「水資源」の危機!!どうする?コラムその1
皆さんは自分が一日にどれくらいの量の水を使用しているかご存知ですか
水道局の統計によると、一般家庭での1人当たりの水使用量は1日平均約240リット
ルです
一般に、世界の平均水準では50-150リットル/人/日が必要十分な量とされていま
す
平均以上の日本ですが、やはり経済が発展している国ほど使用量が多い傾向があり
アメリカ、カナダ、オーストラリアはずば抜けて使用量が多い国となっています
これだけの量の水を何に使っているのかというと。。。
続きを読む前にポチっとお願いします
その内訳は、
トイレがもっとも多く全体の28パーセント。次いで風呂24パーセント、炊事23パーセ
ント、洗濯17パーセントとなっています。
水の使用量は経済発展とともに増え続けてきました
生活水準の向上により水洗トイレやシャワー等の水利用機器が普及した事が主な要因
ですが
核家族化という家族形態の変化も深く関与しています
世帯別にみると
1人暮らしの場合は1人1日平均約270リットル、対して5人家族では約195リット
ル、6人以上では約185リットル
となっており人員数が多くなるほど使用量が減る傾向にあります
これは風呂や洗濯などの水を共有利用するケースが多いためです
高度経済期に急増して以降は、その伸び率も緩やかになっており、水洗トイレの普及
が一段落したことと合わせて、ここ数年は、ほぼ横ばいとなっています。
そして近年では、人々の節水意識も高まり、トイレ機器や洗濯機等の節水化も進んで
きています 😉
【参考文献・引用】
・SUNTORY
・『平成17年度版 日本の水資源』 国土交通省
・『水の百科辞典』 丸善株式会社
・東京都水道局
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2008/09/390.html/trackback
コメント8件
hihi | 2009.02.14 14:56
果実は、種子のための栄養という役割はなかったんですか?動物に食べられれば、糞と一緒に排出されるので、それが栄養となりますが。
ミソバケラ | 2009.02.14 21:30
一見すると、食べられていった植物の方が、取り尽くされ、不利=絶滅するだろうと思いがちだったですが、どっこい、捕食者を利用し、種として繁殖していったのは、驚きです!!
そう考えると、いま私達が口にしている、畑で栽培された「野菜」や「果物」は、人間の手なしには生きていけない代わりに、人間に保護されることで、逆に繁殖していったともいえそうで、果肉をつけた植物達は、なんとも面白い戦略を発達させていったと思います。
egisi | 2009.02.20 17:51
不動修太郎さん、早速のコメントありがとうございます!。
生命の進化とは、まさに有機的に密接に絡み合って生まれてきたものですね。
また次回の展開も楽しみにしていて下さい(笑)。
egisi | 2009.02.20 18:05
Hihiさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
種子は、果実が腐敗してそのまま肥料になる場合もありますが、糞として肥料になった方が、発芽率は高いのです。
だから、動物に食してもらった方が、成育圏の拡大、発芽率の上昇と、植物にとって都合が良いのです。
動物にとっての栄養が、最終的には種子にとっての栄養になる。改めて、自然界の生命は一体でつながっていますね。
egisi | 2009.02.20 18:12
ミソバケラさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
まさに植物の進化とは、逆境における逆転の発想ですね。次回も気付きを発信していくので、応援よろしくお願いします!。
HM | 2010.01.13 23:26
こんにちは。興味深い記事のご紹介ありがとうございました!
普段の生活ではあまり気づきませんが、よくよく観察していくと、生物界の持ちつ持たれつの関係が浮かび上がってきて、生態学って、ほんと面白いですね。
昨年、宮脇昭さんの本などを何冊か読んで再認識させられた記憶があります。
egisi | 2010.01.16 20:56
HMさん、コメントありがとうございます。
HMさんのつくられているBLOGに少しでもお役立てればすごく嬉しいです!。
これから、また水・エネルギー資源について、新シリーズをまとめていく予定なので、是非また見ていただければありがたいです。
またこちらからも、サイトにお邪魔させていただきます(笑)!。
不動修太郎 | 2009.02.14 9:54
植物が育たないと動物は生きていけません。こういう研究は大切ですね。