来るんですね☆
今、みんなが期待しているのは、事実を追求していくことだって、最近強くおもっています。
シリーズ、期待しています!

 kirin | 2011.01.05 19:39

kim possibleさん、さんぽ☆さん、タマゴ丸さん、コメントありがとうございます♪
環境問題は、気象や地学的な自然環境を踏まえる必要はあります。しかしそれだけの視野では可能性の基盤が見えてきません。
環境問題の直接的原因である「市場拡大(≒経済)」の分析は不可欠です。また環境問題は国家的・国際的な課題であるため政治によっても左右されます。
そして、集団や国家、また市場という社会的な体制や制度・システムは、元をたどれば人々の欠乏や期待が背後に存在してそれに応える形で成立しています。
そのため、環境問題を考えるなら、歴史を遡って人や社会に対する構造認識が不可欠になります。
今回のシリーズでは、人々の欠乏・期待に焦点をあて追求します。
特に、人が人である所以である所謂“心”と呼ばれる『共認』の歴史的中身の変遷、そして人が進化するうえでの最大の武器たる『観念』の歴史的中身に焦点をあてました。
歴史的に人々の共認がどのようなものであり、それが環境に及ぼす影響はどうだったのか?
そこから次代の環境を考えて行きますので、応援お願いします。

 bambi | 2011.01.10 17:39

>社会は人々の期待によって突き動かされており、根源は人々の【社会期待】によりさまざまな社会現象が顕現するということを踏まえれば、物質的豊かさを要求する大衆という面がより本質的ということになります。
過去を振り返ってみても豊かだった時代はたくさんありましたが、近代思想では物質的な面が強調されるようになりました。
そして私の勝手なイメージかもしれませんが、少し前の日本人は特に物質的豊かさを求めていたような気がしていて、何故足るを知るといった美徳を持っていた民族がここまで意識を変えたのかということをとても疑問に思っていました。
このシリーズを読みながら私も追求していきたいと思いました☆

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