2006-11-20

PETボトルの歴史

こんばんは、yuyuです。
最近、飲料水をペットボトル入りで飲んでいる人って多いですよね。
気が付いたら増えていたって感じですが、一体いつ頃から、使われ始めたんでしょうね。気になったので、ちょっと調べてみました。
■ペットボトルとは
PETボトルの原料は、ポリエチレンテレフタレートと呼ばれる樹脂。
英語でPOLYETHYLENE TEREPHTHALATEと書くため、その頭文字をとってPETと呼んでいるのです。
少し難しい話しになりますが、このポリエチレンテレフタレートは、石油からつくられるテレフタル酸とエチレングリコールを原料にして、高温・高真空下で化学反応させてつくられる樹脂のひとつ。この樹脂を溶かして糸にしたものが繊維、フィルムにしたものがビデオテープ、ふくらませたものがPETボトルというわけなのです。PETボトルは繊維やビデオテープと素材的に兄弟、と言われるのはこれが理由です。

http://www.petbottle-rec.gr.jp/basic/ba_what_f.html
(PETボトルリサイクル推進協議会HPより)
PETは、PolyEthylene Terephthalate の略で、ポリエチレンの仲間であるとともにポリエステルの仲間でもありますので、両者の性質を兼ね備え、透明性、耐衝撃性、ガス遮断性、成形性に優れるためボトルとしては最適の特性を持っており、今後益々その用途は拡大していくものと思われます。
http://homepage2.nifty.com/chasukekun/plastics8.htm
(CHASUKEの部屋にようこそHPより)
PETボトルのリサイクルとしてよく化学繊維製品があげられていますが、同じ原料であるということなんですね。またボトルとしての性能にも優れていることがわかります。
■PETボトルの歴史について
では、PETボトルはいつ頃登場し、普及して言ったのでしょうか?
●PETボトル登場前夜~素材の開発の歴史
まずは、PETボトルの素材の誕生の歴史背景から。
1938年 ICI社[英]が,ポリエチレン(高圧法)を開発。
1944年 ICI社[英]が,ポリエステル(PET)を開発。
1953年 ポリエステルの工業化に成功。
ナイロン66の合成と相前後して,ユリア樹脂(1920年),ポリ塩化ビニル(1927年),低密度ポリエチレン(1933年),ポリスチレン(1935年),メラミン樹脂(1938年)などと,すぐれた性質をもつプラスチックが合成・工業化され,プラスチックの第一期黄金期ともいえるが,開発されたプラスチックは当時おもに軍需用として使われた。エボナイト,セルロイドやフェノール樹脂が,天然樹脂に代わる代替品として,広く一般市民におもちゃや文具などとして使われたのと大きく異なっている。開発当時,第一次大戦と第二次大戦と世界規模の戦争時代であり,天然ゴム,絹や石油など有用な天然資源の貿易が制限されていたためであろうか。

http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~sawada/plastic/timetab.html
http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~sawada/plastic/tanjyou.html
(「プラスチック物語」HPより)
第二次世界大戦時に開発され、開発使用目的は、軍事用であったことが分かる。
●PETボトルの歴史~誕生から拡大まで
さていよいよ、PETボトルの歴史へ。
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(さらに…)

  投稿者 yuyu | 2006-11-20 | Posted in H.利便・快美性に呼応する市場の危険性6 Comments »