気候変動問題・脱炭素は「エネルギー安全保障問題」へ、BRICS・新G8の力が増大へ向かう!
ドイツは7月末にロシアからの天然ガスパイプライン(ノルドストリーム1)を当初の20%供給に減らされ、この冬が越せないという危機的な状況が続いています。前回の本ブログでもふれたように、「欧州のエネルギー政策の優先順位は、脱炭素どころでは無く、「脱炭素→エネルギー安全保障へと大きく転換」しています。ここにきてドイツは石炭火力発電の復活だけでなく、原子力に猛反対した緑の党も遂に折れ、2022年に末に停止予定だった残りの3基の原子力発電所の稼働も継続することに。参考:リンク
そもそも「気候変動対策」そのものが、ベースとなる安定したエネルギーの供給を前提としており、その上に天候や風に大きく左右される再生可能エネルギーで脱炭素を目指すストーリー。その足元がぐらぐらに。
そしてこのエネルギー安全保障の問題は、欧州だけでなく、先進国対BRICsの問題として新たな展開へと進んでいます。
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「微生物と物質とエネルギー」の自然循環
「微生物と物質とエネルギー」の自然循環
水+CO2+太陽光(エネルギー)→有機物(微生物による光合成)+O2 → 微生物によって有機物を分解(水とCO2へ)しエネルギーを取り出す。
微生物は、太陽光及び地熱のエネルギーを取り込み無機物から複雑な有機物を作ったり、有機物を分解(エネルギーを取り出す)したりして自然循環の主要な役割を果たしている。
※地熱エネルギーについては、
最近の発見で、地球最初の古代微生物は【太陽光が届かない熱水噴出孔周辺には多くの生物生息している。孔付近で放射熱をエネルギーとして利用している】との説が有力となっている。
実現論第1部:前史イ可能性への収束=統合 にある「生きとし生けるものは、全て外圧(外部世界)に対する適応態として存在している」は存在している物質にも適応できるのではないかと考える。
物質の形態は「個体」⇔「液体」⇔「気体」⇔「プラズマ」⇔「○○○○」とあり、外界からのエネルギーの授受状況により、熱エネルギーを受け取ると(物質の温度が上がる。運動エネルギーへ変換)個体から気体へ形態変化を起こす。熱エネルギーを放出すると物質の温度が下がり気体から個体へ変化する。
又エネルギー形態は「力学的エネルギー」「光エネルギー」「熱エネルギー」「磁気エネルギー」「化学エネルギー」「核(原子力)エネルギー」「気エネルギー」とあり
エネルギーは力×移動距離=仕事量(運動量)と定義されていますが、エネルギーのもとは力(重力・電磁気力等)そして「E=mc²:物質(質量)とエネルギーとは相互に転換され得る」と考えられている。
要するにエネルギーは「自然界に起こるさまざまな現象の原動力になる能力」と定義できる
そして自然界の摂理をつかむためには「生物と物質とエネルギーは一体のものである≒自然界の全体性をつかむ(近代科学では、事物の存在を特定の範囲内で理解し、そこに一定の法則を発見する)」事です
磁力の発見の歴史(近代)②~ケプラーの法則の発見に至ったチコ・ブラーエ、ウィリアム・ギルバードとの関連
ヨハネス・ケプラー(1571-1630)は、1596年25歳にして太陽系の秘密を解明したとする処女作『宇宙の神秘』を世に問い、一躍、ヨーロッパ全土に天文学者として大きな名声を勝ち得た。
【ケブラー】
通常の科学史では、コペルニクスによる地動説の提唱が近代天文学ひいては近代物理学の出発点と語られているが、こと物理学の観点からすると、近代科学をそれ以前のものと分かつ真の転換点は、ケプラーと考えるべきである。というのも、コペルニクスは太陽の静止する太陽系を唱えたが、ケプラーは惑星運動の動因として太陽が惑星に及ぼす力という観念を導入し、天文学を軌道の幾何学から天体動力学に、天空の地理学から天界の物理学に変換させた。(古代以来、ケプラー以前まで、天文学とは運動の物理的原因を問わない軌道の幾何学であり、当時の自然学(物理学)は定性的なもので、数学的な天文学には本来馴染まないと見られていた。)
