ビタミンC発見の歴史
このところビタミンCの記事が多いですねぇ~。
そもそもビタミンCはどうして発見されたのでしょうか?
その発見の歴史を調べてみました。
大きくはビタミンCの発見の歴史は「壊血病」対策の歴史なのです。
ヨーロッパ中世(16世紀から18世紀)の大航海時代に、もっとも恐れられたのは「海賊 」ではなく「壊血病」という病気でした。
当時、長期間に渡っての航海の中で、多くの船員達がこの病気で命を落としたそうです。
現在、余り聞き慣れない「壊血病」と、よく耳にする”ビタミンC”との関係のナゾを一緒に解決して行きましょう!
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「ビタミンC」と書いてあれば「体にいい」と思っていませんか?~パート3
ビタミンC論争 が盛ん 🙂 ですが、yuyuさんの投稿(パート2)http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2008/05/000326.html#moreとleonrosaさんのコメントからすると「アスコルビン酸(ビタミンCの化学名)は、天然と合成で、その吸収率や生理作用・薬理作用および副作用に違いはないと言われています。」との様ですね。 😮
純粋精製されたビタミンCと、野菜や果物等の状態で摂取したものとは、直感的にも体に及ぼす効果は違うような気がしますが、このあたりは不明 🙄 な様です。
さて私もビタミンCに興味を持ったのですが、今の健康ブームに引き付けてみると確かにビタミンCが最ももてはやされているようです。サプリメントだけでなく様々な食品・飲料にもその名を見かけます。
そこで私が関心を持ったこととして
1.ビタミンCの機能ってどうなん?
2.ビタミンCは大量に摂取しても大丈夫?
ということでした。
実は調べていくうちにビタミンC漬けになっている現状が見えてきたのです 。
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気候変動は急激だから大問題となる
kumakeiさん、shimasanさんの記事をうけて、私も科学者たちが気候変動に対してどうアプローチしてきたのか調べてみました。上の図は、10万年オーダーまで過去にさかのぼったグラフです。借用元は、kumakeiさんと同じです。
巷では、かつてない温暖化と騒がれていますが、現在(グラフの左端)、
どこが温暖化?
(近藤さんのHPよりお借りしました。http://env01.cool.ne.jp/ss02/ss024/kondoh.htm
と疑ってしまうあなたの感覚は正常です。実は科学者たちも、温暖化を問題にしているというより、このグラフから読み取れるように気候がいとも簡単に急激に変動することを問題視しているようです。しかし、いまだにその答えが見つかっていません。
まずはいろんな色のグラフがありますが、この概要をまず押えていきましょう。
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昔の人は「にがり」を食さない!!~健康ブームってどうなん?その1~
みなさん、コンバンワ タマゴ丸 です
やまずんさんの健康ブームは、病気ブーム!?~「病人」にされる健康な人々~に引き続き、今日も巷の健康ブーム のお話
ダイエットができる!
癌がなおる!
お肌がきれいになる!
冷え性がなおる!
の、うたい文句・・・・
(まぁ、まぁ、どの健康法でも同じことうたっていますけどね・・・ )
今日はずばり、にがりのお話です
「あ、実家にあった・・・・ 」
「今、手元にある・・・ 」
「ふーん・・・ 🙁 」
と、どなた様も、ぜひ、読んでみてくださいネ
ありがとうございます
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水の特徴、物性を探る。その4 打ち水すると涼しくなるのはなんで? ~気化熱と水の特性~
暑くなって来ました~ 夏もまじかですね。
水の特性の4回目です!
ところで、みなさんは打ち水ってご存知ですか?
家の前や庭をきれいに掃除した後に、水を撒く習慣のことなんですけど、
最近は生活スタイルも変わって、打ち水を見かけることもめっきり少なくなりました。
打ち水には、埃を抑える効果と涼気をとる効果があるので、
冷房のない時代には、暑い日を涼しく過ごす為の知恵でもあったんです。
ところで、打ち水するとどうして涼しくなるのでしょう??
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水が危ない!?③・・・・・地下水の枯渇
氷を除いて地球上に存在する淡水の大半(1,053万Km3)は地下水として存在し、容易に使える地下の淡水は1/3程度といわれています。私達は世界の年間取水量3,937Km3(2000年値)の2割を地下水に依存しています。
地下水の多くは数百年~数千年で循環し、毎年の涵養量(蓄えられる量)を超える取水を続ければ、いずれ使える量は毎年の涵養量に落ち込み、殆ど水が補給されない化石帯水層では枯れ果ててしまう有限な資源でもあります。
■涵養量を超える地下水を取水している国々
(「水の世界地図」を参考に作成)
地図の赤い各国(アメリカ、アルジェリア、モーリタニア、リビア、イスラエル、エジプト、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、パキスタン、インド、中国)では涵養量を超える地下水が揚水されており、地下水の枯渇が地下水位の低下、井戸の枯渇という形で顕在化しています。
世界では毎年160~180Km3もの涵養量を超えた地下水が過剰揚水されていると推測され、地下の淡水の1/3の量と比べれば2万年程度もつ量ですが、現実には水も人間の活動も偏在している為、場所によってはすでに枯渇し始めているのです。
代表的な国の地下水枯渇の概要を見てみます。
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基礎からの原子力発電 ~第7回(最終回)動き出さざるを得ないプルサーマル計画~
第6回の記事(リンク)の続きです。
今回は『プルサーマル計画』について調べてみました。
(中国電力株式会社 伊方原子力発電所)
ここ数年、この 『プルサーマル計画』 という言葉をよく耳にします。
つい最近のニュースでも、
「泊原発、プルサーマル計画、北電が説明会」 : 2008年5月24日 毎日新聞
「愛媛県、伊方原発のプルサーマル計画を正式同意」 : 2007年10月14日 四国新聞
「島根県議会もプルサーマル容認」 : 2007年7月5日 山陰中央新報
と記事があり、また、私たちが日々お世話になっている 関西電力 も、
「2008年1月、プルサーマル計画の準備作業を再開することとしました 」
と発表しています。
どうやらここ最近、各電力会社はこの 『プルサーマル計画』 とやらを積極的に進めていこうとしているようです。
何か匂いますね。
にわかに動き出した感のあるこの 『プルサーマル計画』 、一体どういうことなのか、調べてみることにします。
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「ビタミンC」と書いてあれば「体にいい」と思っていませんか?~パート2
こんばんは。
前回、finalcutさんが、ビタミンCについて、エントリーされていました。
「ビタミンC」と書いてあれば「体にいい」と思っていませんか?
