2009-10-15
民主党の温暖化対策ってどんなもの?(3)
民主党の温暖化対策ってどんなもの?シリーズ第3弾
温室効果ガス排出量の推移 はどうなっているのか、まず、抑えてみたいと思います
グラフをみると、二酸化炭素以外については全てにおいて、1990年値から削減 されています。にもかかわらず、温室ガス排出量が増加しているということは、CO2がそれ以上に増えていることが原因となります。
では、なぜCO2が増えてきているのでしょうか
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シリーズ新エネルギー③『都市鉱山は循環型社会の実現基盤』
写真は『エコジャパン』さんからお借りしました
この写真は、携帯電話の中身だ。ここに書き込まれているアルファベットはレアメタルの元素記号を表す。
Nd、Ag、Pd、Ba、Ni、Zr・・・・・
すべて遠い国から輸入されたものだ。これがなければ携帯電話は動かない。今回は、このようなレアメタルが、日本国内に大量蓄積されているという話から始めよう。それを都市鉱山という。
『都市鉱山』という命名はどこから来たか?
まず、日本の工業生産は資源を輸入し高度な製品を作り出す。そこでは、レアメタルと呼ばれる希少金属が使用済みも含めた大量の製品の中に蓄積される。もし、それを再利用できれば、その蓄積だけで輸入に頼らず必要な生産をまかなうことが出来る可能性がある。
そして、日本は家庭や企業に工業製品を有り余るほど所有している。つまり、山奥にある鉱山と同じように、都市部の家庭や企業の所有する製品の中にレアメタルは埋蔵されていることになる。これが、都市鉱山といわれる所以だ。
これが実現すれば、市場縮小経済における日本の突破口の一つになる。
08年年末なんで屋劇場「金融危機と意識潮流の変化」ノート4:突破口は鎖国経済モデル
このようなある種の鎖国経済モデルは、環境面では循環型社会の実現でもある。日本は江戸時代、既に鎖国経済モデル=循環型社会を実現したことがある。従って決して実現不可能なモデルではない。むしろ鎖国状況にありながら江戸は当時最先端都市であったことを考えると、鎖国経済モデルは、現在の閉塞したグローバル経済モデルの突破口として世界を牽引していける可能性もある。
それでは、都市鉱山を探索に行こう!
人工物質が肉体を破壊してゆく その3 グルタミン酸ナトリムの危険性を探る
遺伝子組み換え食品につづいて、人工食品・人工物質について扱ってみたいと思います
ご存知のとおり現在わたしたちが毎日食べている食品には、食べ物をおいしくする為にいろいろな添加物や人工調理料が含まれています。今回はそんな人工調味料の代表=うまみ調理料・グルタミン酸ナトリウムについてのお話です :D
グルタミン酸ナトリウム(うまみ成分)の発見のもとになったダシ昆布
食卓では最近あまり見かけなくなりましたが、味が濃くなる、うまみが増すといった理由から、ほとんどの加工食品や外食産業では今でも好んで使われています。入れるとうまみが増して美味しくなる人工調味料として普及していますが、体によくないとも言われていますね。今回は、その是非を問う前にグルタミン酸ナトリウムを摂取するとなぜ、人間の味覚はそれをおいしいと感じ取るのか?を先ず押えて行きながら問題の本質に迫りたいと思います。
そもそも私たちにとっておいしいって、何なんでしょう?
