2013-08-07

何故人類はアフリカを出て中高緯度帯へ進出していったのか?

●何故人類はアフリカを出て中高緯度帯へ進出していったのか?
シリーズ「気候変動に人類はどのように適応してきたのか?」では人類と環境のかかわりを歴史的に振り返り、そこから寒冷化する世界をどうやって乗り超えていけるかのヒントを探っていこうと考えています。http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2013/04/001308.html シリーズを考えていた当初は縄文時代に焦点を当ててと考えていたのですが、もう少し、広い視点でみてみようということで、今回は、人類誕生・出アフリカの時代にスポットをあててみたいと思います。
さて、出アフリカについて、私の長年の疑問は、「何故人類はアフリカを出て中高緯度帯へ進出していったのか?」です。初期人類は直立二足歩行といえば高度なサルのように思えますが、その本質は「木に登れなくなった劣等ザル」です。何故、そのような人類が、寒冷乾燥の中高緯度帯へと進出していったのでしょうか?
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上は出アフリカの軌跡地図

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  投稿者 staff | 2013-08-07 | Posted in D02.気候No Comments »