2008-01-16

21世紀に入り、欧州諸国は 次々と原子力政策を転換

>国際金融資本家たちは、「地球温暖化の原因はCO2」という観念支配を世界でほぼ完成させたので、仕上げとして、これから原子力市場で儲ける段階に入ったようです。<リンク
現在世界中が「地球温暖化の原因はCO2」という観念支配を受けているような気がしますが、少し前までは少なくともヨーロッパは脱原発の流れにあったように思います。
いつの間に変ったのか、各国の状況の変化をちょっと調べてみました。 🙂
ぽちっと宜しくお願いします。

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以下は資源エネルギー庁のHPより引用です。リンク
—————————-
●イギリス
・約20年にわたり、新規建設が行なわれていなかったが、2006年7月に英政府は新規建設促進に方針転換することを表明。
●フランス
・フランス電力会社(EDF)は、2004年10月、EPR(欧州加圧水型原子炉)と呼ばれる新型炉の初号機(実証炉)をフラマンヴィルサイトに建設することを決定。
・2006年、シラク大統領は2020年までに第4世代炉(高速炉)の原型炉運転開始を宣言。
●フィンランド
・チェルノブイリ事故以後の新規原子力発電所に否定的だった立場を転換し、5基目の原子炉建設を開始(2010年の運転開始予定、炉型はEPR)。ロシアからの電力の輸入依存度を低くする事を目指している。
●スウェーデン
・2006年9月の総選挙の結果、12年ぶりで政権交代。米国スリーマイルアイランド原子力発電所の事故を契機とする脱原子力政策から、原子力発電所の新規建設も廃止も行なわない現状維持政策に転換。
●スイス
・1990年の国民投票では、2000年までの10年間、新規原子力発電所建設は行はない(モラトリアム)こととされたが、2003年の国民投票では、同モラトリアムの延長や原子力発電所への支援措置廃止といった脱原発の提案が否決された。
●ドイツ
・2002年に原子力発電所の段階的廃止を決定(平均運転期間を32年間とし、その後廃止)。
・2005年9月の選挙の結果、原子力推進派CDU/CSUと脱原子力派SPDによる大連立政権が誕生。原子力政策に関しては両党の見解が一致しなかったため、前政権の脱原子力政策が継続されているが、今後の情勢は不明。
——-引用ここまで———————
大きくは21世紀に入って、2005年ごろから、原子力発電の位置づけを見直す動きが次々と出ている。
改めて考えてみると、すごい勢いで政策転換が進んだのだなと思う。 🙄
これだけ一気に転換したということは、誰か(国際金融資本)の意図→世論操作が背後にあるのは間違いないと改めて感じます。 😈

List    投稿者 fwz2 | 2008-01-16 | Posted in F03.原子力発電ってどうなの?14 Comments » 

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コメント14件

 hihhi | 2008.07.05 19:17

すみません、「表面張力」って、何なんでしょう?

 finalcut | 2008.07.05 19:57

子どもの頃、家の周りに蓮池がいっぱいありました。
葉の上を転がる水玉は懐かしい光景です。お盆には蓮の葉を失敬してきてお供え物のお皿にしていましたね。汚れがつかないからササッと拭くだけで仏壇の前に・・・。
蓮の葉になぜそのような特徴(撥水性)が備わったのか、興味がわいてきました。

 まねっこピーナッツ | 2008.07.05 20:10

超撥水性、面白い性質ですね。蜘蛛の巣なんかも撥水性があるようですが、自然界で超撥水性が必要だった理由ってなんだったんだろう。蓮の葉だと、上に乗っかった水の重みで、葉が沈まないようにってことなのかな?それとも裏面にも撥水性があって、葉っぱが浮かぶためなんだろうか?
それにしても「アクアドロップ」 っておもちゃ、面白そう。きっとガキ達が喜ぶぞ~。

 たいしばしいまいち | 2008.07.05 22:10

水玉を作って遊んだのは畑のサトイモの葉っぱだったと思います。あと、うろ覚えですが笹の葉の表面も少しそうだったのかも。濡れる葉っぱと濡れない葉っぱ、どういう目的で違いがあるのでしょうか。不思議ですね。

 yosiyosi | 2008.07.05 23:00

>「表面張力」って、何なんでしょう?
平らな板に水滴を垂らすと、水滴は半円状態となって留まりますね。
水滴(液体)はそれ自身の水分子によってお互いが内側に引っ張り合っているからです。
その結果、液体は表面積を出来るだけ小さくするように働く為、球形になろうとします。
この様な力を表面張力と言います。

