『次代を担う、エネルギー・資源』状況編8 資源(コモンメタル・レアメタル)の自給の可能性② ~資源開発~
みなさん、こんにちは~
前々回の記事では「金属資源の状況」、
前回の記事では「国内自給の可能性」を探索してきました
前々回わかったのは、日本は鉱物資源の世界有数の消費国である一方、そのほとんどを輸入に頼っていること
そして、この状況を脱却するべく、前回・今回と国内での自給の可能性 を追求中です
国内自給の可能性を探る上で、軸は大きく2つあります
使用量を減らす
新しい資源を探す
は大前提として「余計なものは作らない」、そして「長持ちさせる」ことができたら、それが1番!
実際、みんなの意識も「もったいない 」など、使用量の削減へむかっていますね
もう一方で、本当に必要な量の資源をどうやって自国で調達するか という課題があります。
前回の投稿では、 の中でも「リサイクル⇒都市鉱山の可能性」では、法・制度さえ変えていければ、かなりの分量を賄えるのではないかという結論になりました
今回は、資源開発に絞って、どんなものがあるのか を調べてみました
(上の図を参照しながら読んでいただけると、わかりやすいと思います 😉 )
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「次代を担う、エネルギー・資源」環境問題・新エネルギーをめぐる観念パラダイムの逆転②
みなさんこんにちは。間が空いてしまいましたが、前回の続編です。前回は、「環境活動が閉塞している一方で、農が注目されているのはなんで?」という事について触れました。共認充足 に導かれるかたちで、旧い観念を突き抜けて農収束しているというお話でした。
今回は、「環境問題や、エネルギー政策を考える上で、どんな観念が必要とされているのか?」をもう少し鮮明にしてみたいと思います。
八方建設さんよりお借りしました。
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『次代を担う、エネルギー・資源』 トリウム原子力発電6-2/2 ~原子力発電を巡る世界の動き【発展途上国編】~
前回の『次代を担う、エネルギー・資源』 トリウム原子力発電6-1/2 ~原子力発電を巡る世界の動き【先進国編】~に引き続いて、今回は発展途上国の原発の開発状況を扱います。
前回の記事でも扱いましたが、近頃では先進国が発展途上国の原発開発を支援する動きが活発になっています。そこには先進国が、発展途上国を原発市場拡大のターゲットにしている思惑も見え隠れします。
それでは、発展途上国の原発開発の実態はどうなっているのでしょうか?発展途上国の中でも、原発開発計画が特に盛んな中国とインドの状況を整理していきます。
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『次代を担う、エネルギー・資源』水生圏の可能性 6.藻から生産する油脂(エネルギー)の生産性を評価する
みなさん、こんにちは 😮
前回は、「藻を繁殖させるにはどうする?」を追及していきました。
今回は、その藻から得られる油脂(エネルギー)の生産性について、以下の3ステップで考えていきます。
①藻からつくられる油脂の生産量について(発表されているデータ)
②油脂生産量は、どんな計算をしているのか?
③暫定的な生産性で試算してみると何人のエネルギーを賄えるか?
写真はコチラよりお借りしました
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『次代を担う、エネルギー・資源』状況偏7 ~資源(レアメタル・コモンメタル)の自給の可能性①~都市鉱山~
『次代を担う、エネルギー・資源』状況編6 ~資源(レアメタル・コモンメタル)の使用状況、利用先、使用量~では、日本が鉱物資源の世界有数の消費国である一方、それらのほとんどを輸入に頼っていることがわかりました。
そこで今回は、資源の乏しい日本において救世主として期待されている都市鉱山について調査し、自給の可能性があるかどうかを明らかにしていきたいと思います。
1.都市鉱山における資源(レアメタル・コモンメタル)の貯蔵量
08年1月、独立行政法人 物質・材料研究機構(以下、機構)は「わが国の都市鉱山は世界有数の資源国に匹敵する」という発表を行い、注目を浴びました。
(「都市鉱山」とは、家電などの使用済廃棄物の部品に含まれる資源を鉱山に見立てて考える概念で、80年代に日本で提唱されたものです。)
金については、世界の現埋蔵量42000トンに対し、日本の都市鉱山は約6800トンで約16%。ほかにも、銀は22%、インジウム16%、錫11%など、世界埋蔵量の1割を超える金属が多数あることがわかりました。ちなみに、世界的に見ても、金や銀は現埋蔵量よりすでに採掘された量の方が多くなっています。
日本では、家電リサイクル法などによって、金属資源の再利用が行われているほか、すでに鉄、銅、アルミニウム、鉛などはスクラップからの再利用が重要な供給源となっています。たとえば、鉄。日本国内にある鉄資源の量は正確に計算されており、ビルや廃屋などの形で蓄積された鉄をまるごと利用できるわけではありませんが、それでも鉄と同程度にリサイクルできれば現埋蔵量の0.8%はまかなえる計算です。
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『次代を担う、エネルギー・資源』 トリウム原子力発電6-1/2 ~原子力発電を巡る世界の動き【先進国編】~
これから【先進国編】と【発展途上国編】の2回に分けて、原子力発電およびトリウム資源利用を巡る世界の状況について連載します。
主な論点として、各国の
①原子力発電を巡る政策について
②原発の稼動・開発状況について
③トリウムの利用状況について
を取り上げます。これによって、原子力発電を巡る現在の状況および、今後の課題を整理していきたいと思います。
さっそく、世界の原子力発電の概況から見ていきます。
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『次代を担う、エネルギー・資源』水生圏の可能性 5.藻を繁殖させるサイト(栽培地)をどうする?
