食料の輸入が途絶えたらどうなる?part6 ~食料生産は共認原理に委ねよう~
食料の輸入が途絶えたらどうなる?part1で、
今後、もしも貿易の均衡状態が崩れたら、食料の60%を輸入に頼っている日本はどうなるのか?コメ以外の主要食材について考えてみようと提案しました。
1.ダイズが輸入されなくなったら?
2.コムギ、オオムギが輸入されなくなったら?
3.魚介類が輸入されなくなったら?
4.肉類が輸入されなくなったら?
画像は 「歌舞伎美人」さんより拝借しました。
part2~part5でそれぞれ細かく取り上げてきましたが、それぞれに問題を抱えています。
続きはポチッとの後で↓↓↓
続きを読む "食料の輸入が途絶えたらどうなる?part6 ~食料生産は共認原理に委ねよう~"
都市鉱山の活用法
「都市鉱山」という概念をご存じでしょうか?
工業製品の中に含まれる鉱物が鉱山並に利用できるということです。
特にレアメタルと言われる鉱物類は、精密機器などに多く含まれています。
資源の少ない日本にとって、今後絶対に活用が必要となる物です。
以下は、るいネットhttp://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=196628に投稿された、都市鉱山活用技術についての記事です。
興味のある方はクリックお願いします。
『カラダは、心の容れ物』~お産を本気で追求したい コラム~
みなさん、こんにちは
年末年始 に友達と会っておしゃべり をしていた時、
27歳という年齢もあって、「出産・子育て 」の話になりました。
その時、みんなこぞって
「男の子がほしい!」
「育てやすい女の子がいい!」
なんて言ってました
(かく言う私も、子供は男の子がいいなぁ~なんて言ってた1人ですが・・ )
また、痛いのイヤだから「無痛分娩にしたい 」とか、
お正月休みでみんながいる内に産みたいから計画分娩 にするとか、
私たちは、えらく自分たちの勝手でお産をしようとしています
休み明けに、お産シリーズの勉強として「えらぶお産」という本を読んでいて、
はっ とする気付きがありましたので、お産シリーズのコラムとして、ご紹介します
続きを読む "『カラダは、心の容れ物』~お産を本気で追求したい コラム~"
食料の輸入が途絶えたらどうなる?part5~肉類~
お正月は美味しいもの食べましたね?ステーキ、豚しゃぶ、、焼き鳥・・・
肉類の輸入が今、途絶えたらどうなるのでしょう?
左が日本の肉類の生産高と消費量の変遷、上から牛、豚、鳥です。右はそれぞれの一人当たり消費量。世界の食糧統計http://worldfood.apionet.or.jp/graph/index.htmlさんから転載させて頂きました。図中の丸印は私の加筆です。
1人当たりの消費量の伸びはダントツで牛肉!と想像していたのですが、1970年と現在を比べると牛で2.3倍、豚で2.7倍、鳥はなんと4.3倍。皆さん、月に数回、唐揚げ定食か弁当を食べているんじゃないでしょうか。
(ちなみに鶏肉はブロイラーの統計ですが、地鶏の消費量が3万tに満たないので、そのまま使用しています。)
牛肉は現在7kg/年・人くらいで推移しています。BSEの影響で少し落ち着いたようですね。
この7kgに対して、アメリカは40kg/年・人。桁が違いますね。もっと凄いのがアルゼンチンで70kg/年・人。日本の米の消費量が60kg/年・人ですから、私たちが毎日米を食う以上に牛肉を食っていることになります。(うっぷっっ、、想像するだけで胸が悪くなりますね)
続きを見る方はクリック↓お願いします。
続きを読む "食料の輸入が途絶えたらどうなる?part5~肉類~"
マルサスの人口論から18世紀のヨーロッパ支配層の意識を探る
地球温暖化問題は、自然科学の問題として取り扱われ、科学的根拠はきわめて不十分なまま、強引な騙し共認が行われている。その向かう先は、先進国(その中でも金貸しを中心とする支配層)が、新たな支配方式を確立していく道具になっている。
