2010-06-22
『次代を担う、エネルギー・資源』状況編11 ~まとめ1/2:必要量の予測~
みなさん、こんにちは
いよいよ、『次代を担う、エネルギー・資源』状況編も、終盤に差し掛かってきました
『次代を担う、エネルギー・資源』プロローグにおいて、
【1】(太陽エネルギー循環サイクルの)自然の摂理に則っている
【2】(国内で)自給自足できる
【3】共認充足を得られる生産と消費の場とセット
ということが、次代を担うエネルギー・資源の条件、という問題提起から『次代を担う、エネルギー・資源』の追究は出発しました
そして、これを追究するうえで、現在のエネルギー・資源を取り巻く状況をおさえ、
①次代に必要とされるエネルギー・資源の必要量の予測
②新エネルギーの各国の動向
を、この【状況編】シリーズで追究してきました
今回はここまでの内容のまとめを行い、次回の最終回で今後の可能性を記事にします
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『マグネシウムエネルギーは次代のエネルギーになり得るか?第5回~太陽光励起レーザーの可能性』
こんにちは
『マグネシウムエネルギーは次代のエネルギーになり得るか?』の第5回です
今回のテーマは 『太陽光励起レーザーの可能性』
マグネシウムを海水から精錬する、また、一度使ったマグネシウムを繰り返し利用できるようにする。そのためのマグネシウムの還元には、大量のエネルギーを必要とします。つまりそれは、既存の精錬方法では、石油や石炭を相変わらず大量消費しなければいけないということ。(詳しくはこちらを参照。)そうなると、マグネシウムエネルギー社会の実現は遠のいてしまいますよね・・・
そこで登場するのが“太陽光励起レーザー”。
まだ実用化には至っていない太陽光励起レーザーですが、実はこの仕組み、植物がエネルギーをつくりだすのと同じ原理をもっているんです!つまり自然の摂理に則っているということ。
さて、太陽光励起レーザーが“植物と同じ原理を持っている”って一体どういうことなんでしょうか???
今回は太陽光励起レーザーの本質の部分に迫ってみましょう
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『マグネシウムエネルギーは次代のエネルギーになり得るか?第4回~マグネシウムエネルギーの利用法』
マグネシウムの燃焼
写真はこちらよりお借りしました
『マグネシウムエネルギーは次代のエネルギーになり得るか?第3回~マグネシウムのエネルギー量』に続き、シリーズ第4回目。
今回は、マグネシウムエネルギーをどのようにして利用するのかを、矢部孝教授の著書である『マグネシウム文明論』を参照しながら、紹介していきます。
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『次代を担う、エネルギー・資源』 環境問題・新エネルギーをめぐる観念パラダイムの逆転④
みなさん、こんにちわ。
このシリーズも4回目を迎えました。 😀
今回は、前回に引き続き、「社会運動の欺瞞構造」について考えていきたいと思います。
その中でも「近代の社会運動」に焦点を宛てて考えていきたいと思います。
トレバー・ボークの世相を斬るさんよりお借りしました。
そこで参考として「るいネット」より、「社会運動の総括2 社会運動の自己欺瞞」を紹介します。
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『次代を担う、エネルギー・資源』トリウム原子力発電10~計画通りに進まない“再処理”計画~
☆☆☆難解な問題(バックエンド問題)は先送りにされる
2回にわけて“再処理”について書いていきましたが、まとめると、
①:再処理とは安全に処理することではなく、核廃棄物の中からプルトニウムを取り出すことであり、その他は埋めるしかないということ
②:軽水炉などの濃縮ウランを用いた核廃棄物から再処理する技術は、非常に困難であり、未だ確立された技術ではないということ
③:プルサーマルや高速増殖炉を実現させるには、再処理技術の確立が絶対条件であること
④:それにもかかわらず、再処理技術は確立されている前提で、これら(プルサーマル、高速増殖炉)の研究が先行されていること
⑤:高速増殖炉は(プルサーマルも基本的には同じ)燃料生産のためであり、最終処分の問題は何も解決していないこと
ということが分かりました。
このようにバックエンド問題(最終処分問題)とは、複雑で技術的にも難点が多いため、問題は先送りされていくという状態が続いています。
『次代を担う、エネルギー・資源』トリウム原子力発電9~再処理は実用の域に達しているのか?より引用
前回の記事では、再処理とバックエンド問題についてまとめました。今回改めて、「再処理計画の推移」が具体的にどうなっていたのかを追求していきます。
マグネシウムエネルギーは次代のエネルギーになり得るか?第3回~マグネシウムのエネルギー量
『マグネシウムは時代のエネルギーになり得るか?第2回』に続き第3回です。
マグネシウムから発生するエネルギー量は、一体どの程度なのでしょうか?
