ペットボトル問題は人々の快美欠乏の現れ
ペットボトルは下表に示すように圧倒的に清涼飲料に使用されています。
PETボトルリサイクル推進協議会
http://www.petbottle-rec.gr.jp/data/index.html より
ボトル用PET樹脂需要実績推移及び予測
ファイルをダウンロード
さらに清涼飲料の内容物のデーターを見てみると
続きはプッシュ後にね!
社会実情データー図録
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/0480.html より
茶系飲料がダントツ。茶系飲料とコーヒー飲料、ミネラルウオーターをあわせると約1000万キロリットルで清涼飲料の約60%を占める。即ち、ペットボトルの大半は、茶系飲料とコーヒー飲料、ミネラルウオーターペットボトルであると考えられます。
茶系飲料とコーヒー飲料、ミネラルウオーターは、(ペットボトル入りを)購入するまでもなく、簡単に家庭で、職場で作り出すことが可能。コンビニや自販機で簡単に(低価格で)手に入る。人々の少しの手間を惜しむ快美欠乏の現れが(勿論、企業等が誘導している側面も否定できませんが)ペットボトル問題に大きく関わっていると考えられます。
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コメント7件
Wahrheitliebender | 2006.12.04 10:23
やっと、真実に目覚めた方々の登場ですね。
ごみ問題の背景には、巨大な消費経済があります。
今の技術をすれば、100年でも愛用できる製品をつくれます。
それをしないのは、経済の循環、お金の循環を重視するからです。
環境に、本当にやさしいことを企業がしてしまうと、企業は倒産します。
車も、100年前の車が好きな人もいるし、本当に良いものなら、100年でも、1000年でも使いたくなります。
ですが、大量生産、大量消費、大量殺戮の時代では、不可能です。
時代は、オンリーワン、100パーセント受注生産の時代に移行すべきです。
ネット上で、直接生産システムにアクセスし、自分だけの、オンリーワン商品を作る時代となるべきです。そして、自分だけのオンリーワン商品を長く愛用すべきです。
そうすれば、自ずと、ごみ問題はなくなります。
いつかゴミ化するものを、作らなければ良いのです。
nakasyu | 2006.12.04 13:20
そういえば100円ライターの寿命も短くなったものですね。
10年以上前は、買ってから使い切るまでにどこかになくしちゃうってのがふつうだったのに(Bicのライターとか・・・)
大量消費の前提には、商品の短命化ってのも確かにあるね。それがリサイクルの根拠にもなっている。マッチポンプそのものだ!
にしこ | 2006.12.04 13:27
あるコンビにでは包装費削減のために、色々と対応策を考え、その1つが心理作戦。
人間の心理であまり意識していないことを聞かれると、「ハイ」と答えてしまうらしい。
なので
「袋にお入れしますか?」と聞かれると「ハイ。」と答える。「いいえ。」と答える人は少ない。
その心理を利用して聞き方を変えた。
「このままでもよろしいですか?」→「ハイ。」や「温かいものと一緒にお入れしてよろしいですか?」→「ハイ。」と。…思惑通り。
これで袋代がかなり削減されたようです。
でも、こんな「私、知らない間に包装材削減」的な心理戦を使わなくても、普通にみんなに意識させればいいんじゃないの?
REM | 2006.12.05 10:16
>そういえば100円ライターの寿命も短くなったものですね。
10年以上前は、買ってから使い切るまでにどこかになくしちゃうってのがふつうだったのに
なるほどそういえばライター使い切りますね~最近。
こんなとこにも商品の短命化が潜んでいたとは・・
かっし~ | 2006.12.05 20:11
以前住んでたところや実家が、レジ袋をゴミ袋として出せるところだったんです。それって、ゴミ袋を買わなくていいから一見、環境にいいことのように思えるけど、その時は、何かと使えるからってつい貰って、結局使わず捨てることもありました。
あと、小さいしタダだから、ちょっとしか入れてないのにゴミ捨てにだしたり・・・。
レジ袋を持参したら、ポイントつけます!とかもあるんですが、それだとそういう意識の人しかやらない・・・。
創考えると、確かにレジ袋有料化のように、受益者が負担する仕組みってアリかも!
それがなくて、国や企業だけで色々されても、結局消費者は消費者のまま。当事者にならなきゃ変わらないですよね!
Test | 2007.10.03 15:30
Hi all!
G’night
雑草Z | 2006.12.03 14:04
私もヒヒさんのおっしゃるとおり、容器や包装にコストを乗せて、受益者が負担する仕組みを作る事には大賛成です。買い物かごを持ってきたほうが得をする仕組みにすべきです。
コストは贅沢品としてかなり高く設定すべきです。例えばレジ袋1枚50円。目的はリサイクルではなく リユース、リデュース、そしてリフューズ。だから、 〈リサイクルコスト〉というよりも寧ろ<環境コスト>と言うべきでしょう。
こちらのmemberさんが11/29に書かれているように、エントロピーの観点からも、リサイクルしたほうが、もっと環境負荷が高くなり、さらなる環境汚染になるほうが圧倒的に多いので、工業的リサイクルは大部分やめるべきです。
recycleから残りの3つのR、つまりReuse,Reduce,Refuseへ早急に移行すべきです。
観点は少し違いますが私の独断ブログでも、以前かかせて頂きました。
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-8.html