2008-09-13
地球環境の主役~植物の世界を理解する~① <プロローグ編>
地球は水の惑星と言われ、宇宙からの写真ではその3分の2が海でまさに水の惑星です。
一方、陸地に注目すると森林が大半を占め、緑の惑星であるともいえます。
緑の惑星、それはすなわち植物の惑星。
写真はマダガスカルのバオバブの木。バオバブはなんと樹皮下で光合成を行います!
その植物が、わたしたち人間も含めた動物にとって必要不可欠である酸素を生産し、
土壌から吸い上げた水を蒸散し、周囲の気温変化を緩和し、CO2を吸収し、地球環
境の維持に大きく貢献しています。
まさに、地球の大きな環境条件を作り出して維持している生物が植物である。といっ
ても過言ではないでしょう。
しかし、そんな植物たちの世界をわたしたちはあまりよく知りません。
また、最近の研究では知られざる驚きの生態が明らかになってきています。
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『水資源』の危機!!どうする?-⑦:2.水資源の危機とは 4)このままだと、今後どうなる?:食料危機に直結している
そもそも、水資源というものは、自然循環の中では、偏在性を有するということが前提であった。だから、本来ならば、地球上のある地域で地下水が枯渇したり、河川が汚染されても、それはその地域のみにのことであって、全世界的に影響を及ぼすには至らなかった。
しかし、現代はどうか?エネルギー・食糧・工業品などを、各国が分業を行う市場のグローバル化に伴い、海外に依存を強める中で、水資源は、自然循環の枠から外れた、新しい偏在性を有するようになった。つまり、これまで述べてきた水資源の悪化が、地域を飛び越え、全世界に影響しうるということになる。
その影響が、私たちにとって、どのような危機をもたらすのだろうか?
水資源の危機シリーズも、いよいよ前半のラストです。ぜひ応援お願いします。
『水資源』の危機!!どうする?-⑥:2.水資源の危機とは 3)水資源(淡水)の減少:貯水による自然の水循環の破壊
前回の続きです 😀
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□貯水による自然の水循環システムの破壊_ダム
地域ごとに限られた降水量から利用可能な水資源を増やす為には、貯水などによる水資源開発で、利用できる淡水の量を増やす他ない。
降水量やその季節変動に関らず安定した取水が望める地下水は自然に貯水された有用な水資源だが、偏在性が高い。また、その多くは降水による涵養量の少ない帯水層に存在する為、涵養量を超えた使用を続ければ確実に枯渇する。既に世界各地の代表的な帯水層では地下水位の低下という形で枯渇が顕在化し始めており、地下水の緩やかな水循環は破壊され、使える淡水が減少している。
もう一方の代表的な水資源開発がダムで、降水を貯水することで、降水の季節変動(河川流量)の平準化、都市用水や灌漑用水の貯水、治水、水力発電等の目的で建設されてきた。規模の大きなダムでは年間河川流量の2~3倍の貯水量を持つものもある。2003年現在で世界各地に47000箇所ものダムが存在して利便性をもたらしている。
しかし、ダムはその規模から、河川や地中を循環する水の量に大きな影響を及ぼし、本来意図していた利便性を上回る損害を周辺地域や下流域に与え、むしろ自然の水循環の破壊によって、広域に渡る水資源の不足を加速してしまっている。
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写真:ダムによって形成された人工湖(ナセル湖)は琵琶湖の7.5倍の面積で、約1700億m3の貯水量。(日本最大の有効貯水容量をもつ奥只見ダムで4億5000万m3)
フォトライブラリーより:アスワン・ハイ・ダム
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妊娠中のお母さんと赤ちゃんの関係
生後のアレルギーの起こしやすさですが、下記の4項目で主に決まるようです。
1.両親の遺伝(アレルギーの起こす頻度・食物や毒素の分解能力・遺伝子)
2.妊娠初期(器官形成期)、母親の体脂肪に蓄えられている環境汚染物質や、現在の生活環境・食物に残存する汚染物質の影響
3.胎盤完成後、母親の食べた食物・生活環境中の物質の影響(胎内感作)
4.生後、食物・生活環境中の物質への接触(触る・吸入・食べるなど)
おでびびはうす ~アレルギー・アトピー~より引用
4の段階についてはいくつか投稿がありますのでこちらをご覧下さい
食物アレルギーを調べたら母乳に行き着いた
アレルギーって一体何なの?!
抗生物質まみれでアレルギーに!?