処女作『宇宙の神秘』の時点でケプラーに天文学の改革を促した直接的な問題は、諸惑星の関係にあった。つまり、ケプラーは太陽系を一つの調和的なシステムとして捉えていたのであり、それゆえ諸惑星の運動の間には何らかの有意義な関係があるはずだと信じていた。この関係が起点となり、ケプラーの考え方は動力学的になり、今に残るケプラーの法則の発見・証明に至っている。
ケプラーが様々な法則を見出すことに至るのに、チコ・ブラーエやウィリアム・ギルバードとの関係は重要となる。
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磁力の発見の歴史(近代)①~新しい地球像(磁気哲学)を提起しようとしたウィリアム・ギルバードの『磁力論』
磁力発見の歴史の最後は、ニュートンと磁力との関係に行き着くこととなりますが、今回から、そこに至るまでの近代の歴史に入っていきます。
〇ウィリアム・ギルバード
近代電磁気学の出発点に位置すると云われているのがウィリアム・ギルバードの『磁力論』。ギルバード自身の造語である「電気的物質(electricum)」「磁気的物質(magneticum)」が今にも使われていることからもそれが伺える。
ギルバードの生誕は1544年頃とされている。この時期にはコペルニクスの『天球の回転について』、ヴェサリウスの『人体の構造』が出版された時代であり、一方ではアリストテレス自然学、ガレノス医学、プトレマイオス天文学が動揺し始め、他方ではそれに代わるものとしてヘルメス主義や魔術思想が今なお力を有し、知的関心を集めていた時代であった。また、ポルトガル人が種子島に渡来したのが1543年、フランシスコ・ザビエルの来朝が1549年であることから、ヨーロッパ人の活動範囲がついに東の果てまで及んだ時代であったともいえる。
ギルバードの著述の主要な目的は、磁石の研究といった限られたものでなく、新しい地球像(磁気哲学)を提起しようとしたものであった。『磁石論』の冒頭には「これまでまったく知られていなかった母なる地球である巨大な磁石の高貴なる実体、またわが地球の特異で卓越した諸力をよりよく理解するために」と宣言されている。ギルバードにとっては、地球はアリストテレスの云うような冷たくて不活性な土の塊でなく「特異で卓越した諸力」を具有した高貴で生命的な存在であり、このことを明らかにするために『磁石論』が書かれている。
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バイオテンプレート技術が語る~自然(万物)への注視こそが新しい技術・発想を生み出す
螺旋を追求するなかで、バイオテンプレート技術という新技術を発見しましたが…螺旋以外にはどのような領域で活用されつつある技術なのか、そもそもバイオテンプレート技術とはどのようなものなのかを追求してみたいと思います。
■自然界の3次元ナノ・マイクロ構造をそのまま鋳型として活用
これまで注目されてきたバイオミメティクス技術のような模倣ではなく、自然界の構造そのものを鋳型として用いることで、自然界のもつ精密な配置。配列を実現することで、単なる成分や構造の足し合わせ以上の性質を創出する。それがバイオテンプレート技術。
その生まれは、自然界の徹底的な観察・注視。
通常の材料科学の研究とは、ある機能の発現を目的として、最適な組織化構造を設計するというものだが…バイオテンプレート技術では、ひたすら自然界のナノマイクロ構造を中止。その中で、普段思い浮かばないような様々な使い道が見えてきて、その発想と自然界の構造をもって技術を生み出していくのだそう。
そもそもバイオテンプレートの研究の始まりも、学生がキャンパスの生垣の葉っぱを裂いて、SME観察したことがきっかけという。
人の頭では思いもつかないような技術・発想の根源は「自然界への徹底的注視」というのは、我々が日々生活・追求するうえでも重要な認識ではないだろうか。
■通信、光源、撥水性と多方面で技術開発が進むバイオテンプレート技術