彼ら支配層の意識を読み取る一例として、環境思想の主軸価値である、先進国の富と安定を脅かす途上国の人口増加は、先進国の価値観に則り制御抑制されるべきという国連の「環境と開発に関する世界委員会」のバイブルとなっている報告書を紹介した。
「持続可能な開発」とは(1) ~「環境と開発に関する世界委員会」より
http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2008/12/000459.html
「持続可能な開発」とは(2) ~「環境と開発に関する世界委員会」より
http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2008/12/000460.html
このようなヨーロッパを中心とした、先進国の排他的意識は、今に始まったわけではなく、奴隷制や植民地政策の中にも見られる。
その中で、現代の人口問題に通じ、かつ、当時の支配層が自国民の下層階級=被支配想をどのように見ていたのか?を著者の意図ではないが、赤裸々に表している書籍がある。それは、マルサスの人口論だ。この書籍は18世紀末の市場時代の黎明期のイギリスで出版された。
この時代は、フランス革命の直後のあたり、絶対君主の支配が終わり、新興の資本階級が台頭し始めた頃である。また、イギリスでは産業革命が進行中で、かつての絶対君主制が崩れ社会問題が大きく噴出していた時代でもある。
すでにこの時代から、支配層の安定は絶対で、それを脅かす下層階級は、制御抑制されるべきという意識で、政治や経済の問題が議論されている。ただし、この書籍は、主に経済学の黎明期の話題作として注目されているので、そのような分析では紹介されていない。では、その内容を追ってみよう。
みなさん、これからも「自然の摂理から環境問題を考える」をよろしくお願いします!→ポチッ
続きを読む "マルサスの人口論から18世紀のヨーロッパ支配層の意識を探る"
産んでみて思った「これじゃない!!」~お産を本気で追求したいその2~
新年、あけましておめでとうございます 😀
アメリカを中心した市場社会が大きな転換点に差しかかっています。
今年は未曾有の激震が日本をはじめ先進各国を襲ってくる可能性大です
そんな状況の中で、当ブログでは、市場社会の自然の摂理から逸脱した誤りを鮮明にし、 新しい可能性 への道しるべを少しでもできたらと思っています
今年度もよろしくお願いします 😀
続きを読む "産んでみて思った「これじゃない!!」~お産を本気で追求したいその2~"
地球環境の主役 植物の世界を理解する <番外編> ハテナ? ~共生による進化適応の世界~
今年もあとわずかです。来年も「自然の摂理から環境を考える」をどうぞよろしくお願いします :blush:
植物の世界はその進化史や生態とともに、調べれば調べるほどに知らない世界が広がっているのですが・・・その中でも特に気になる植物の共生世界を<番外編>としてお届けしたいと思います☆
ハテナ(Hatena arenicola 砂浜に住む謎の生物の意)
この生物は、比較的最近発見された謎の生物で、「ハテナ」と名付けられました(本当です)。
鞭毛を使って動き回る一方、細胞内に緑色の葉緑体=藻を持ち、光合成を行うという、ミドリムシみたいな半藻半獣の単細胞生物です。ただハテナは、分裂するときに葉緑体が片方にしか受け継がれません。驚くべきことに分裂したもう片方は透明なハテナとなり、なんと捕食器官が発生するのです!その後、葉緑体を持つなんらかの単細胞生命を取り込むと口は消滅し、光合成を行う緑色のハテナとなります。植物進化上の重要な鍵を握る生物なんです。
なんともはや不思議な生き物ですね。
今の陸上の植物が元はみんな動物だった!なんて信じられます?
