民主党の温暖化政策~日本は先導役にも環境貢献もできない~
画像はNIKKEI NETからお借りしました。
民主党の温暖化政策ってどんなもの(1)~(3)で、政策の中身を切開しようとしてきましたが、そもそも民主党のCO2削減25%(90年比)はそもそも実現できる数字なのだろうか?また25%を実現したとして、それは本当に地球環境のためになるのだろうか?国際的な日本の評価に繋がっていくものなのだろうか?
今回はこれらを考えるうえで有効な記事を紹介したいと思います。
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シリーズ 環境問題の核心=「国家と市場」 を超える可能性を考える③
超国家・超市場論3 置かれた環境を貫く 闘争圧力を把握せよ
環境について意識して、いろいろやっているのに、一向に問題が解決に向かっている気がしないって思っている人って多いんじゃないでしょうか?
エコポイント制、エコカー減税、CO2削減・・・いろいろ動きはあるのだけれど、なんだかズレてる、もしかしたら、悪化に向かっているんじゃないか?
図はダイハツさんよりお借りしました
図はjanjanさんよりお借りしました
鳩山首相が、国際評価を高める目的で、国連でCO2削減目標を1990年度比25%減と発表しましたが、思ったより効果が無く、却って、国内外から現実に即した判断が出来ていない印象を持たれてしまったようです。
写真はPoPBunka!のむふむふBLOGさんよりお借りしました。
これらみんな、みんなが感じている外圧認識からズレた対応・方針であることを示しているのではないでしょうか?
だから、みんな収束できないし、実現・統合される気もしない。
今回は、みなが収束する、統合に至る方針や行動のために、何が一番大事で必要かを明らかにした投稿の紹介です。
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人工物質が肉体を破壊してゆく その4 牛乳の害・徹底追求 後編、現代の牛乳は人工物質に限りなく近い
世界の民族を見渡すと、遊牧部族や欧州大陸の牧畜部族は、2000年以上に渡って、ヤギ、ヒツジ、牛、馬などの獣乳を食して来たのは事実である。その意味では、これらの民族にとっては、獣乳は、危険な食物ではなく、「動物の恵み」である。
一方で、前編で見てきたように、「牛乳の害」が確実にある。
「動物の恵み」と「牛乳の害」の関係を読み解くには、自然の摂理、生物の原理が必要だと思う。
そこで、後編では、以下の点を追求し、「牛乳の害」に結論をつけたい。
そもそも母乳は、哺乳類にとって、どのような意味をもっているのか?
その獣乳を人が食用に使ってきたのは、どうしてか?本当に適応しているのか?
現在の酪農は、年間10ヶ月以上乳搾りをしているが、それは動物の原理を逸脱していないか?
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シリーズ新エネルギー④『都市鉱山の実現可能性を探る』
😉
画像は『時代を読む新語辞典「都市鉱山」』さんからお借りしました。
前回、シリーズ新エネルギー③『都市鉱山は循環型社会の実現基盤』では、レアメタルの基礎知識と、都市鉱山として大量の製品の中に蓄積されている日本のレアメタルの状況、及び、リサイクル技術とその回収体制についての概要を記事にした。今回は、その実現性についてデータを基に検証してみよう。
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人工物質が肉体を破壊してゆく その4 牛乳の害・徹底追求 前編、日本人の獣乳飲用とGHQの牛乳指令
グルタミン酸ナトリウムに続いて、今回は牛乳の害です。
牛乳は、牛さんが分泌してくれる「動物の恵み」。「人工物質」といわれると、とても、気になりますか?
