2010-11-27
『次代を担う、エネルギー・資源』火力発電の可能性2 ~日本の火力発電・火力発電ってどんなもの?2~
みなさん、こんにちは
昨日からはじまった、「火力発電ってどんなもの?」シリーズ
今日は 第2弾 です
(三重川越火力発電所写真です )
前回の投稿では、
化学エネルギー 熱エネルギー 運動エネルギー 電気
燃える 水が水蒸気に 蒸気圧でタービン回る 発電
・・・というエネルギーの移り変わりを一緒にみてきました
今回は、火力発電のものを燃やして力に変える機関である「熱機関の種類」と、
化学エネルギーを持つ「燃料の種類」、それぞれの特徴について学びましょう
それでは、さっそく・・
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『次代を担う、エネルギー・資源』火力発電の可能性2 ~日本の火力発電・火力発電ってどんなもの?1~
みなさん、こんにちは~
プロローグに引き続いて火力発電について追求を進めていく前に、
そもそも火力発電ってどんなものか?調べてみました
日々当たり前に使っている電気 が、どのように作られているかみていきましょう
火力発電は読んで字の如く「火」を使いますが、「燃える」ってどういうことなんでしょうか
「燃える」ことで、どうやってエネルギーを作り出しているのでしょうか 🙄
一緒に考えていきましょう~
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『次代を担う、エネルギー・水資源』水生圏の可能性、水力エネルギーの活用5.水主火従から火主水従へ(電力政策と発電方式の変遷) 明治期から高度経済成長期<後編>・・・何故火力発電が主になったのか
『主水火従から火主水従へ、明治期から高度経済成長期 <前編>』では、明治期の水力、火力発電の並存状態から、大型水力発電所(大量発電、高電圧送電)が優位に立ち、「水主火従」の体制が確立したことをみてきました。
「水主火従」とは、水力発電を主とし、火力発電(燃料は石炭)を補助として位置づける電力供給の仕組みです。
豊富な降水量と急峻な河川という日本の自然条件を活用して、山間地に大型水力発電所をつくり、その電力を都市部に送電して活用する。理にかなっていますね。
今回の<後編>では、自然の理にかなった「水主火従」の体制が、何故、「火主水従」に転換したのかをみていきます。
「火主水従」とは、火力発電(燃料は石炭とC重油)を主とし、水力発電を補助として位置づける電力供給の仕組みです。
「火主水従」に転換するのは、昭和37年(1962年)です。火力発電所の主役は、C重油を燃料とする火力発電所です。(C重油という言葉を覚えておいて下さい。)
下図は、サウジアラビアの油田・ガス田です。サウジアラビアの油田は、第二次世界大戦の終わった後に発見されます。世界最大のガワール油田(図中央やや下にあるGHAWAR)の発見は1948年、生産開始は1951年です。
(図は、サウジアラビヤ・アラムコのハンドブックから加工)
日本から遠いサウジアラビヤでの相次ぐ巨大油田発見が、「火主水従」につながっていきます。
今回の物語は、明治43年(1910年)から始まります。
1.国家意思に基づく発電水力調査(国産電力の適地調査)
2.戦後復興を支えた水力発電所建設
3.国際石油メジャーの隠れた意図・コンビナート開発と火力発電所
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豊かさ期待とは何か?1 プロローグ~環境破壊の元凶たる過剰消費はなぜ生まれたのか?
現代、我々は非常に便利な世界に住んでいます。ある程度のお金があれば、効率的で、衛生的で、快適な生活が約束されています。常に空調が効いていて、24h買い物が出来て、下水道が完備されています。当たり前のように暮らしていますが、莫大なエネルギーを消費し、海外から多くのものを輸入し(途上国を搾取し)、必要以上の資源を食いつぶし、地球環境を悪い方向へ向けているのは確かでしょう。
NAVER さんよりお借りしました
なぜ、このような世界になったのでしょうか?なぜそのような選択を我々は選んだのでしょうか?今回のシリーズは現代社会を導いた社会の意志について考えてみようと思います。
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『次代を担う、エネルギー・資源』火力発電の可能性1 ~プロローグ~
(※画像は、東電環境エンジニアリング株式会社様からお借りしました。)
日本は世界第4位のエネルギー消費社会でありながら、エネルギーの96%を輸入に頼り、エネルギー自給率4%という状況になっており、国民の生存上重要なエネルギーを海外(他集団)に依存して、国家としての自立をも左右する問題を抱えています。
それに対し、この状況に至っている根本原因と次代の可能性を、本ブログでは提起しました。
環境問題の改革を進めるには、新しい社会統合機構が不可欠!8『官僚制の突破口は、「半専任・半事業⇒参勤交代制」』
自分たちの権益を拡大するばかりの官僚も、消費の自由だけを要求しエネルギー供給に対する責任を官僚に押し付けるだけの大衆も、その双方とも問題を孕んでいるため、エネルギー・資源や環境問題を解決する当事者足りえないのです。
☆☆☆エネルギーの消費者がエネルギー供給政策の当事者になる
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『マグネシウムエネルギーは次代のエネルギーになり得るか?』第11回~まとめ
これまで私たちは、以下のシリーズ投稿『マグネシウムエネルギーは次代のエネルギーになり得るか』で10回に亘ってマグネシウムエネルギーについて扱ってきました。
第1回~はじめに
第2回~エネルギーとは?
