シリーズ新エネルギー②『マグネシウムの再生とレーザー技術』
シリーズ新エネルギー①『マグネシウムがエネルギーを生む社会!!』では、酸化マグネシウムを還元してエネルギーを蓄積する過程を紹介した。
今回は、マグネシウムの資源状況、そして、精錬、再生に用いられるレーザー技術について記事にした。この、高密度なエネルギーを微小空間に照射することが可能な技術は、旧来のエネルギーを垂れ流す非効率な巨大な精錬プラントを超えるかもしれない。これにより、 マグネシウムを含む鉱石の無い日本が、海水よりそれを精錬自給し、高効率で再生できるようになる可能性を秘めている。
また、この技術が進化すれば、エネルギー利用効率は上がり、周辺環境への悪影響も改善される。そこで、この技術を追ってみた。そうすると、技術内容以外にも面白いことがわかった。レーザー技術もレアメタルに負っているところが大きいということだ。そこで、今回はマグネシウムの資源状況と、レーザー技術を取り上げ、次回に『都市鉱山』で有名になったレアメタルについてアップしたいと思う。
(画像は『楽天』さんからお借りしました)
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人工物質が肉体を破壊してゆく その2 遺伝子組み替え食品の本質的な問題は何か?
みなさん、こんにちは 😮 。
前回に続いて、今回も遺伝子組み替え食品の問題性について迫ってみます 。
写真はこちらからおかりしました
普段、みなさんが目にするお店の豆腐や納豆には、「遺伝子組み替え大豆は使っていません」という表示が行われていますよね。
これは、遺伝子組み替え技術への不信感の現れですよね。食べることによって、直接人体に何らかの影響が出るとおもっているからです。
しかし、遺伝子組み替え作物の背後には、さらに自然界そのものを脅かす重大な問題 が存在しているのです。
今回は、その問題の本質に迫る投稿を紹介します 。
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民主党の温暖化対策ってどんなもの?(1)
民主党政策集によれば
地球温暖化対策基本法を制定し、2020年までに1990年比25%、長期的には2050年までのできるだけ早い時期に60%超の温室効果ガス排出量削減を実現します。
自民党から民主党へと政権が移行し、民主党は温室効果ガスを1990年比25%(2005年比30%)削減と打出し、国連でも述べました。
この民主党の温暖化対策ってどのようなものなのでしょうか?
何度かに亘って扱っていきたいと思います。
まずは、その第一回目として、民主党以前、自民党(麻生政権)の時の温暖化対策はどのようなものであったのかを調べてみました。
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シリーズ 環境問題の核心=「国家と市場」 を超える可能性を考える①
超国家・超市場論1:新しいまつり場は、国家と市場を超えられるか?
今回から、新シリーズということで、
環境問題の核心部分である国家と市場の持つ本質的な問題性と、それらを超える新たな社会統合の可能性(=環境問題への本質的答え)をるいネットに掲載の「超国家・超市場論」を紹介しながら、自然の摂理の観点から考えて行きます。
最近、エコカー、エコポイントetc.環境にやさしいとマスコミを通じていろんなことが宣伝されています。
しかし、既に、多くの人々は、それは、ごまかしで、環境に良いどころか、環境を口実に、モノを売ろうとしている、つまり、市場経済を無理矢理でも拡大しようとするあがきであって、環境問題の解決には程遠いことに気付いているでしょう。
実際、若者の車離れに象徴されるように、みんなの実感として、モノは、それ程欲しくなくなっているのに、無理にでも買わせようとする。
国連が言う「持続可能な開発」とかも、??が付く。
でも、大半の人は、じゃあ、どうすれば良いのかというところで止まってしまっている。
やはり、環境問題の核心は、市場、そして、それを支える国家(=社会統合)の本質を捉え、それをどうして行くか(どう超えて行くか)ということに行き着かざるを得ないでしょう。
という訳で、「超国家・超市場論」なのです。
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GHQが生み出した「サラダ記念日」
リサイクルの本質を考える(9)~汚泥のゆくえ~
>江戸時代などは糞尿の再利用がなされていた
>では、その汚泥がなぜ再利用しにくくなったのか?
なぜ再利用しにくくなったのでしょうか?
その答えは「ウンコに学ぼう♪~衛生・清潔とは何か?~」にあります。
>そもそも日本では、戦後、生野菜をサラダでGHQの寄生虫撲滅作戦により、下肥を使わない農法がとられ、徐々に下肥文化は衰退していきました。
改めて、それをここで整理してみましょう。
汚泥の元は下水処理場に流れ込む人糞。下水処理場が出来る前は、肥溜めに集められ、肥料として使用されていた。
その肥溜めによる下肥(人糞を腐熟させたもの)再利用を禁止したのは、第二次世界大戦時の 連合国総司令部GHQなのです。
これにより、人糞は 肥料の元という価値あるものから、 有害なゴミとして処分されるようになってしまったのです。
なぜGHQは人糞再利用を禁止したのでしょうか?