前回記事でも紹介したスピルリナの螺旋構造を鋳型としたコイルによる超高周波の電波吸収。加えて、生体内の鉄イオンの貯蔵・制御を担っている球殻状たんぱく質フェリチンを用いることで、円偏発光性を持つ新たな機能性光ナノ材料の創出(これまでにない鮮やかな3D画面の光源になる)。
同様のフェリチンをもちいて、超微細過去ナノ構造による撥水性制御も開発。模倣(バイオミメティクス技術等)により開発してきたコーティング膜に比べて恒久的な撥水性が実現されるとのこと。
もちろん、ゴール(目的・実現イメージ)から遡るようにして追求するということも大事ですが…
我々の追求の原動力となるのは「万物への注視」。注視あってこそ、これまでにない・自らでは思いもつかない発想・切り口が見えてくるといえるでしょう。
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木をはじめとした植物の二次細胞壁の分子構造と機能~ミクロの螺旋構造~
木と人。生命との親和性の根源を探る続編です。
前回は”螺旋構造”その構造をもつ”電磁波・波動”に着目し、木が持つ1/fゆらぎが共振共鳴して心地良さを生むこと。
木材も年輪、木目が1/fにゆらいでいる⇒人間の快感覚を刺激し、ゆら ぎの面からも木材が健康を育てる素材なのではないかというのが見えてきました。
より自然だからこそ、力の吸収・拡散において圧倒的な効率を生み出す螺旋でも追求されているように、螺旋構造が持つチカラも木が人にもたらす潜在的な影響に関係しているのではないか。ミクロの視点で木の構造を見てきたいと思います。
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植物細胞壁:細胞壁形成の設計図
転写制御機構
陸上植物の細胞壁は一次細胞壁と二次細胞壁に大きく二分される.すべての植物細胞がもつ一次細胞壁は,セルロース,キシログルカンなどのヘミセルロース,ペクチンの3つのグループからなる多糖類と構造タンパク質から構成され,植物細胞全般的にその形や生理学的機能を制御している.これに対して二次細胞壁は,セルロース,主にキシランなどのヘミセルロース,そしてリグニンを主要な構成成分とし,維管束組織や表皮組織などの一部の組織・細胞で特定の発生段階で形成される.
二次細胞壁は,細胞に機械的な強度や化学的・生化学的な抵抗性を付与することで,「植物体の物理的な支持」,維管束組織における「水の輸送」と表皮組織における「水分の損失防止」といった植物の陸上化・大型化に必要な機能を担っている.一次細胞壁成分の分子構造や機能については,本セミナーシリーズの第1回目で詳細に解説されているので,今回は主に,二次細胞壁の分子構造と機能,および細胞壁生合成の転写制御について解説する.
■二次細胞壁の分子構造と機能
二次細胞壁は主に,維管束組織や表皮組織などの機械的な強度が必要とされる組織の一部の細胞に発達する.樹木で木材を構成する維管束木部組織の道管や繊維細胞がその代表例であり,二次細胞壁は伸長・拡大成長が終わった細胞において一次細胞壁の内側に形成される.一般に二次細胞壁にはフェノール化合物であるリグニンが含まれており(木材の二次細胞壁では20~30%),セルロースやヘミセルロース同士を架橋することで二次細胞壁にさらなる物理的・化学的な強度を与えている.このように書くと,「二次細胞壁とはリグニンを含む特殊な細胞壁」との定義になりそうだが,ワタの胚珠の表皮細胞から分化する繊維細胞(いわゆる綿繊維)の二次細胞壁はリグニンを含有しないし,傷害やUV照射などのストレスによって一次細胞壁にリグニンが沈着することもあることから,必ずしも二次細胞壁=リグニンが成り立つわけでない.比較のために一次細胞壁の構造を見てみると,一次細胞壁ではセルロース微繊維が骨格となり,ヘミセルロース(主にキシログルカン)が複数のセルロース微繊維と水素結合で接着することでセルロース微繊維間を架橋している.さらに,セルロース微繊維とヘミセルロースの間隙をゲル状のペクチン分子が充填している(図1A).
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生命誕生や進化を生み出す統合を促す波動とは、シューマン波ではないか?
