2011-03-29

東北地方太平洋沖地震~原発は必要か否か 15~福島原発からどこまで避難すればいいのか?~

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福島原発からの放射能漏れに対し、現在、日本政府は、福島原発から半径20kmに避難指示、半径30kmに屋内退避指示(自主避難)を出しています。しかし、アメリカでは半径80kmに避難指示を出しています。本当に、半径30kmの屋内退避で大丈夫なのでしょうか?

米国防総省は16日、福島第1原子力発電所からの放射能被ばくを避けるため、少なくとも50マイル(80キロメートル)圏から避難するよう軍関係者に命じた。 国防総省が設定した範囲は、日本政府が先に設定したものよりも大きい。日本では原発から20キロ圏の避難と20~30キロ圏内の屋内退避が指示されている。米政府はこれまで、日本にいる米国人は日本政府の勧告に従うよう求めていた。
 在東京米大使館は15日、米国人は20キロ圏から離れるよう勧告。また同日出された米原子力規制委員会(NRC)の声明は「日本政府が勧告した措置は、米国が同様の状況下で取る措置と同じだ」としていた。
 これとは別に、ホワイトハウスは16日、原発から80キロ圏内にいる米国人は避難するよう勧告した。

本シリーズ第14回目は、放射線量がどの範囲にどれぐらい漏れているのかを整理し、放射線量がどれぐらいの影響を与えるのかに迫ってみます。

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  投稿者 staff | 2011-03-29 | Posted in F04.東北地方太平洋沖地震~原発は必要か否かNo Comments »