2010-12-15

豊かさ期待とは何か?4 ~私権意識の衰弱構造~

前回までは、私権意識の成立構造について紹介していきました。
今回は、私権意識が衰弱していく過程について、見て行きたいと思います。
 
私権が衰弱していく過程は、大きく4段階あります。
 
1.’70年 豊かさの実現
2.’90年 バブル崩壊
3.’02年 私権観念の挫折
4.’08年 私権観念の消滅
 
 
その変化の起点は、’70年頃、私権意識の原動力となっていた貧困が消滅し、豊かさが実現したことでした。
 
 
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<日本万国博覧会(EXPO’70)>
 
fukafuka’s photo blog より
 
上記、私権衰弱の時代変遷を見ていく上で、下記の投稿と年表、図解を参考にしています。一緒に、ご閲覧願います。
 
「’67~’10までの社会現象」年表
  
「私権意識の衰弱構造」図解
  
9/23なんでや劇場 (3)~私権意識の衰弱構造 (るいネット)
 
 
では、時代を追って、見ていくことにしましょう。
 
 
応援、よろしくお願いします。
 
    
 
 
 

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『次代を担う、エネルギー・水資源』水生圏の可能性、水力エネルギーの活用8. 小水力発電の実現基盤を探る!

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「第1回全国小水力発電サミットin都留」から引用させていただきました。
 
資源エネルギー庁が行なった第5回発電水力調査(1986年公表)によると、10000KW以下の未開発の水力は全国で約2500ヶ所近く(潜在発電能力670万KW)存在し、小水力発電が広がる余地が大きくありますが(資源エネルギー庁「水力のページ」)、法規制の厳しさや支援策の貧弱さが普及・拡大の壁になっているとされています。
その中にあって、前回見たように、意欲的な自治体やNPOは、趣旨を鮮明に打ち出して賛同者を募り、共同で資金を出し合って小水力発電を実現してきています
今回は、「市民・自治体」「企業」「」の動きから、小水力発電の普及の実現基盤を探っていきます。
↓応援をお願いします。

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  投稿者 mamayo | 2010-12-13 | Posted in E07.水力エネルギーの活用No Comments » 

『次代を担うエネルギー・資源』火力発電の可能性3~日本の発電の変遷~

<発電電力量の推移(一般電気事業)グラフ>

 
火力発電の可能性追求にはいる前に、日本の発電の変遷を見ていきます。
戦後日本の発電は、大きく「水主火従」「火主水従」「原主火従」と移り変わってきました。
なぜ、このように変遷したのでしょうか?
今回はその背景を見て行きたいと思います。
 
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  投稿者 yhonda | 2010-12-11 | Posted in E08.火力発電の可能性No Comments » 

環境問題のパラダイム転換 1 ~CO2地球温暖化仮説を題材にして~プロローグ


世の中、エコだエコだと言ってるけど、すべてが空回りしているように見える。
燃費のいい車が出れば、みんなが珍しがって、意味も無く試乗する。
エコポイント制度は、エコポイントがたまれば、また別のものが買える。
電化製品をエコポイントで買えば、電気を消費する元が増えてしまう。
言っていることとやっていることが反対に見えるのは私だけですか?

kgxpp552さん『yahoo知恵袋』より

これは『Yahoo知恵袋』の環境問題に対する素人の方の疑問です。

この質問の背後には、環境問題と経済活動とは密接に絡み合っていて、どちらか片方だけ取り出しても解決策にならないという問題意識が読み取れます。これに対して、私たちはどのように答えるのでしょうか?そこで、この疑問をもう少し整理していきましょう。



☆☆☆問題の整理

現在、社会で大きな影響力を持つようになったエコという概念は正しいのか?

その概念に沿った経済活動は、環境問題に対して意図とは全く逆の効果を生み出しているのではないか?

そうであれば、なぜ多くの人々がこのような概念を正しいと信じてしまうようになったのか?

ということになると思います。

これらは、例えば『温暖化は事実かどうか?』など、従来から行われてきた自然科学的領域に偏重した環境問題に対する方法論では答えが出ないほど深い問題だと感じます。そうであれば、私たちは環境問題を解決したいという意識とは裏腹に、追求の方法や対象が的外れであったということになります。これでは、問題が混沌とするばかりです。

そこで、今回シリーズではこのような疑問に対して、

まず『エコ』に代表される環境問題を考える上で基軸となる概念や、それにそった経済活動が、現実社会に何をもたらしたのか?を調査していきます。それと同時に、今や環境を認識するための常識ともいえる『二酸化炭素による地球温暖化仮説』を題材にして、この論理が社会にどのように広まり影響を与えてきたのか?も追求テーマとして重要です。

その上で、なぜそのようになったのか?本当の環境問題とはなんなのか?を明らかにし、それを解決できる新しい切り口を考えて行きたいと思います。

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  投稿者 sinsin | 2010-12-10 | Posted in G01.二酸化炭素による温暖化って本当?No Comments » 

豊かさ期待とは何か?3 特権階級はどうやって生まれたか?