シュウマン共振:画像はこちらからお借りしました
『宇宙の磁気波動に同期することで生命は誕生した?・・・統合を促す波動こそ進化の源泉』では、統合を促す波動こそ生命誕生や進化の源泉であり、それに導かれて物質的な身体も形成・統合さるという順番で生物は進化する、という仮説を提起した。
その仮説と関連すると思われる事象としてシューマン波と生命の関係がある。シューマン波とは、電離層最下部のD層の中での『超低周波の電磁場の共振現象』で、地球の外周に発生する定在波であり、その波動が電離層の中を7.8Hzから31.7Hzで共振しながら地球の外を周回している。
それらは、α波・β波などの人間が発する脳波と近い周波数を持つため『地球の脳波』とも言われている。
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日本は、自然に恵まれた資源大国
日本は、工業生産社会が必要とする天然資源(鉄鋼石+石油)は海外から輸入せざるを得なく資源貧困国と言われているが、海に囲まれた日本列島は、自然の恵み(海の幸/山の幸)が豊富にある恵まれた所である。
又日本列島は、火山列島と呼ばれており、地熱エネルギー(地球内部の熱のうち、地表から数km以内に存在する利用可能な熱エネルギー)が日本には2347万kWの地熱資源があり、世界3位の“資源大国”でもある。【地熱情報研究所(リンク)参照】
以上のことを【日本の地理的条件】として下記に纏めました。
世界を旅する写真家が体験した「万物との一体化」とは?3~大地との一体化とは、大地とのセックス~
世界を旅する写真家が体験した「万物との一体化」とは?1~極彩色のコンドルとの出会い~
世界を旅する写真家が体験した「万物との一体化」とは?2~宇宙(=相手)と一体化し、自身の体験を正面から受け止め、理解し、整えていく。~
では、竹沢氏がアヤワスカの儀式で宇宙と一体化し、極彩色のコンドルと出会い、ビジョンの大海の中で自身が浄化されていく過程を紹介しました。
1回目の儀式で、「浄化された」と感じた氏。
2回目の儀式では、自身では受け入れた。と思っていたことがビジョンとして現れ、実は受け入れられていなかったことあらわになります。
その時の心境を
この日、アヤワスカの儀式を終えた僕は、放心状態に陥った。何も考えられず、何もしたくなかった。
心がどろどろに溶けてしまい、肉体までも消え去ってしまったかのようだった。
こう表現しています。果たして、竹沢氏はこの日何をみたのでしょうか。
◇実は受け入れていなかった友人の死
この日、極彩色のコンドルに連れられて訪れた心の奥底で見たのは、和歌山の古びた民宿で手持ち無沙汰に寝転ぶ僕と友人の姿だった。
2回目の儀式では、学生時代のスキューバサークルで出会ったKという友人とのダイビング旅行が目の前に現れます。氏はKの事が苦手。ただお互いスキューバに対する情熱は高く、Kから誘われて和歌山に一緒に潜りに来た。
その時の情景です。
その夜、竹沢氏はKと本音で語り合いたい。そう思っていたもののたわいのない話で終わってしまった。そしてその旅行からしばらくたった後、Kは事故にあい、帰らぬ人となってしまった。
その時の光景、自分の想い、Kの想いがビジョンとして現れてくる。
竹沢氏が心の奥底にしまっておいたのが、Kに対する想いと彼の死だったのです。
ビジョンの大海原を漂いながら、僕は知った。
あのとき寂れた民宿の一室で、Kが確かに僕と話をしたいと思っていたことを、そして僕も強くそれを望んでいたことを。
それが手に取るように分かった。Kが死んだとき、僕はあまりにも若すぎて子供すぎた。
それから長い年月がたち、すっかりその出来事は自分の中で終わったと思っていた。
きちんと心の中で処理され、そこには何のしこりも残っていないはずだと信じていた。しかし、そうではなかった。
僕の心はずっと無意識にKの死を受け入れることができずに、心の奥底に隠してきたのだった。遅すぎた涙。そして初めてKのために流した涙だった。
このとき、ようやく僕はKの死を理解し、向き合い、受け入れた。
氏が常に感じていた見えない何かとずっと競いながら生きてきた感覚、それが実はすべてKに対する負けたくない、という気持ちから生まれてきた事。そして、その決着がつく前にKはこの世界からいなくなってしまい、永遠に決着することのない勝負をしてきた事に気付きます。
人間とは弱いものである。
それを知らされた。
死に向かい合う事を避け、自分の生き方の根本になっているものから眼を背けてきた。
シャーマンの力を借りて、この日、僕は自分の弱さに向かい合い、すべてを受け入れた。
◇すべてを受け入れた先の快楽。大地との一体化とは、大地とのセックスである
2回目の儀式で、自身の心底を受け入れた事で、3回目の儀式で氏を待っていたのは「快楽」でした。
まさに快楽。
快楽とはこのことを言うのだと、笑いが止まらなかった。
「全面受容」の果てには「快楽」がある。そういう事なのでしょう。