第3回~マグネシウムのエネルギー量
第4回~マグネシウムエネルギーの利用法
第5回~太陽光励起レーザーの可能性
第6回~マグネシウム 再生の仕組み
第7回~薄い自然光をどうやって濃密な光にするか
第8回~レーザーの作り方
第9回~実現可能性の検証
第10回~実現可能性の検証2
改めてですが、マグネシウムエネルギーは、大きく 「太陽光」と 「マグネシウム」という2つの要素を利用して作り出されます。
【マグネシウムの利点】として、循環できること、資源量が豊富であること、クリーンであること、運搬や貯蔵にすぐれていること、が挙げられます。
【太陽の利点】は、ほぼ無尽蔵に降り注いでいるエネルギーと言えます。
マグネシウムエネルギーを扱うことにしたのは、この2つの要素の大きな可能性に収束したからでした。
ところが、それらを結びつけ、「マグネシウムエネルギー」にして活用するには、矢部教授が研究開発中の 「太陽光励起レーザー」が必要になってきます。そして第9回で述べたように、
この太陽光励起レーザーの 変換効率の低さと、またレーザー媒質を レアメタルに頼らざるを得えないことが大きな壁になることが分かりました。
エネルギーを作り出す為に、膨大なエネルギーを投資しなければならないことに何か無理を感じます。自然の摂理に則っていない感じなのです。私たちが感じた“無理”って一体何なのでしょうか?
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『次代を担う、エネルギー・水資源』水生圏の可能性、水力エネルギーの活用4. 水主火従から火主水従へ(電力政策と発電方式の変遷) 明治期から高度経済成長期 <前編 >
前回は、水力エネルギーが電気エネルギーの利用へと、どのように移行していったのかを明らかにしました。
今回は、シリーズ4回目、日本の文明開化~戦前・戦後と日本の水力発電とその歴史を、時代を追って見ていきたいと思います 😀
私たちの生活にとっての電力(=エネルギー)、そして発電所の役割や位置付けを改めて歴史をさかのぼり確認していく事で、これからの日本に必要なエネルギーシステムを考える上でのヒントが得られるのではないでしょうか?
だって、そもそも明治の初め(たった120年前!)には、電気や電灯なんか一つもありませんでした。それでも約3300万人もの人々が、日本国の中で普通に生活していたのですから!
「え~!?」
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みんなが笑顔になる魔法☆+゜~肯定視が、健康の源10「心の器 充たされるほど広がっていく」
こんにちは
魔法の言葉シリーズ、なんと今回で ラスト です 毎日を元気に、活力をもって、楽しく過ごすための魔法の言葉たち。
読者の方々には、日々意識していただけているのではないかと思います
これまでの魔法の言葉たちはコチラ
みんなが笑顔になる魔法☆+゜~肯定視が、健康の源シリーズ
今回は、そのラストを飾るに相応しい魔法の言葉をお送りいたします
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『次代を担う、エネルギー・水資源』水生圏の可能性、水力エネルギーの活用 3.水力発電の黎明期
ビュフェが描いた三居沢発電所のスケッチ(仙台シニアカフェから引用させていただきました。)
前回は、人類が昔から水車を使って水力エネルギーを動力に転換し、実に多様な生産活動に利用してきたことを紹介しました。
今回は、現在の主流である電気エネルギーの利用へとどのように移行していったのかを明らかにしていきます。
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『マグネシウムエネルギーは次代のエネルギーになり得るか』第10回~まとめ:実現可能性の検証2~
■マグネシウムエネルギーの可能性と課題
第3回の「マグネシウムの利点」でも述べたように
(1)循環できること
(2)資源量が豊富である(海水に豊富に含まれている)こと
(3)クリーンであること
(4)運搬や貯蔵にすぐれていること
などが挙げられています。マグネシウム単体を見ればエネルギー資源としての可能性は高いように思われます。
また、マグネシウムの最初の利点で「循環できること」、つまり、酸化マグネシウムを還元してマグネシウムと発熱エネルギーを取り出し続けることができる(Mg ⇔ MgO +360KJ)を挙げていますが、この還元方法として「太陽光励起レーザー」が必要になります。
太陽光励起レーザーは第5回で述べたように、太陽光というほぼ無限に近いエネルギー源を資源とし、また、その時点でのエネルギーを集中させて利用するので(=薄く広がるエネルギーを集中させて一気に高密度なエネルギーをつくるので)環境負荷の増大もないと思われます。
しかし、前回の第9回で検証したように、日本の年間消費エネルギーを全てマグネシウムエネルギーで賄うには問題が山積している状況です。
改めて、次代のエネルギーを考えるうえでの判断軸となる【自給自足が可能かどうか】【自然の摂理に則っているか】の視点と、【技術的な課題】も加えて整理したいと思います。
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