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産んでみて思った「これじゃない!!」~お産を本気で追求したいその2~

新年、あけましておめでとうございます 😀
アメリカを中心した市場社会が大きな転換点に差しかかっています。
今年は未曾有の激震が日本をはじめ先進各国を襲ってくる可能性大です
そんな状況の中で、当ブログでは、市場社会の自然の摂理から逸脱した誤りを鮮明にし、 新しい可能性 への道しるべを少しでもできたらと思っています
今年度もよろしくお願いします 😀


😀 ではでは、今年もスタートです
はじまりしたお産シリーズ!!
お産についての知識がまったくない私
そこで、まずは、現在のお産事情から調べてみました 😀
現在のお産では、自然に生まれるものは非常に少ないようです
何かしら人工の手が加わっています。
例えば・・・

○陣痛促進剤
その名の通り陣痛を促進させる薬。
○会陰切開
出産時、赤ちゃんが出てくるときに、会陰(膣の出口と肛門の間のところ)が十分に伸びていないと肛門や直腸まで裂傷をおこすことがあります。そうした危険性のあるときには必要に応じて、ハサミで会陰を切ることをいいます。
○帝王切開
お母さんか赤ちゃんのどちらかに問題が生じ、自然分娩が難しいと判断された場合に選択される出産方法です。お母さんの腹部と子宮を切開して、直接赤ちゃんを取り出します。
○鉗子分娩
出産のときに回旋異常が起こったり、母体が疲労して上手にいきめない、赤ちゃんの心拍数が下がるなどの危険が迫り、急いでお腹から取り出す必要があるときに使う方法です。鉗子は金属製の2枚のヘラを組み合わせたはさみのようなものです。鉗子分娩は鉗子で赤ちゃんの頭を挟み、方向を修正しながら誘導するように引き出します。鉗子の跡が顔についたりすることもありますが、1~2週間で消えます。

上記のことをしないお産(初産)は、1%ほどとのこと!!
びっくりです
これだけ人工の手を入れているということは、それだけ女の人の産む力も落ちてきているってことなのでしょう
お産って苦しいものなの?~お産を本気で追求したいその1~ [1]で紹介した、この著者が提唱しているのが、自然分娩
人間本来「いのちの営み」
「産む力」「生まれる力」、その両方が合わさった「自然といのちの尊厳」を表す言葉です。
お母さんが「産む」だけじゃなくて、赤ちゃん自身「生まれてこよう」とする意志と力を持っているのです
(私はこれだけでも気づきです。)
しかし、今はこの「自然分娩」もいろいろ手垢のついた言葉となってしまったようです。
「分娩」だとなんか医療的になってしまうし。。。
そこで、この著者がおすすめしている言葉が、「お産」
柔らかくて、優しくて人間的な響きがしますね
そんな「お産」を提唱している著者について、まずは紹介します。

もともとは東大の理学部(地球化学)で、博士として研究していました。
その時に妊娠!そして生むことになりました!
このことが、現在の「お産」を提唱する大きなきっかけになりました!
お産について何も知識がなかった著者は、いろいろなお産情報を集めます。
しかし、よくわからず。。。
そして、そんな中、叔父の診療所で出産。
手術室も兼ねた大きな部屋の兼ねた大きな部屋の隅に置いた平たい分娩台に仰向けに寝かされ、陣痛促進剤を筋注され、馬乗りになった看護婦さんがお腹押して、子どもが誕生。
その時の感情は、驚愕と恐怖、それから今までに味わったことのない悲しみ。(上手く言語化できないですが)
生まれた感動はなく、ようやく終わったことだけを感じていました。
生まれた赤ちゃんはかわいかったのですが、産後は切れた会陰の痛みと、おっぱいの張る痛みに苦しみました。
そこで、「これじゃない!!」と思う。
桶谷式乳房治療手技も知りました。
そして、おっぱいを飲ませながら考えました。
お産のときは、誰かそばにいてほしい。仰向けで空に向って産み上げるのはおかしい。
会陰とおっぱいの痛みさえなければ、お産後のつらさなんて、10分の1になる。
人間の子どもには、人間のおっぱいを。
そんなことを考えていました。
そして、子どもが1歳半になったとき、
「あたり前に産んで、あたり前に育てたい」という思いから、産科医を目指します!
そして、なんと医大に入学します。
(お金があるわけではなかったので、なんと首席を維持し続けながら、奨学金をもらっていたらしいです。)
そして、病院で5年間勤務した後、本物のお産を目指すべく、自宅出産専門で独立開業する。
そして、入院施設開設の準備をし、「お産の家」を構えて現在に至ります。

自身の出産がきっかけで、本物のお産を目指して開業までしたのは、ほんとすごいですね!
これから続くシリーズをお楽しみに

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