排ガス、炭酸ガスとアレルギーの関係
アレルギーになるかどうかは特に、2の妊娠初期にほぼ決まるそうです。
これはなぜなのか
まず妊娠中の母と胎児がどのような関係になっているのか解明します
その前にクリックお願いします
『水資源』の危機!!どうする?-⑤:2.水資源の危機とは 3)水資源(淡水)の減少:保水機能の低下による自然の水循環の破壊
これまでのシリーズで見てきたように、我々は自然の循環再生を上回る淡水を消費し、汚染によって利用可能な水を減少させ、更に状況を逼迫させてきました。
加えて、森林破壊や水資源開発これまで適応してきた自然の水循環を破壊することが、一部の市場活動に寄与する一方、広い範囲の水資源不足を生んでいます。
今回は、自然の水循環の破壊を「保水機能の低下による自然の水循環の破壊」「貯水による自然の水循環の破壊」に分けて見ていきます。
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■自然の水循環の破壊による水資源(淡水)の減少
我々が利用できる淡水は自然の水循環による毎年の陸地への降水が陸上で蒸発、或いは海へ流出するまでの量と、取水可能な帯水層の地下水に限られている。
陸地への降水は取水しやすい河川や湖沼を満たすほか、地中の緩やかな循環によって湿地や地下帯水層を満たし、土の保水力によって植生を育み、各地の水循環系に応じて様々な生物が生命活動を営んでいる。
写真:Osiris Expressから引用
しかし、人為的な淡水の過剰取水、森林破壊による農耕・放牧地の拡大、過剰な水消費を補う為の水資源開発などによって自然の水循環が破壊されてきた。結果として起きている、土地の保水力低下による砂漠化や気候変動、水資源の偏在化の加速が、各地に水資源不足をもたらしている。
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「くすり」って、なんだろう?【中間まとめ】 ・・・「くすり」市場は超巨大マーケット
「くすり」って、なんだろう?・・・Part1で
医薬史上の大きな出来事として、
1.モルヒネの発見 (1817年発表)
2.合成薬(アスピリン)の開発 (1899年商品化)
3.抗生物質(ペニシリン)の発見 (1928年)
4.ステロイドの登場 (1934年抽出、1948年薬剤利用)
これらの偉業のたびに医療のあり方が変化し、医薬業界は飛躍的発展をしてきた。
【参考:「薬を知りたい-創薬プロジェクトの現場から-」中島祥吉著】
医療の世界でこれらは大事件だったようです。
さて、これら4種の「くすり」はいったいナニモノなのでしょう?
をとりあげて、4回の記事で上記4種の薬がナニモノか、見てきました。
goquさん、「抗生物質」についての記事ありがとうございます。
飛び入り参加大歓迎ですのでこれからもヨロシクです。
今回は4種のくすりが社会にどのような影響を及ぼしたかを短くまとめておきます。
その上で「日本人はくすりをどれぐらい消費しているのか?」を見てみたいと思います。
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「水資源」の危機!!どうする?コラムその1
皆さんは自分が一日にどれくらいの量の水を使用しているかご存知ですか
水道局の統計によると、一般家庭での1人当たりの水使用量は1日平均約240リット
ルです
一般に、世界の平均水準では50-150リットル/人/日が必要十分な量とされていま
す
平均以上の日本ですが、やはり経済が発展している国ほど使用量が多い傾向があり
アメリカ、カナダ、オーストラリアはずば抜けて使用量が多い国となっています
これだけの量の水を何に使っているのかというと。。。
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石油より石炭火力が問題とされる理由、それは本当か?
Simasanです。
近頃、石油価格の高騰で発電や鉄鋼業界で石炭火力発電を復活させる動きがあるようです。
これに対し、環境保護団体からはCO2の排出が多い石炭火力の建設計画の中止を求める動きが起こっている。以下「日本のCO2排出増加の元凶・増大する石炭火力発電に「キャップ」を」
より引用
石炭火力発電所の増設に反対し、イギリス環境省の玄関前に石炭を積み上げて抗議する。(写真提供:グリーンピース・イギリス)
>1990年ころを境にたくさんの石炭火力発電が増えてきたが発電効率は決してよくないこともわかる。石炭火発は発電効率が低いことに加えて、天然ガスの1.8倍もの二酸化炭素を出すことから,燃料転換するだけで発電効率向上とCO2排出抑制のダブルで削減できる可能性が大きいことを示している。
暖房や料理の燃料としての練炭、木炭、列車や船の燃料としての石炭など、炭は昔から日本人にとっても馴染み深い燃料であるが、果たして、石炭はそんなに環境に悪いのか?
知りたいっと思った方は、ポチッとお願いします。
「サプリメント摂ったら野菜食べたのと同じ!」っていうのはウソ!
「野菜不足だから、サプリメントを摂らなくっちゃ 」
「乱れた食生活ではビタミンやミネラルが不足しているから、サプリメントが必要!!」
って思っている人って多いですよね。
「サプリメント採ったら野菜食べたのと同じ!」
って思っている人が多いと思いますが、実は
そんなことはありえないのです!
いつもありがとうございます 😀
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