2010-01-01

環境を考えるには構造認識が不可欠!『潮流4:輸血経済(自由市場の終焉)』

あけましておめでとうございます
本年も当ブログをよろしくお願いします。

みなさんはもう初詣されましたか?
何をお願いされたでしょう?
「景気回復」とか?
hatumoude.jpg
写真はhttp://kawasaki.itot.jp/405さんからお借りしました。
世の中「不景気」の大合唱です。
でも、これからまた回復したりするんでしょうか?
ではシリーズ四つ目、「輸血経済」です。るいネットhttp://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=213680

生存圧力が衰弱すると、私益追求の欠乏も力強さを失って徐々に衰弱してゆく。そして’70年、三種の神器が行き渡り、ほぼ豊かさが実現されると、物的充足が飽和限界に達したことによって需要が頭打ちとなり、市場は拡大を停止するしか無くなった。
需要の頭打ち(→市場縮小)に危機感を感じた財界、政界および学者、官僚、マスコミの者たち(以下、特権階級と呼ぶ)は、不足する需要を補うために、今日までに900兆もの資金を市場に流し込んできた。そして残されたのが、もはや返済不可能な国の借金である。

つまり、市場の拡大停止は必然であり、今までこの数十年、国の借金で市場に資金をつぎ込み、見せ掛けの成長をさせていただけなんですね。
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