ごみ焼却施設の余熱利用ってどうなん?
ごみ焼却施設の余熱利用って、どきどき耳にしますが、
これは、ごみの焼却に伴なって必然的に発生する熱を有効回収して、発電したり、温水を供給したりして、資源の節約や、CO2の排出削減にも貢献するということですが、本当に良いこと?
㈱日報のホームページによると、
全国のごみ焼却施設1374件のうち、余熱利用をしている施設の数は、992件(約70%)
発電施設は、281件で、総発電電力量は、約197万世帯分相当。
ごみ発電、余熱利用をもっと増やすべき、より効率の高い余熱利用設備を導入していくべきと言うことらしいのですが、これって、ちょっとおかしい。
ごみをどう減らすか、生活をどう見直すのか、を追求することが本質のはずなのに、余熱利用をクローズアップすることで、ごみの排出(焼却処理を)を正当化していないか?
しかも、発電設備は、一般の火力発電に比べて、効率は低いし、温水等の利用も、そのために施設をつくったようなもので、もともと必要なものなのか疑問?
誰か、詳しい方教えてください。
by 長谷
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コメント2件
磯貝 朋広 | 2007.01.03 2:17
近藤様、明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
ぜんまい、てこの原理、シンプルでいいですね。
>人がねじを巻くという作業によって、人力がゼンマイの弾性エネルギーに貯えられ、それが小出しに運動エネルギーになって動く。もっと元を辿ると、太陽のエネルギーで光合成をした植物の貯えた炭水化物のエネルギーということになる。このエネルギーの流れは素敵だ!
(近藤様のブログより)
実に素敵な、素晴らしいエネルギーの流れです。
今まで人類は、市場原理に引きずられた結果、自らの観念を誤った方向に向かって精錬させてきたような気がします。
そろそろ軌道修正が必要な時期なのかもしれません。
「直感を現実のものに変えていきたい。」
長い道のりになるのかもしれませんが、どうぞこれからも宜しくお願い致します。
近藤 恭彦 | 2007.01.02 0:01
あけましておめでとう御座います。これから宜しくお願い致します。
人力の基本は、人が出来ることは機械にやらせるな!と言うことで、何も道具は使わなかったり、階段やはさみやのこぎりのように昔からのシンプルな道具です。てこや車で工夫するのも基本です。
凄いのは、蓄電よりも簡単にエネルギーを蓄えられるのです。その代表がぜんまいです。(脂肪もですか・・笑)私は電池の商品の多くをぜんまいに変えられると確信致しております。
これが本名です。以前磯貝さんからコメントを戴いたとき、この方となら組めると直感したのですが、その後コメントが途絶えたので、磯貝氏が名乗ったのに、私が名乗らなかった事を後悔致しておりました。素晴らしい人力製品を作ってください。期待しております。