豆腐に使用されている“にがり”がマグネシウムというのは聞いたことがありますが、そもそもマグネシウムとエネルギーとは普通に考えるとつながりません。
そのマグネシウムを石油等の化石燃料の代替エネルギーとして活用しようというのが、東京工業大学矢部孝教授なのです。矢部教授の著書である「マグネシウム文明論」を参照しながらマグネシウムの可能性を探っていきます。
まずマグネシウムの特徴から
■マグネシウム(Mg)
酸化数は常に2価を取る。比重は1.74.融点は650℃で、沸点は1100℃。
主に海水中に溶けている塩化マグネシウムを取り出し、溶融塩電解することで得られる。
ギリシャのマグネシア地方から酸化マグネシウムが産出されたことから名前がついた。(ウィキペディア参照)
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『次代を担う、エネルギー・資源』状況編10 現在の新エネルギー政策と法制度②
状況編9 『現在の新エネルギー政策と法制度①』に続いて、今回も、日本の新エネルギーに関連する予算、政策、制度について考えてみたいと思います。
改めて、世界の再生可能エネルギーへの投資の現状、上位国の状況をみてみましょう。
◇世界の再生可能エネルギーへの投資の現状は?
「2009年世界の再生可能エネルギーの現状報告書」
海外環境・CSR通信
を元に作成
日本は、上位3国とは比較にならず、この新エネルギーの分野において立ち遅れているといえます。では、その詳しい中身についてこの表に従って見ていきましょう。
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マグネシウムは時代のエネルギーになり得るか?第2回~エネルギーとは?~
『マグネシウムは時代のエネルギーになり得るか?~はじめに~』に続いて、『マグネシウムは時代のエネルギーになり得るか?』の第2回目です。
第1回目『~はじめに~』の
1 マグネシウムエネルギーとは
マグネシウムエネルギーの仕組みを概観し、これまでの化石燃料や、原子力、太陽光発電、燃料電池など、他のエネルギーと比較して何が違うのか、その特徴と可能性について記事にしたいと思います。そもそもエネルギーとは何ぞや、というのも気になりますね。
再生可能エネルギー (Renewable Energy) |
こちらよりお借りしました。 |
を受けて、マグネシウムエネルギーの仕組みに入ってみたいと考えていましたが…
その前に、『エネルギーとは何なのか』という、基礎的な問題を考えてみたいと思います。
巷では新エネルギーや再生可能可能エネルギーなど、エネルギーという言葉が先行しているように思えますが、「エネルギーってなにか?」と問われた場合に皆さんはどうでしょうか
私もそうですが、明確に答えられません…。
そこで、皆さんといっしょに『エネルギーとは何なのか』について考えてみたいと思います。
では、本題に行く前に
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『次代を担う、エネルギー・資源』トリウム原子力発電9~再処理は実用の域に達しているのか?
>では、図の最後でも書いたように、プルトニウムを取り出すのは、MOX燃料としてプルサーマル利用するためのもののようですが、現在“再処理”技術は、実用の域に達しているのでしょうか?
『次代を担う、エネルギー・資源』トリウム原子力発電8~“再処理”とはどういうことなのか?~
前回に引き続き、今回は“再処理”技術は実用の域に達しているのかどうかを見ていきながら、巷を騒がせている、もんじゅ(高速増殖炉)やプルサーマルと再処理との関係は一体どういったものなのかを見ていきたいと思います。
それでは、見ていきましょう
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『次代を担う、エネルギー・資源』状況編9 現在の新エネルギー政策と法制度①
こんにちは。
さて、このシリーズもいよいよ終盤となってきました。
<過去の記事>
状況編1~世界と日本のエネルギー消費の現状~
状況編2~運輸部門のエネルギー消費はどうなるのか?~
状況編3~民生部門(業務、家庭分野)のエネルギー消費の実態は?~
状況編4~産業部門(製造部門)のエネルギー消費の実態は?~
状況編5~石油・石炭の使用量・利用先~
状況編6~資源(レアメタル・コモンメタル)の使用状況、利用先、使用量~
状況偏7~資源(レアメタル・コモンメタル)の自給の可能性①~都市鉱山~
状況編8~資源(コモンメタル・レアメタル)の自給の可能性? 資源開発~
そして、今回は現在の世界や日本における制度や税制について見てみたいと思います。
日本は、昨年9月、民主党政権に交代してから鳩山首相が「‘90年比でCO2 25%削減」を発信し、世界的にも注目を集めています。これは、日本がこれから化石エネルギーから脱却していくことを宣言していることと同じです。
「世界の動き、日本の課題」衆議院第2議員会館 浅岡美恵さまよりお借りしました。
では、はたして再生可能エネルギーの分野での世界や日本の現状はどうなのでしょうか?
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