【気候シリーズ】宇宙気候から気候変動を考える3~地球の全球凍結や生物の大絶滅と宇宙線の関係~
前回、地球に降り注ぐ宇宙線量の増減によって、地球の寒冷/温暖が促進される仕組みについて扱いました。
今回扱う内容は、今まで扱った宇宙気候学の見識を踏まえると、地球の全球凍結や生物の大絶滅といった歴史上の難問も説明し易くなる点です。
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【金持ちになるほどズルくなる-UCバークレー実験結果】科学を身近に☆NewStream
旬の話題から自然の摂理が学べる!科学を身近に☆NewStreamです。
今週の科学ニュースを紹介します。
人は金持ちになり、社会的地位が向上すればするほど、傲慢でズルくなっていくという事が、アメリカUCバークレー校の実験結果で明らかになりました。
「金持ちになるほど、ズルくなる」:実験結果
先ごろ発表された社会経済学と倫理学の分野にまたがる新たな研究結果によると、人は多くの富を手に入れるほど、そして社会的地位が高くなるほど、倫理に反する行いをする傾向が強まるという。
この研究は、サンフランシスコの無礼なドライバーに関する調査や、子供のキャンディーを盗む機会を被験者に与えるといったものまで、実験室や実社会における7つの異なる設定で行われた実験の結果をまとめたもの。
「社会で恵まれた立ち場にいる人物には、無意識に他人を無礼に扱う心理的傾向が見られる」と話すのはカリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley)のPaul Piff教授。「そういった人物は自分の振る舞いが他人に与える影響に鈍感になっている。その結果、彼らは規則を破る傾向がほかの人より強いことを、少なくともこの研究結果は示している」(Piff氏)
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【地球のしくみ】1.火山って何?~地下のマグマの働きが地質の違いによって、火山や活断層などの地形を形成している!?~
みなさん、こんにちは。
前回シリーズでは、地震の予知は、“電磁波”や“ラドン”や“熱”の変化など、現象事実に基づいた様々な観測手法があり、一定の可能性があることがわかりました。
しかしながら、もう一方で、“そもそも、地震を起こしている原因は何か?”、“地震の際に、地下(地球内部)で何が起こっているのか?”という点については、まだまだ未解明の部分が大半であることもわかりました。
“自然の摂理”という認識で考えてみると、地震も巨大な地球(宇宙)の営みの一部です。今回のシリーズでは、地震に関連すると思われる、“マグマの動き”に注目し、地球の内部⇒地球の外部の構造、地震が起きる原因を探っていきます。それを基礎として、より有効な地震予知の手法を見出していく予定です。
第一弾は、地震と同じ“マグマ”を原因とする災害、火山噴火について調べていきます。
今日は、まず基礎編として、マグマ化説に基づいて、“火山って、何?”の勉強をしていきます。
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【原発関連情報】春の注意報~山火事・花粉・瓦礫・雪解け~
画像はこちらとこちらからお借りしました。
昨年の地震・津波、さらには原発事故から一年がたち、春の訪れを感じる季節になりました。
しかし、安心して暮らせる時期は訪れていないようです。
むしろ、春になって、いっそう注意が必要なこともあります。
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【気候シリーズ】宇宙気候から気候変動を考える②~宇宙線が気候に影響を与える仕組み~
前回、地球の気候の決定要素には「内的要因」と「外的要因」があるが、中でも太陽活動や宇宙線といった「外的要因」の研究が進んできたことを述べました。
スベンスマルクは宇宙線が増えると雲量(雲で覆われた地表面積)が増え、雲が太陽光を反射してしまうため、地上に到達する太陽エネルギーを減らし、寒冷化を推し進めることを発見した。従って、地球に降り注ぐ宇宙線量が増えたり減ったりすれば寒冷/温暖が促進されることになる。
では宇宙線量は増えたり減ったりするのだろうか。
今回は、この宇宙線の変化要因について考えてみましょう。
※ちなみに宇宙線が雲を作る仕組みについては、過去記事をご覧下さい。
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【インフルエンザワクチンに効果無し】科学を身近に☆NewStream
旬の話題から自然の摂理が学べる!科学系☆NewStreamです。
今週の科学ニュースを紹介します。
毎年ニュースになるインフルエンザ
そのために毎年ワクチン接種をする方もいるはず☆実はこれが意味が無いもので、さらに、この意味の無いものが国家を挙げて推奨されているってご存知でしたか
全国民に予防接種も、新型インフル特措法案決定
●新型インフル法案、全国民に予防接種可に
(民主党の部門会議)
政府は、今の国会に提出する新型インフルエンザ対策の特別措置法案をまとめ、緊急事態のときは、国の対策本部が予防接種の対象者や接種する時期を定めるとして、法律上、すべての国民を予防接種の対象とすることを可能にしています。