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日本人の身体技法 part6 ~エピローグ:「型」とは何か~
本シリーズでは
日本人の身体技法 part1 ~プロローグ~
日本人の身体技法 part2 ~ナンバ歩きとは何か?~
日本人の身体技法 part3 ~日本人の呼吸法とは?~
日本人の身体技法 part4 ~丹田とは何か?~
日本人の身体技法 part5 ~日本人の服装~
と続けてきました。
日本人の身体技法 part1 ~プロローグ~で、以下のように書きました。
昔の日本人は環境にカラダを合わせて動きの質を変えてきたと想像できます、産業が発達するにつれ、環境の方を人間に合わせるようになってきました。これは洋の東西を問わずに言えることですが、日本人にとっては、これはそれほど長い時間をかけて進行したものではなく、ほんの数十年のことです。
身体の動きは脳の深い所に直結しています。数百年にわたって適応してきた身体技法を失うことは何を意味するのでしょうか?
グローバリズムが進行する現代、身体の使い方まで多様性を失うのは人類の可能性を摘み取る行為に思えてなりません。
日本で培われた身体技法を取り戻すということが次代の可能性収束先なのかもかもしれないのです。
日本人の身体技法といっても、武術や芸能における本格的専門的な世界の秘伝から、大衆全般に見られる共同体の中で伝え、守られてきた所作まで含めて対象は非常に広範です。日本ではそれらを伝達、共有、継承していくために 「型」という概念が生み出されました。
「型稽古の様子」 (画像は合気道S.A.戸田様から借用しました。)
本シリーズの最後に「型」についての認識を紹介しておきましょう。
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シリーズ新エネルギー①『マグネシウムがエネルギーを生む社会!!』
日本は資源に乏しく、エネルギーは輸入に頼み。これを、自給できるようになれば日本は大きく変わる。それは、過剰消費が続けられるという意味でない。なぜならば、1970以降、日本は物的飽和状態にあり、今不足しているのは物ではないからだ。にもかかわらず、市場拡大絶対という誤った観念のため、国債を投入して無理やり経済成長を続けてきた。その結果が現在の国債残高であり金融破綻なのだ。
よって、これからは物的需要を越えたところに、新たな需要を創出し、活力のある社会を再生しなければならない。つまり市場原理からの脱却だ。ところが、このままエネルギーを外国に依存したままだと、世界を取り巻く市場主義者の思惑が、脱市場の新しい社会の創造の障害になる。また、経済破局のような事態になれば、貿易停止で日本社会は大打撃を受けてしまう。
この情況を回避し、活力のある新しい社会を実現するためには、他国に依存しないエネルギーの確保や、食料の自給は重要な課題となる。このような意味で、シリーズで新エネルギー取り上げる。今回その第一弾として、
『石油、石炭もういらない!? マグネシウム・エネルギー社会 東工大教授が提言』を紹介する。
画像はWIRED VISIONさんよりお借りしました
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人工物質が肉体を破壊してゆく その1 遺伝子組換え食品の影響
自然には存在しない「青いバラ」。(画像はコチラからお借りしました。)遺伝子組換えで作ってしまったそうです。まもなく店頭に並び手に入れることが出来るそうです。(はっきり言って気色悪いです。)
私たちが日常的に食べている食物類は大なり小なり工業技術や科学技術が関与しています。その意味では一昔前の人々が食していた自然に根付いた食物とは全く異なる食物を身体に取り入れているのです。
シリーズではこの工業技術、科学技術が生み出した人工食物・人工物質を扱っていきます。初回は20世紀後半が生んだ最大の成果(?)遺伝子組換え技術と遺伝子組換え食品についてです。
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日本人の身体技法 Part 5 ~日本人の服装~
日本人の身体技法を考える上で、Part4~丹田とは何か~に引き続いて、長い歴史と共に身体技法と密接に関係している「日本人の服装」について調べてました。
日本人の服装は明治時代に西洋から洋服が入ってくるまで、歴史の大半をキモノが占めています。
ちなみに現在の着物の原型は平安時代の小振りな袖で対丈(ついたけ、着るとちょうどの丈の意)の衣服「小袖」がはじまりといわれています。
<和裁士がつくるサイト>さんから拝借しました
キモノを着て帯を締めたとき、1本体の芯が通った感覚が生まれる経験は誰にもあるのではないでしょうか。
これらの感覚と長い年月を通してキモノが活用されてきた背景には、日本人の身体技法に適したものであった筈ですし、その中味は何だったのか?を押さえてみたいとおもいます。
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地球環境の主役 植物の世界を理解する25.米大陸モンゴロイドが見出したトウモロコシ
1年に渡って取り組んできた植物シリーズも、今回で最終回とします。
人類の人口増加は、必然的に、「実のなる植物の活用」=農耕段階を迎えます。
実のなる植物・草として、東アジアモンスーン地帯では稲を発見します。西アジア・乾燥地帯では、麦に行き着きます。
過去の記事をあげておきます。
西アジアの麦の栽培/農耕部族が見出した一年草の可能性 リンク
モンスーン地帯の稲の栽培/東アジアの一年草 稲栽培 リンク
稲作と麦作の基本思想比較/森への同化意識を継続させたアジア農耕部族リンク
ところで、世界の農耕を見渡すと、稲・麦以外に、トウモロコシとタロイモが重要な役割を果たしています。
2007年の世界のコメ(もみベース)生産量は、6.6億トンです。麦(小麦、大麦)は7.4億トンです。対して、トウモロコシは7.9億トンです。
世界の最大の穀物がトウモロコシですね。
そこで、最終回は、「実のなる植物」であるトウモロコシを扱います。
マヤ文明のシペ・トテック像(豊穣の神様)。手にトウモロコシをもっている。
世界を旅行している2Win Soulさんの「おもしろ博物館で何を思う?!」からお借りしました。リンク
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