2011-03-20
東北地方太平洋沖地震~原発は必要か否か 6~原子力が無くても日本の電力は不足しない~
昨日の、原発は必要か否か 5~1978年9月以前に着工された原子炉25基は原子炉設置基準を満たしていない~では、日本で稼動中の原子炉55基のうち、実に半数近い25基がそもそも明確な耐震基準ができる1981年以前のものであることをお伝えしました。
耐震基準を満たしておらず、あるいは、満たしていても阪神大震災や今回の東北地方太平洋沖地震クラスの揺れには対処できない可能性が高い。これでは、いつ、地震や津波による新たな原発事故が起きるか非常に不安になります。
しかし、電力会社(や政府)は、「原発がなければ電力が不足する→原発は不可欠」という主張(脅し?)を崩しません。改めて、「そもそも原発も含めた電力事情はどうなっているのか?」「本当に原発を無くせば必要な電力がまかなえないのか?」という疑問について追求していきたいと思います。
<東北地方太平洋沖地震 緊急シリーズ:これまでの記事>
原発は必要か否か1~基礎編~
原発は必要か否か2~放射線、放射能って何?~
原発は必要か否か3~そもそも見切り発車だった原子力発電~
原発は必要か否か 4~原子力産業の再編:BWRとPWRとは?~
原発は必要か否か 5~1978年9月以前に着工された原子炉25基は原子炉設置基準を満たしていない~
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