合成ビタミンCの光学異性体が、体に良くなさそうと言う内容、かなり衝撃的でした。
しかし、その後、るいネットに狒狒さんが、ビタミンCには光学異性体は存在しない、と紹介されており、ビタミンCの光学異性体が危ないという内容を鵜呑みにすること自体について再考させられました。
2次引用ですが、狒狒さんのるいネット投稿を紹介させていただきます。
177398 ビタミンC光学異性体について
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=177398
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アスコルビン酸(AsA)の異性体は以下の4つです。
・L-xylo-AsA(ビタミンC)
・D-xylo-AsA
・L-arabo-AsA
・D-arabo-AsA(エリソルビン酸)
エリソルビン酸はアスコルビン酸と同程度の抗酸化性を示しますが、生理活性はアスコルビン酸の1/20程度です。
生理活性とは、壊血病の予防やコラーゲンの生成と維持など、いわゆるビタミンCの働きのことです。
xyloとaraboは構造異性体で、C-5位につく水酸基の立体配置が異なります。 D,Lの違いが光学異性体です。
L-arabo-AsA、D-xylo-AsAは自然界には存在しないのでわざわざ合成して作る必要があります。
アスコルビン酸の異性体のうちL-xylo-AsAのみをビタミンCと呼びます。ゆえに、ビタミンCに異性体はありません。合成だろうと天然だろうと、ビタミンCといえば全く同じものなのです。
bun.hp.infoseek.co.jp/miscellanea/AsA.html
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ビタミンCの定義からも、光学異性体は、存在しないようですね。
ビタミンCについては、L-xylo-AsAのみを、人工合成可能な技術も確立さえれているようなので、その点からも、ビタミンCの光学異性体を使用する必然性はなさそうです。
では、なぜビタミンCの光学異性体が悪者として流布されているのでしょうか?
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環境問題の本質とはなんなのか?2・・・社会をどう統合するのかという問題
地球温暖化防止への各国政府や企業の取り組みは、かなりのエネルギーを投入し、対策立案を行っている。そして、その対策は市場拡大を前提し、環境破壊をさらに進行させる内容ばかりだ。
一体どこかおかしいのか 改めて整理してみた。
マスコミにより、人工物質による汚染、地球温暖化、砂漠化、水資源の枯渇・・・
さまざまな問題が、偏って若しくは極めて単純化されて報道され、不安を煽られる。
<参考投稿> | ||
○ | 中国でガン急増・・・・・環境汚染(人工物質汚染)による急増 | |
○ | 「電通」のきわめて悪質な温暖化ビジネス | |
○ | ||
○ | 「水が枯渇する!」って、どういうこと? |
『環境問題の本質とはなんなのか?1』でもふれたように、中身が正しいかどうか?という判断とは無関係に、偏って撒き散らされる情報が、あたかも事実のように世論を形成していく。
これが、現在の『環境問題』の抱える最大の問題だろう。まさに、情報操作による洗脳そのものだ
では、環境問題の本質はどこにあるのだろうか
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環境問題の本質とはなんなのか?1・・・IPCCの実態
温暖化問題の科学的な分析結果を発信するIPCC(気候変動に関する政府間パネル)。そして、この組織は状況分析を発表するのが役割だが、権威ある団体はここだけとう状況の中で、温暖化対策の方向性は、結果的に、この組織の発表が作り出す危機意識にゆだねられてしまっている。
IPCCとは一体どのような組織なのだろうか
『IPCCの実態は?』を参考に考えてみたい。
そこに入るまえに、まず、二酸化炭素による地球温暖化仮説の科学的な信頼度から。
二酸化炭素による地球温暖化仮説のようは、現在の科学をもってしても、こうだと断定できるような単純なものではない。シミュレーションの精度のもあるが、それ以前に、その仮説の前提となる、現在と過去の気温そのものや、千年単位の海中炭素循環の調査等は、今緒についたばかりというものも数多くある。
(参考;現状の気温データでは、温暖化を証明するには極めて不十分!)
そのように不完全な現状認識から導かれた温暖化理論は、科学的根拠の不十分さを孕む。そうすると、そこをついて『自然科学的』反論が数多く提起される。この反論自体は、かなり的をついたものが多いが、それに対する再反論も数多く出てくる。
仮説の不完全さの理由が、自然科学的状況認識の不足にあることが多いので、これも決着がつかないまま時間が過ぎていく。というより、この問題の仮説の決着は、現時点の自然科学的状況認識では不可能に近い状況なのだ。
なぜならば、パラメータの不足に加えて、地球は一つであり、二酸化炭素を排出し続けた場合と、そうで無い場合の対照実験を行うことは不可能だからである。このように、もともと確たる答えが出ない自然科学的問題を中心にすえ、議論を繰り返すことで、地球環境問題は『自然科学的問題』に固定されていく。これはある種の洗脳である。
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