 春風 | 2008.07.06 14:14

アクアドロップ面白そうですね!
発売されたら欲しい!かも!
表面張力は他の物質にもあるんでしょうか?
それとも水の特殊な性質なのか?
水は身近だけどまだまだ面白いことがいっぱいありそうですね♪

 ぴー | 2008.07.10 11:27

池などで蓮の葉っぱが大きな水玉を作り出してるのを見て、とってもきれいでかわいいなーってよく思います☆
そういえば、子どもの肌って大人に比べて水をプルンってはじく割合が高いって聞いたことあるけど、それも子どもの肌が蓮の葉っぱと似た性質もってるってことなんですかね?☆

 わっし~ | 2008.07.10 11:36

質問があります。
>150°以上の接触角を持つものを 「超撥水性」 と呼びます。
この接触角が大きいほど、葉との接触面積が広くなるので撥水効果が低くなるイメージがあるのですが、実際はその逆のようですね。
150℃以上の接触角をもつものを超撥水性って言うんですね。
なんだか不思議。。。なんで???

 yosiyosi | 2008.07.10 22:03

finalcutさん コメントありがとうございます。
蓮は植物の中でも最も古いものの一つです。およそ1億4000万年前に既に地球上に存在していたと言われています。池の水面に大きな葉を広げ水や汚れを弾き飛ばし、雨水を受ければ丸い水玉となって白く光り風情を醸し出してくれる蓮・・・撥水性が備わった蓮は本当に優れた植物だと思います。

 匿名 | 2008.07.10 22:26

まねっこピーナッツさん コメントありがとうございます。
蓮の葉には水面に浮かぶ浮葉(水葉)と水面から立ち上がる立葉があります。蓮の葉はその幅が1mを越えるものもありますが、こんなに大きな葉が水面に浮いたり、葉に溜まった雨水で沈まない様に速やかに流し落とす為には、超撥水性が不可欠だったのですね。
ところで、「アクアドロップ」 っておもちゃ・・・常識を超えた水の動きを楽しんでみてはどうでしょうか?

 yosiyosi | 2008.07.10 22:43

たいしばしいまいちさん コメントありがとうございます。
植物には濡れる葉っぱと濡れない葉っぱがありますが、それぞれ目的は違うのかもしれません。私は勉強不足ですぐには答えられません。
自然界には不思議な事が多いですね。まだまだ奥が深い様に思います。

 yosiyosi | 2008.07.10 23:18

春風さん コメントありがとうございます。
アクアドロップ面白いと思います! 先日テレビでも紹介されていました。
ところで、表面張力は水だけでなく液体共通の性質のことです。液体の中でも水銀の表面張力は特に高く、水も多くの液体よりも高い部類に入ります。
例えば、各種液体の20℃の表面張力は、水銀:476.00 水:72.75 ベンゼン:28.90 アセトン:23.30です。
身近な水ですが、まだまだ色々な面白い特質を持っています。

 yosiyosi | 2008.07.10 23:29

ぴーさん コメントありがとうございます。
蓮は朝から開花し午後には閉じる性質をもち多くの人々に愛されてきました。そして雨上がりには大きな葉の上に多くの丸い水玉を作り出す光景は本当に風情がありますね。
ところで、子供の肌と蓮の葉の関係は?・・・どうなんでしょうかねー。

 yosiyosi | 2008.07.10 23:43

わっし~さん コメントありがとうございます。
もう一度図を見てもらえれば分かると思いますが、水滴の接線と固体表面とのなす角度を接触角と言います。
接触角が小さいと濡れやすく逆に接触角が大きいと濡れ難くなります。そこで150°以上の接触角を持つものを 「超撥水性」と呼んでいますが、完全な球体の場合の接触角は180°になります。
「接触角」は「ぬれ」を表す指標としてあらゆる産業分野に於いて表面評価手法として採用されています。

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