2011-07-07

始まった内部被爆調査…だけど疑問がいっぱい!~想いを繋げよう♪5~

こんにちは
想いを繋げよう♪シリーズ第5弾です
これまでのシリーズはこちら
イケてないよ!学者さんΣ( ̄□ ̄;~想いを繋げよう♪~
“想定外”って…(*゚Д゚) ?想定するための材料集めてた?~想いを繋げよう♪2~
原発は、知れば知るほど、無計画~想いを繋げよう♪3~
使う必要なし!作る必要なし!!~想いを繋げよう♪4~
みなさん、このニュースをご存知ですか?
「福島・浪江町など3町村で先行調査 内部被ばく検査も」(日本経済新聞2011/06/19)
福島県が全県民200万人を対象に行う健康調査で、そのうち浪江町など、被爆のリスクが高いと思われる3町村で6月末から先行調査されるそうです。
このうち100人程度を抽出→内部被爆を調査するそうですが…
また、全県民対象の調査は8月から。
質問票を配布し、
事故後の行動
どこに何時間滞在したか
自家栽培の野菜を食べたか
飲んだ水は、水道水か井戸水か
などを可能な限り記入し、放射線量を推測するそうです。そのうち、避難地域の住民や基本調査で必要と認められた人には別途、詳細に調査するようです。
そもそも8月から調査って遅くないでしょうか
その間も被爆しているかもしれないのに…
もしかして半減期を待ってたの?
質問票って…それで分かるものなの?
など、疑問&ツッコミがたくさん出てきます(><)
%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E7%94%A8.jpg
(画像はコチラからおかりしました)
これで本当に内部被爆の調査ができるのでしょうか?
疑問いっぱいの調査ですが…
実は、内部被爆がどれだけ危険か密かに調査されていたんです!!
続きも読んでください

 にほんブログ村 環境ブログへ

密かに調査されていた内部被爆の危険性(るいネットより引用)
たった0.2マイクロシーベルトの内部被曝をしただけで乳幼児は100ミリシーベルト超に相当する大量被曝をしたことになるというデータが報告された。
阿修羅『密かに調査されていた内部被曝の危険性』<週刊現代 6月11日号から引用>より転載します。
————————————————————-
~前略~
・・・放射線医学総合研究所が原発事故後の3月25日に出していた「甲状腺等価線量評価のための参考資料」と題するペーパーだ。
これは、ヨウ素やセシウムなどの放射性物質を体内に取り組んでおきる「内部被曝」についての資料で「3月12日から23日までの12日間、甲状腺に0.2マイクロシーベルト/時の内部被曝をした場合(甲状腺等価線量)どうなるかを示している。
そのデーターは、恐るべきものだった。
「1歳児(1~3歳未満)⇒108ミリシーベルトの被曝」
「5歳児(3~8歳未満)⇒64ミリシーベルトの被曝」
「成人(18歳以上)⇒16ミリシーベルトの被曝」
なんとたった0.2マイクロシーベルトの内部被曝をしただけで乳幼児は100ミリシーベルト超に相当する大量被曝をしたことになるという。
「このデータは3月25日には報告されていたものですが何度も強く要請することで最近いなってようやく政府機関が出してきた。1~3歳児にとって甲状腺への内部被曝は外部被曝の数万倍以上の影響があると考えなければならない。とんでもない数字ですよ。」(民主党衆議院科学技術特別委員長・川内博史氏)

今回の調査で、検討委員座長の山下俊一長崎大教授からは、「県民を守るということでスタートラインに立った。事故後3ヶ月が経過したが、しっかりした態勢で取り組む」と述べたそうですが…
内部被爆の危険性は、3月時点で調査されてたということです!
だとしたら、もっと早く調査できたはず

冒頭の小出氏の国会証言を思い出して欲しい。3月15日は福島第一原発の3号機が大規模な爆発を翌日で、この日、東京の一部では20マイクロシーベルトの内部被曝に相当する放射性物質が降り注いでいたという。
とすれば、もしこの日、野外で放射性物質を吸い込んでしまった子供がいたら「基準は1ミリシーベルトか20ミリシーベルトか」などという議論がまったくムダなほど、取り返しのつかない大量被曝をしてしまった可能性を否定できないではないか。
政府や関係機関がその可能性をきちんと公表していればいくらでも避ける方法があったというのに。

今回の調査は、調査結果からどうする?という方針は具体的に示されていません
でも、放射線障害からどのように身を守っていくか、という発信は学者以外の人たちからたくさん出てきます
例えば、
~乳酸菌の働きと放射性物質の除去効果~
~内部被爆対策どうする?!~
などなど
でも、内部被爆はまだまだ未知の部分もあります。
そいういう部分を発表しないということは…それだけ危険ということ!
『健康には問題ない』
この報道を鵜呑みするのではなく、放射能のこと、外部・内部被爆に対する対策など、事実を追求・発信していきたいですね

List    投稿者 tanitti | 2011-07-07 | Posted in F03.原子力発電ってどうなの?No Comments » 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2011/07/919.html/trackback


Comment



Comment