前回は、私権意識はどうやって成立したか、を扱いました。
もともと人類には私有という考え方がなかったが、乾燥で食うに困った部族が略奪闘争を始め、これを契機に私有意識が生まれたというところまででした。
 続いて今回は、その私権意識が「身分制度としての特権階級を生み出す過程」を追ってみたいと思います。
 「特権階級」とはどんな人達でしょうか。
大辞林によれば、「社会において、一般の人のもてない政治的・経済的な支配権や優先権など、特別な権利をもっている人々。中世の貴族や僧侶、近代の資本家など。」 とあります。
ではこれらの人々は最初はどうやって「特別な権利を持つ」ようになったのでしょうか。
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1789年5月5日、ヴェルサイユ宮殿で三部会開催。
僧侶、貴族、有力平民によって構成された。絵画は下記よりお借りしました。
フランス革命大解剖 三部会の議場
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『次代を担うエネルギー・資源』火力発電の可能性2~日本の火力発電・火力発電ってどんなもの4~  

みなさん、こんにちは~
前回の記事で、発電の仕組みを紹介しました
今日は、発電の後の電気の流れ、送電についてです
発電された電気が発電所から、どうやって送電されているのか:roll:
その送配電でどのようなロスがあるのか 🙄
・・・を調べてみました
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  投稿者 yamazun | 2010-12-06 | Posted in E08.火力発電の可能性No Comments » 

『次代を担う、エネルギー・水資源』水生圏の可能性、水力エネルギーの活用7. 全国小水力発電所めぐり

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  長野県大町市 くるくるエコプロジェクトの水車(水力発電)

2008年2月にミツカン水の文化センターから「水の文化」第28号特集「小水力の包蔵力」が発行されました。この特集の中で小林久さんが「エネルギー自立型から供給型へ」という文をまとめ、なぜ小水力発電に注目するのか、これからどのように可能性を探っていくのかを提起しています。
今回は、ミツカン水の文化センターさんのガイダンスで、全国の小水力発電所めぐりをしてみます。小水力発電には、戦後まもない頃、電気のない農村地域に設置されたもの、そして、2000年代に入って新エネルギーへの転換の流れの中で設置されたものとがあります。まずは、前者から。

応援よろしくお願いします。
 
 

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  投稿者 fwz2 | 2010-12-05 | Posted in E07.水力エネルギーの活用No Comments » 

『次代を担うエネルギー・資源』火力発電の可能性2~日本の火力発電・火力発電ってどんなもの3~  

みなさん、こんにちは
前回までの記事で、「大まかな火力発電の仕組み」や「燃えることでものを動かす“力”が発生する」ことはわかりましたが、その力がどのように電気に変わっているのでしょうか??
今日は、一緒にみていきましょう
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■力から電気にどう変わるの?
電気のできる仕組みはいくつかあります
+-イオンによって化学的に電気を発生させる「静電気 リンク)」や「太陽電池 リンク)」等もありますが、火力発電で作られている電気は、力学的に電気を発生させる「電磁誘導」の原理を利用しています
みなさん、 電磁誘導 って覚えていらっしゃいますか ??
その仕組みから、見ていきましょう 😀
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  投稿者 yamazun | 2010-12-04 | Posted in E08.火力発電の可能性2 Comments » 

豊かさ期待とは何か?2~私権意識はどうやって成立したか~

前回の記事「豊かさ期待とは何か?1 プロローグ~環境破壊の元凶たる過剰消費はなぜ生まれたのか?」について、「豊かさ期待という社会意思」をお送りしました。
         
今回はその豊かさ期待の基底部にある、「私権意識はどうやって成立したか?」を取上げてみたいと思います。
                
そもそも、私権意識の根底にある「私有権」は、人類がもとから持っているものではありませんでした。
人類には500万年の歴史がありますが、私有意識そのものは人類の歴史の中で遊牧部族の発生の頃、つまり長い人類史の中ではつい最近芽生えたものなのです。
その時に芽生えた「私有意識」は現在まで引き継がれ、近代の「豊かさ期待」と相まって、「過剰消費」へと繋がっていきます。
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<遊牧 平原画像>
ではその「私権意識の成立過程」を見てみましょう。
       
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『次代を担う、エネルギー・水資源』水生圏の可能性、水力エネルギーの活用6. 小水力発電の源流 ~農山村漁村における小水力の歴史~

みなさん、こんにちは 😮
今回はシリーズ第6回目。
前回は、水主火従から火主水従へと、明治期から高度経済成長期を通し、どのように変わっていったかを押さえました。第2~5回を通し、日本の電力を支えてきた大規模水力発電の構造・歴史(可能性)を追求してきました。
今回からはそのメインストリームの流れと平行し、日本の電力の歴史を支えた『小水力発電』に、注目していきたいとおもいます。
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   写真はこちらよりお借りしました
  
 ところでみなさん、そもそも『小水力発電』とはどんなものかご存知でしょうか?
・小型の水車?
・どんなところに設置されるの?
・どれ位発電できるの?

などなど、色々な疑問が湧いてくると想います。
では、まず『小水力発電』とは何かを押さえてみましょう!
  
  
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  投稿者 egisi | 2010-11-29 | Posted in E07.水力エネルギーの活用6 Comments »