竹沢氏の体験は以上になります。
最後に、氏がアヤワスカの儀式を経て言葉化した「大地との一体化」を紹介して結びにしたいと思います。
世界には、目に見える世界と目に見えない精霊たち=大地の世界がある。
始原人類が自由に行き来出来たであろう、2つの世界。
アヤワスカの儀式とは、アヤワスカという道具を使ってこの2つの世界を行き来する事だ。
大地との一体化は、「大地の一部として迎え入れられているような感覚」である。森と一体化し、そこに生きる生命に繋がり、宇宙の一部を構成するものとして存在する感覚。
それは大地と繋がる感覚でもある。
精霊と一体化して宇宙の一部になったような感覚。
そこは、人間、コンドル、猿、蛇、牛、ジャガー、アルパカ、ミツバチにミミズ、ジャングルに生息するすべての木々、地球上に生きるすべての生物、川や森や山、それだけに限らず抽象的な概念も、この世界にあるすべての存在が、目に見えないエネルギーの集合体となって一体化する世界だ。
そして、大地との一体化とは、すなわち大地とのセックスである。
精霊=大地と一体となり、交わり、その果てにカタルシスを経て射精する。
それは過去の浄化であり、自分との対話であり、意識の混沌への旅であり、精神と肉体の究極のデトックス。
そして射精の果てに「大地に迎え入れられる感覚」を得る事が出来るのだ。
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宇宙の磁気波動に同期することで生命は誕生した?・・・統合を促す波動こそ進化の源泉
☆新たな波動の同期・合成・増幅が、進化の源泉。
『宇宙の磁気波動に同期することで生命は誕生した?・・・進化を促す統合の軸』の
①宇宙を貫く基本波動の存在と、宇宙のエネルギーと同期して、それと同じ渦構造と相似形の対数螺旋構造が組みこまれている多くの現在の生物が存在する事例。
②DNA等の生化学的な反応の上位にある、対象に秩序化の影響を及ぼす波動(電磁波)を人間は発している事例。
③食事から消化吸収にいたる化学反応の結果としてのエネルギー取得の背後にある、波動エネルギーによるエネルギー取得の事例。
を俯瞰すると、地球の生命誕生には、宇宙からの秩序化をになう螺旋状の基本波動が関係しており、その後の進化も、その基本波動に同期する別の波動が次々に同期・合成・増幅されていき、進化の段階ごとに、前段階の波動に合成された新たな波動を導きの糸とした、固有の物質的形態や機能を作り出しているのではないか?という仮説が思い浮かぶ。
☆偶然に頼る波動理論の欠陥を埋める波動による進化理論。
次に、波動の一般的特性として、異なる波長でも、短い波長が長い波長の整数倍の関係にあるとき、2つの波長は同期・合成・増幅(振幅の増大)される。反対に整数倍の波長でない波同士はそれが出来ない。
つまり、選択的に同期しており、同期できない波動は、もとの波動にとっては無いに等しいということになる。これだけでも、適応的な進化の確率はかなり上がり、偶然に頼るダーウィンなどの進化論理の欠陥を埋める可能性が出てくる。
☆波動合成の一般法則
例えば、短い波長が長い波長の整数倍になるサインカーブの同期・合成・増幅は、どの波も、その進行方向の中心線(X軸)沿って上下するのではなく、大きな波長の波形に沿って、小さな波形が組み込まてる形になる。
その結果、組み込まれる小さな波形の大きさと種類と数によって、複雑で特徴のある様々な波形になる。事例としては、楽器の波形は種類ごとに様々な特徴ある波形になり、それが楽器の音色を決めている。
楽器の波形の事例:画像はこちらからお借りしました
そうすると、宇宙の基本波形をスタートラインとし、生命が進化するたびに、その生物独自の波形が形成されていくことになる。
それが、楽器の音色に対応する生物固有の特性として形成され、生物独自の物質的身体の形成を促しているのではないか?
これは、いまの生物にもみられる『キルリアン写真・・・物質の前にある生命体を導く機能?!』のように、電磁的波動が、生物の成長を導いているのではないかという理論ともつながる。
☆統合を促す波動こそ進化の源泉
ところが、波動エネルギーの形態や質、それらが宇宙から地球へと降り注いでいるという事実は、1990年あたりの宇宙観測技術の革新の後に徐々に解明されつつあるという現状があるため、それまでの生物学は、波動を考慮していないか、物質体としての生命体が先で、その体を前提に波動的要素を後から組み込むか、といった論理になっている。
具体的に今までの理論では、特定の固有振動数をもつ身体やその部分(RNA・DNAも含む)が波動とは関係なく形成され、波動を組み込む際は、その固有振動数と同期する波動を選択的に受信(同期)し増幅していると考えられている。
しかし、この仮説は、その全く逆で、統合を促す波動こそ進化の源泉であり、それに導かれて物質的な身体も形成・統合さるという順番になる。こう考えたほうが、今までばらばらだった進化の原理を統合できる可能性が高のではないか?