妊娠中のお母さんと赤ちゃんの関係
生後のアレルギーの起こしやすさですが、下記の4項目で主に決まるようです。
1.両親の遺伝(アレルギーの起こす頻度・食物や毒素の分解能力・遺伝子)
2.妊娠初期(器官形成期)、母親の体脂肪に蓄えられている環境汚染物質や、現在の生活環境・食物に残存する汚染物質の影響
3.胎盤完成後、母親の食べた食物・生活環境中の物質の影響(胎内感作)
4.生後、食物・生活環境中の物質への接触(触る・吸入・食べるなど)
おでびびはうす ~アレルギー・アトピー~より引用
4の段階についてはいくつか投稿がありますのでこちらをご覧下さい
食物アレルギーを調べたら母乳に行き着いた
アレルギーって一体何なの?!
抗生物質まみれでアレルギーに!?
排ガス、炭酸ガスとアレルギーの関係
アレルギーになるかどうかは特に、2の妊娠初期にほぼ決まるそうです。
これはなぜなのか
まず妊娠中の母と胎児がどのような関係になっているのか解明します
その前にクリックお願いします
ありがとうございます
①受精~着床
母体と胎児の様子→子宮に直接くっつく
胎児の栄養摂取→母親に蓄えられている脂肪分から
②着床~胎盤が出来るまで
母体と胎児の様子→胎盤が母と胎児の組織から形成されていく
胎児の栄養摂取→①と同様
③胎盤完成後~出産
母と胎児の様子→胎盤が完成し胎児は安定する
胎児の栄養摂取→胎盤を通してたくさんの栄養と酸素を吸収する
(上記より)受精~胎盤が完成するまで胎児の栄養摂取は母親の脂肪内に蓄えられたエネルギーを使います。
この段階で母親の体脂肪に蓄えられている環境汚染物質や、現在の生活環境・食物に残存する汚染物質の影響が胎児にも及び、アレルギーの要因となるということが言えると思います。
胎盤ってお母さんのものってイメージがあったのですが、調べてみて、”じつは母体由来の基底脱落膜と胎児由来の絨毛膜有毛部とから構成されている”という部分が気付きでした
それではこの胎盤が完成する前と後では免疫は違いがあるのでしょうか
続きはまた次回
おたのしみに~
引用:メルクマニュアル 医学百科
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