前回まで藻類の可能性についてその構造や原理などについて探ってきました。今回は、実際の藻の生産は具体的にはどうする、培養地はどうするという方向に向けて、さらに進めていきたいと思います。
藻以前のバイオディーゼル油生産では、アメリカ大陸(大豆油)、欧州(菜種油・ひまわり油)、東南アジアで(パーム・ココナッツ油)、使われる原料がそれぞれ異なっていました。気候・風土を反映し、国家レベルで舵の取り方が違っているのですね。
京都市廃食用油燃料化施設HPから
藻類の生産においても同様に、地域、国家レベルで気候、風土に応じて、どのような方法で生産するのか戦略が違ってくることが推測されます。以下に見ていきます。
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『次代を担う、エネルギー・資源』状況編6 ~資源(レアメタル・コモンメタル)の使用状況、利用先、使用量~
みなさん、こんばんは~
『次代を担う、エネルギー・資源』状況編5 ~石油・石炭の使用量・利用先~では、
次代のエネルギーの条件
自給自足出来るか?
自然の摂理に則っているか?
共認原理に則っているか?
のについて、現代のエネルギーの主流である石油・石炭の自給の可能性を追求しました。
石油は、現状、国内資源に乏しく、現在の消費量のうち自給しているのはたったの0.3%。
これでは、今後エネルギー量が減少していくことを考慮しても、到底まかないきれません
“石油エネルギー”は代替エネルギーで賄えますが、“石油製品”は代替の可能性が見つけられていない大きな課題です
では、その石油製品を石炭で賄うとどうなるのでしょうか 🙄 ?
日本で自給できる石炭で、石油製品(化学製品)を賄うには、“50年分オーダーの値”であると想定する。
こちらも、継続的に自給出来るかどうかという点では、非常に難しいことがわかりました 😥
今後、脱石油製品は大きな課題です
今回は、同じく“資源”という点で非常に欠かせない、
『金属類はどうなっていくのか?』を調べていきます
まずは、そのための基礎情報を調べてみました~
(画像はコチラからお借りしました )
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『次代を担う、エネルギー・資源』水生圏の可能性 4.藻が生産する成分を丸ごと活用するのが理に適っている!
前回までは、石油の代替物として藻類から油脂成分を取り出そうとする先端の動きを追い、3万種ある藻類の中から、油脂成分を貯蔵する特定の種だけを選別して培養し、油脂成分のみを抽出する競争をしていることを紹介しました。
*茎長が5~7cm、カサの直径が1~1.5cm. の巨大な単細胞緑藻のカサノリです。藻類には多種多様な種があるのですね。
「藻類画像データ(筑波大学生物科学系植物系統分類学研究室)」より借用させていただきました。
ところが、藻類も植物であり、自然の摂理の観点からは無駄なところは何もないはずで、特定の必要成分を活用するばかりではなく、藻を丸ごと活用するほうが理に適っていると言えます。
そこで、今回は、
1 藻類の2つの活用戦略
2 藻類をどのように丸ごと活用するのか。
3 丸ごと活用に向けての課題
を考えていきます。
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『次代を担う、エネルギー・資源』 トリウム原子力発電5-2/2 トリウム資源は日本にあるのか?』
前回の記事『次代を担う、エネルギー・資源』 トリウム原子力発電5-1/2 トリウム資源はどこにどれくらいあるのか?』では、トリウム埋蔵量をウランと比較し、日本に存在するのか?の提起までを書きました。
トリウム埋蔵量はウランに比べて3~4倍あり、ウランに比べて遍在性も高いと言われていますが、
確認埋蔵量は、ウランもトリウムも総量はほぼ同じです。産出量はウランではオーストラリア、トリウムではアメリカが突出しています。表を見る限りは、ウランに比べれば広範な範囲に存在していますが、構成比には偏りがあり、「遍在性が高い」と言えるかどうかは微妙なところです。
モナザイトは花こう岩に含まれる鉱石です。そして火山国である日本には花こう岩は至るところに存在しています。本当に日本にはモナザイトはないのでしょうか?それで調べてみると実は日本にも「ないわけではない」ことがわかりました。日本にもあるとすれば、新たな可能性が見えてきます。
今回は前回記事における「ウランとトリウムの資源量」の整理と、トリウムが日本に存在するのかどうかを調べてみました。
それではトリウム探索の航海へ!
いつもありがとうございます。