政府は、毒性や感染力の強い新型インフルエンザが大流行した場合、最悪のケースで64万人が死亡すると推計していて、去年9月には、すべての国民が予防接種を受けることができる体制の準備を進めることを盛り込んだ行動計画をまとめました。政府は、新型インフルエンザ対策の特別措置法案を提出するため、医療関係者などからも意見を聞いて内容をまとめ、民主党の部門会議に示しました。(3/6 NHK)
インフルエンザワクチンの学校での集団接種は、1994年以降は全国で中止されている。そのきっかけは前橋医師会による調査で、インフルエンザワクチンに予防効果がないことが証明されたからである。この法案の背後には、大手製薬会社の圧力があると考えられる。
効果の無いと証明されたワクチンを接種する必要ってどこにあるのでしょうか 🙁
医療を金儲けに利用するというのは反則のような気がします
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【原発関連情報】“原発利権”の源泉は電気料金制度~総括原価方式~
画像はこちらからお借りしました。
原発問題については、専門家からも様々な見解が出されていますが、“原発利権”の仕組みを切開することなしには、それらの見解が妥当かを判断することは困難です。
そして、莫大な“原発利権”を生み出す源泉のひとつは、電気料金制度にあることを押さえておく必要があります。
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【気象シリーズ】日本の局地気候と農業 ~奈良県・宇陀でおいしい野菜が採れるのには理由がある~
類農園(類グループ)の奈良農園がある宇陀地域は、大和高原に位置し、冬は季節風の影響を強く受けて寒さが厳しくなる一方で、夏は冷涼となる内陸性の気候です。
データを見てみると、
<大宇陀の一年間の気温>
<雨温図:奈良県・宇陀市>
<雨温図:長野県・南佐久郡南牧村>
雨温図は、長野県にある高原野菜で有名な地域と同様の傾向にあることがわかります。
降水日数も多く年間降水量は約1,500mmにもなるため、野菜栽培にとって恵まれた気候と言われ、ホウレンソウ、コマツナ、ミズナ、ダイコンといった野菜の産地として、最近はTVなどでも頻繁に取り上げられています。
今回の局地気候シリーズでは、このような宇陀地方特有の気候と、そこでとれる高原野菜、冬野菜のおいしさの秘密に迫ります。
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【感情が「理性より賢い」とき】科学を身近に☆NewStream
みなさん、こんばんは☆
旬の話題から自然の摂理が学べる!科学を身近に☆NewStreamです。
今週の注目科学ニュースを紹介します。
人は、現象の判断をする際、感情よりも理性の方が情報処理に優れている=より正しい判断能力があると思いがちですが、なんと、「感情の方が理性よりも正しい判断能力を持っている」という興味深い研究結果が出てきたそうです。
感情が「理性より賢い」とき (WIRED.jp 2012/03/06)より引用
人間の理性の処理能力には限界があるが、無意識は大量の情報を同時に処理する能力を持つ。その無意識への窓になるのが感情であり、さまざまな予測において「自分の感情を信じる人」のほうが優れた成績を示したという研究結果を紹介。
人間は長い間、感情を低次なものと見てきた。原始的なものであり、動物であった過去の時代から引き継ぐ残念なものにすぎないとして。
例えばケーキを食べ過ぎたり間違った人とベッドをともにしたり、サブプライム・ローンを借りたりするなどの愚かな行動をとったとき、われわれはふつう、それを短視眼的な「感情」のせいだとする。さらに、激情から犯罪を犯す人はいるが、理性から犯罪を犯す人はいない、とも考える。
感情に対してこうしたバイアスを持つため、人は常に理性は正しいと考えがちだ。難しいジレンマに直面したとき、ほとんどの人々は選択肢を注意深く評価し、情報を集めて意識的に検討する方法がいちばんいいと考える。
しかし、もしわれわれの感情が、より賢く、事態をよりよく把握しているとしたらどうだろう。最近、たくさんの変数を含む複雑な決定においては、「感情的なシステム」や無意識のほうが「意識的な脳」よりも優れている場合があるという研究が行われている。
非合理的で衝動的だとして見下されてきたプロセスが、少なくともある条件下では、より「知的」であるかもしれないのだ。
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科学はどこで道を誤ったのか?』(13) 中世後期~キリスト教の権威付けのための大学の創設により、神の手先の「神官」から「学者」が登場する~
(※左はトマス・アクィナス、右はアリストテレス)
前回記事(リンク)では、キリスト教が勢力を拡大しヨーロッパ世界を席巻していく段階(中世初期)で、キリスト教の指導者である教父たちが「絶対化した『神』という観念から対象世界を理解するという倒錯した世界認識方法」をとるようになったことを書きました。
そして、それらは中世後期(12世紀)に、キリスト教指導者育成のために創設された大学に引き継がれてゆきます。
今回は、この倒錯した世界認識方法と大学の創設・制度化により、科学がどのように変貌していくのかに焦点をあてます。
時代は、11~16世紀の中世ヨーロッパです。
では、まずは、キリスト教指導者育成のために創設された大学の中身から見ていきましょう。
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