2012-08-29

【気候シリーズ】コラム~この夏の集中豪雨について考える

4月の爆弾低気圧、5月の竜巻、6月の早すぎる台風に続いて、7・8月は西日本を中心に前線性の低気圧による集中豪雨が続きました。
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写真は8月に関西を襲った大雨で浸水した関西の市街地・・・写真はこちらからお借りしました→http://sekaitabi.com/kansaiflood.html 
7月の記事で
これは冬のシベリア気団の発達の結果、チベット高気圧及びオホーツク高気圧がそれほど発達しなかったため、一般的な日本海上を上昇するような台風ルートにならず、この梅雨にみられたように太平洋側に偏って前線や台風が移動することが予測されるためだろうと思われます。つまり昨年同様、高気圧が大きく張り出しているため、太平洋に沿って台風や前線が停滞気味に雨を降らせる、ということが今年も予想される。
と書きましたが概ねそのような状況で推移しています。実際、7月の九州、8月の関西ともに前線性低気圧がその原因とされています。

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/07/13/kiji/K20120713003670520.html 

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120814/waf12081423060025-n1.htm

もちろん、前線が通過するだけならこれほど大きな被害を引き起こしません。前回の風シリーズでも解説した通り、上空大気との組み合わせで上昇気流が起きた場合、積乱雲が加速的に発達し、豪雨になるのです。そしてこの低気圧を発達させる上空大気の鍵を握っているのが偏西風の蛇行であり、さらには北極振動ではないか、との視点も過去記事で述べたとおりです。
http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2012/07/001144.html 
http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2012/08/001161.html
今回、同様の主旨のブログ記事を見つけましたので紹介します。

(さらに…)

  投稿者 staff | 2012-08-29 | Posted in D02.気候1 Comment »