気になる方は、ぽちっとお願いします♪
↓
続きを読む "地球環境の主役 植物の世界を理解する <番外編> ハテナ? ~共生による進化適応の世界~"
水資源の危機どうする?(番外編)~海水淡水化(2)~
海水淡水化を新たな水源として当てにしていいのか?!ということで、前回の「水資源の危機どうする?(番外編)~海水淡水化(1)~」では海水淡水化の仕組みを見てきましたが、今回は淡水化プラント利用の現状や問題点をもう少し詳しく見てみます。
淡水化施設の導入状況
淡水化の需要は、過去30 年間で12 倍になり、毎年11%以上の伸び(毎年200~300 万m3/d 以上)を続け、下図の2003年値で3,700万m3/d、2008年の推定では日量5,200万m3/dにのぼり、2016年には10,700万m3/d年率9.4%の伸びで6兆4千億円の関連投資が見込まれています。(GWI:グローバルウォーターインテリジェンス予測)
表:方式別淡水化施設設置状況(単位:千m3/d)
前回紹介した淡水化の方式別の導入量を見ると、現在では逆浸透(Reverse Osmosis(RO))法が51%と主流になってきています。(右表データは2003年値)
右表には淡水化に関連した日本メーカーのシェアも併記されていますが、水市場の中でのシェアの少ない日本の中では高いシェアのジャンルです。
採用地域
地域別の導入量では、水資源が著しく少ない一方、資源が豊富でオイルマネーによる資金も潤沢な中東地域での導入が過半を占め、2008年現在では6割近くまで伸びています。
用途
日本では作り出した淡水利用の比率は、工業用73%・生活用水22%・発電用5%ですが、世界的には生活用65%・工業用24%・発電用5%・その他(農業・軍事・観光etc)1%の利用比率です。中東のGCC(湾岸協力会議)諸国では生活用水の80%を淡水化施設に依存しています。
さて、このように実用化され、近年の伸びも著しい淡水化事業は、活況を呈している面にだけにスポットを当てると新たな水資源としてのポテンシャルは高そうに見えます。しかし、作られる水が「エネルギーの瓶詰め」と言われるように淡水化のエネルギー消費は大きく、巨大なプラントも必要で増水コストも掛かります。
導入状況に続き、そのあたりの状況を続けて見てみましょう。
※図表は「(社)原子力産業協会 海水の淡水化に関する検討会資料」から引用
続きの前に応援宜しくお願いします。
続きを読む "水資源の危機どうする?(番外編)~海水淡水化(2)~"
アレルギーどうする!?免疫力UPから考える★
こんにちは
アレルギーを内的要因から考えるで、遺伝の問題を除外するとアレルギー増加の原因は
、外的要因と内的要因による免疫力低下に起因している ということがわかりました
原因が解明できたので今回は免疫力をアップさせるには?を、免疫力UP図解 !!を参考に追求しました
続きを読む前に応援クリックお願いします ぽちぽちぽち
続きを読む "アレルギーどうする!?免疫力UPから考える★"
食料の輸入が途絶えたらどうなる?part4~漁業編~
こんにちわ。「もしも輸入が途絶えたら」今日は漁業について扱いたいと思います。
大豆・小麦の場合は、なかなか厳しい数字が示されていましたね。
では漁業はどうでしょうか。
もともと日本は四方を海に囲まれ、漁業がさかんでした。そしてほんの30余年前までは豊富な海の幸を食卓に並べることが出来ました。しかし現在は輸入魚の増加や漁獲制限、また嗜好の変化などにより、状況は変わってきたといわれています。
冬の定番 ぶり大根 「お仕事日誌&一日一麺」様よりお借りしました。
日本人の魚介類の消費量は2003年で年間約800万トン(一人当たり65kg)です。このうち自給分は約60%の480万トン、残る40%を輸入に頼っているので320万トン(一人当たり26kg)が輸入ということになります。ちなみに一人当たりの消費量は世界平均の4倍です。これはpart2,3で扱った、大豆や小麦に比べればまだ多いといえます。しかし海に囲まれた日本としては?という気もしますがこれは後段で。
さてこの320万トンがなくなる、つまり輸入が出来なくなる可能性はあるのでしょうか。
その前に、応援のひと押しをお願いします。