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民主党の温暖化対策ってどんなもの?(2)
先週から始まった
「民主党の温暖化対策ってどんなもの?」
シリーズの第2弾です。
前回は、「前自民党政権の温暖化対策」について見ていきました。
今回からは、「民主党政権の温暖化政策」です。
数回にわけ徹底解剖していくので、宜しくお願いします。
今回は、国連総会の発表で全世界の注目を集めた、
温室効果ガス
1990年比25%(2005年比30%)削減の根拠
を探っていきたいと思います。
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(写真は「政府、社会の問題、提言など」さんから借用しました)
シリーズ 環境問題の核心=「国家と市場」 を超える可能性を考える②
超国家・超市場論2 闘争(能力)適応 と 共生(取引)適応
さて、今回で第2回目を迎える超国家・超市場論シリーズ。
今回は、生物一般に見られる適応形態 を抽出 ・分類 し、それに人間の社会(国家と市場)を当てはめてみるというかな~り斬新 な切り口で現在の社会を切開していきます。
そうすることで、国家と市場はどういった関係なのか?市場(お金)で社会は統合できるのか?という問題に対する解決の糸口を見つけていきます。 🙂
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シリーズ新エネルギー②『マグネシウムの再生とレーザー技術』
シリーズ新エネルギー①『マグネシウムがエネルギーを生む社会!!』では、酸化マグネシウムを還元してエネルギーを蓄積する過程を紹介した。
今回は、マグネシウムの資源状況、そして、精錬、再生に用いられるレーザー技術について記事にした。この、高密度なエネルギーを微小空間に照射することが可能な技術は、旧来のエネルギーを垂れ流す非効率な巨大な精錬プラントを超えるかもしれない。これにより、 マグネシウムを含む鉱石の無い日本が、海水よりそれを精錬自給し、高効率で再生できるようになる可能性を秘めている。
また、この技術が進化すれば、エネルギー利用効率は上がり、周辺環境への悪影響も改善される。そこで、この技術を追ってみた。そうすると、技術内容以外にも面白いことがわかった。レーザー技術もレアメタルに負っているところが大きいということだ。そこで、今回はマグネシウムの資源状況と、レーザー技術を取り上げ、次回に『都市鉱山』で有名になったレアメタルについてアップしたいと思う。
(画像は『楽天』さんからお借りしました)
人工物質が肉体を破壊してゆく その2 遺伝子組み替え食品の本質的な問題は何か?
みなさん、こんにちは 😮 。
前回に続いて、今回も遺伝子組み替え食品の問題性について迫ってみます 。
写真はこちらからおかりしました
普段、みなさんが目にするお店の豆腐や納豆には、「遺伝子組み替え大豆は使っていません」という表示が行われていますよね。
これは、遺伝子組み替え技術への不信感の現れですよね。食べることによって、直接人体に何らかの影響が出るとおもっているからです。
しかし、遺伝子組み替え作物の背後には、さらに自然界そのものを脅かす重大な問題 が存在しているのです。
今回は、その問題の本質に迫る投稿を紹介します 。
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民主党の温暖化対策ってどんなもの?(1)
民主党政策集によれば
地球温暖化対策基本法を制定し、2020年までに1990年比25%、長期的には2050年までのできるだけ早い時期に60%超の温室効果ガス排出量削減を実現します。
自民党から民主党へと政権が移行し、民主党は温室効果ガスを1990年比25%(2005年比30%)削減と打出し、国連でも述べました。
この民主党の温暖化対策ってどのようなものなのでしょうか?
何度かに亘って扱っていきたいと思います。
まずは、その第一回目として、民主党以前、自民党(麻生政権)の時の温暖化対策はどのようなものであったのかを調べてみました。
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シリーズ 環境問題の核心=「国家と市場」 を超える可能性を考える①
超国家・超市場論1:新しいまつり場は、国家と市場を超えられるか?
今回から、新シリーズということで、
環境問題の核心部分である国家と市場の持つ本質的な問題性と、それらを超える新たな社会統合の可能性(=環境問題への本質的答え)をるいネットに掲載の「超国家・超市場論」を紹介しながら、自然の摂理の観点から考えて行きます。
最近、エコカー、エコポイントetc.環境にやさしいとマスコミを通じていろんなことが宣伝されています。
しかし、既に、多くの人々は、それは、ごまかしで、環境に良いどころか、環境を口実に、モノを売ろうとしている、つまり、市場経済を無理矢理でも拡大しようとするあがきであって、環境問題の解決には程遠いことに気付いているでしょう。
実際、若者の車離れに象徴されるように、みんなの実感として、モノは、それ程欲しくなくなっているのに、無理にでも買わせようとする。
国連が言う「持続可能な開発」とかも、??が付く。
でも、大半の人は、じゃあ、どうすれば良いのかというところで止まってしまっている。
やはり、環境問題の核心は、市場、そして、それを支える国家(=社会統合)の本質を捉え、それをどうして行くか(どう超えて行くか)ということに行き着かざるを得ないでしょう。
という訳で、「超国家・超市場論」なのです。
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