少々長い展開になりそうなので、前編、後編に分けて扱います。
日本人は、獣乳飲用の歴史が浅い
採取・漁労民族、穀物・植物食を主体としてきた日本民族は、獣の乳を常食にはしてこなかった。本格的な獣乳が導入されたのは、明治以降の「ヤギ」の移入であろう。
明治の「脱亜欧入」の一角に、ヤギ飼育とヤギ乳がある。中型草食動物である「ヤギ」は、子ヤギを買うとしても値段が安く、飼育の草もただなので、どの農家も飼育が可能だった。だから、「貧農の乳牛」という言葉があるほどである。
ヤギ乳は、明治・大正・昭和と長い時間をかけて、日本人の食物の一角に取り入れられ、農家の自家消費、一部が都市住民の主に「病人食」として扱われていた。
当然ながら、ヤギ乳飲用の危険な側面、不都合な側面は、経験を介して獲得されて行く。(但し、牛乳に比して、危険な要素は小さいのであるが。)
昭和30年代までは、殆どの農家でヤギが飼われていた。実は、筆者leonnrosaも、小学校高学年当時、ヤギの世話をし、毎朝、乳搾りをしていた。
ヤギの乳搾り体験してみませんか?からお借りしました。
ヤギの乳の出方は、子ヤギを出産した直後から、乳を分泌し、2、3ヶ月程度で乳が出なくなる。つまり、子ヤギが離乳できる時期を迎えると、親ヤギは乳分泌を終える。(なお、搾乳用に品種改良されたヤギでは、搾乳期間が6ヶ月に延びている。)
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民主党の温暖化対策ってどんなもの?(3)
民主党の温暖化対策ってどんなもの?シリーズ第3弾
温室効果ガス排出量の推移 はどうなっているのか、まず、抑えてみたいと思います
グラフをみると、二酸化炭素以外については全てにおいて、1990年値から削減 されています。にもかかわらず、温室ガス排出量が増加しているということは、CO2がそれ以上に増えていることが原因となります。
では、なぜCO2が増えてきているのでしょうか
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シリーズ新エネルギー③『都市鉱山は循環型社会の実現基盤』
写真は『エコジャパン』さんからお借りしました
この写真は、携帯電話の中身だ。ここに書き込まれているアルファベットはレアメタルの元素記号を表す。
Nd、Ag、Pd、Ba、Ni、Zr・・・・・
すべて遠い国から輸入されたものだ。これがなければ携帯電話は動かない。今回は、このようなレアメタルが、日本国内に大量蓄積されているという話から始めよう。それを都市鉱山という。
『都市鉱山』という命名はどこから来たか?
まず、日本の工業生産は資源を輸入し高度な製品を作り出す。そこでは、レアメタルと呼ばれる希少金属が使用済みも含めた大量の製品の中に蓄積される。もし、それを再利用できれば、その蓄積だけで輸入に頼らず必要な生産をまかなうことが出来る可能性がある。
そして、日本は家庭や企業に工業製品を有り余るほど所有している。つまり、山奥にある鉱山と同じように、都市部の家庭や企業の所有する製品の中にレアメタルは埋蔵されていることになる。これが、都市鉱山といわれる所以だ。
これが実現すれば、市場縮小経済における日本の突破口の一つになる。
08年年末なんで屋劇場「金融危機と意識潮流の変化」ノート4:突破口は鎖国経済モデル
このようなある種の鎖国経済モデルは、環境面では循環型社会の実現でもある。日本は江戸時代、既に鎖国経済モデル=循環型社会を実現したことがある。従って決して実現不可能なモデルではない。むしろ鎖国状況にありながら江戸は当時最先端都市であったことを考えると、鎖国経済モデルは、現在の閉塞したグローバル経済モデルの突破口として世界を牽引していける可能性もある。
それでは、都市鉱山を探索に行こう!
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人工物質が肉体を破壊してゆく その3 グルタミン酸ナトリムの危険性を探る
遺伝子組み換え食品につづいて、人工食品・人工物質について扱ってみたいと思います
ご存知のとおり現在わたしたちが毎日食べている食品には、食べ物をおいしくする為にいろいろな添加物や人工調理料が含まれています。今回はそんな人工調味料の代表=うまみ調理料・グルタミン酸ナトリウムについてのお話です :D
グルタミン酸ナトリウム(うまみ成分)の発見のもとになったダシ昆布
食卓では最近あまり見かけなくなりましたが、味が濃くなる、うまみが増すといった理由から、ほとんどの加工食品や外食産業では今でも好んで使われています。入れるとうまみが増して美味しくなる人工調味料として普及していますが、体によくないとも言われていますね。今回は、その是非を問う前にグルタミン酸ナトリウムを摂取するとなぜ、人間の味覚はそれをおいしいと感じ取るのか?を先ず押えて行きながら問題の本質に迫りたいと思います。
そもそも私たちにとっておいしいって、何なんでしょう?
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民主党の温暖化対策ってどんなもの?(2)
先週から始まった
「民主党の温暖化対策ってどんなもの?」
シリーズの第2弾です。
前回は、「前自民党政権の温暖化対策」について見ていきました。
今回からは、「民主党政権の温暖化政策」です。
数回にわけ徹底解剖していくので、宜しくお願いします。
今回は、国連総会の発表で全世界の注目を集めた、
温室効果ガス
1990年比25%(2005年比30%)削減の根拠
を探っていきたいと思います。
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(写真は「政府、社会の問題、提言など」さんから借用しました)
シリーズ 環境問題の核心=「国家と市場」 を超える可能性を考える②
超国家・超市場論2 闘争(能力)適応 と 共生(取引)適応
さて、今回で第2回目を迎える超国家・超市場論シリーズ。
今回は、生物一般に見られる適応形態 を抽出 ・分類 し、それに人間の社会(国家と市場)を当てはめてみるというかな~り斬新 な切り口で現在の社会を切開していきます。
そうすることで、国家と市場はどういった関係なのか?市場(お金)で社会は統合できるのか?という問題に対する解決の糸口を見つけていきます。 🙂
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