2008-06-03
基礎からの原子力発電 ~第7回(最終回)動き出さざるを得ないプルサーマル計画~
第6回の記事(リンク)の続きです。
今回は『プルサーマル計画』について調べてみました。
(中国電力株式会社 伊方原子力発電所)
ここ数年、この 『プルサーマル計画』 という言葉をよく耳にします。
つい最近のニュースでも、
「泊原発、プルサーマル計画、北電が説明会」 : 2008年5月24日 毎日新聞
「愛媛県、伊方原発のプルサーマル計画を正式同意」 : 2007年10月14日 四国新聞
「島根県議会もプルサーマル容認」 : 2007年7月5日 山陰中央新報
と記事があり、また、私たちが日々お世話になっている 関西電力 も、
「2008年1月、プルサーマル計画の準備作業を再開することとしました 」
と発表しています。
どうやらここ最近、各電力会社はこの 『プルサーマル計画』 とやらを積極的に進めていこうとしているようです。
何か匂いますね。
にわかに動き出した感のあるこの 『プルサーマル計画』 、一体どういうことなのか、調べてみることにします。
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「ビタミンC」と書いてあれば「体にいい」と思っていませんか?~パート2
こんばんは。
前回、finalcutさんが、ビタミンCについて、エントリーされていました。
「ビタミンC」と書いてあれば「体にいい」と思っていませんか?
合成ビタミンCの光学異性体が、体に良くなさそうと言う内容、かなり衝撃的でした。
しかし、その後、るいネットに狒狒さんが、ビタミンCには光学異性体は存在しない、と紹介されており、ビタミンCの光学異性体が危ないという内容を鵜呑みにすること自体について再考させられました。
2次引用ですが、狒狒さんのるいネット投稿を紹介させていただきます。
177398 ビタミンC光学異性体について
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=177398
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アスコルビン酸(AsA)の異性体は以下の4つです。
・L-xylo-AsA(ビタミンC)
・D-xylo-AsA
・L-arabo-AsA
・D-arabo-AsA(エリソルビン酸)
エリソルビン酸はアスコルビン酸と同程度の抗酸化性を示しますが、生理活性はアスコルビン酸の1/20程度です。
生理活性とは、壊血病の予防やコラーゲンの生成と維持など、いわゆるビタミンCの働きのことです。
xyloとaraboは構造異性体で、C-5位につく水酸基の立体配置が異なります。 D,Lの違いが光学異性体です。
L-arabo-AsA、D-xylo-AsAは自然界には存在しないのでわざわざ合成して作る必要があります。
アスコルビン酸の異性体のうちL-xylo-AsAのみをビタミンCと呼びます。ゆえに、ビタミンCに異性体はありません。合成だろうと天然だろうと、ビタミンCといえば全く同じものなのです。
bun.hp.infoseek.co.jp/miscellanea/AsA.html
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ビタミンCの定義からも、光学異性体は、存在しないようですね。
ビタミンCについては、L-xylo-AsAのみを、人工合成可能な技術も確立さえれているようなので、その点からも、ビタミンCの光学異性体を使用する必然性はなさそうです。
では、なぜビタミンCの光学異性体が悪者として流布されているのでしょうか?
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環境問題の本質とはなんなのか?2・・・社会をどう統合するのかという問題
地球温暖化防止への各国政府や企業の取り組みは、かなりのエネルギーを投入し、対策立案を行っている。そして、その対策は市場拡大を前提し、環境破壊をさらに進行させる内容ばかりだ。
一体どこかおかしいのか 改めて整理してみた。
マスコミにより、人工物質による汚染、地球温暖化、砂漠化、水資源の枯渇・・・
さまざまな問題が、偏って若しくは極めて単純化されて報道され、不安を煽られる。
<参考投稿> | ||
○ | 中国でガン急増・・・・・環境汚染(人工物質汚染)による急増 | |
○ | 「電通」のきわめて悪質な温暖化ビジネス | |
○ | ||
○ | 「水が枯渇する!」って、どういうこと? |
『環境問題の本質とはなんなのか?1』でもふれたように、中身が正しいかどうか?という判断とは無関係に、偏って撒き散らされる情報が、あたかも事実のように世論を形成していく。
これが、現在の『環境問題』の抱える最大の問題だろう。まさに、情報操作による洗脳そのものだ
では、環境問題の本質はどこにあるのだろうか
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環境問題の本質とはなんなのか?1・・・IPCCの実態
温暖化問題の科学的な分析結果を発信するIPCC(気候変動に関する政府間パネル)。そして、この組織は状況分析を発表するのが役割だが、権威ある団体はここだけとう状況の中で、温暖化対策の方向性は、結果的に、この組織の発表が作り出す危機意識にゆだねられてしまっている。
IPCCとは一体どのような組織なのだろうか
『IPCCの実態は?』を参考に考えてみたい。
そこに入るまえに、まず、二酸化炭素による地球温暖化仮説の科学的な信頼度から。
二酸化炭素による地球温暖化仮説のようは、現在の科学をもってしても、こうだと断定できるような単純なものではない。シミュレーションの精度のもあるが、それ以前に、その仮説の前提となる、現在と過去の気温そのものや、千年単位の海中炭素循環の調査等は、今緒についたばかりというものも数多くある。
(参考;現状の気温データでは、温暖化を証明するには極めて不十分!)
そのように不完全な現状認識から導かれた温暖化理論は、科学的根拠の不十分さを孕む。そうすると、そこをついて『自然科学的』反論が数多く提起される。この反論自体は、かなり的をついたものが多いが、それに対する再反論も数多く出てくる。
仮説の不完全さの理由が、自然科学的状況認識の不足にあることが多いので、これも決着がつかないまま時間が過ぎていく。というより、この問題の仮説の決着は、現時点の自然科学的状況認識では不可能に近い状況なのだ。
なぜならば、パラメータの不足に加えて、地球は一つであり、二酸化炭素を排出し続けた場合と、そうで無い場合の対照実験を行うことは不可能だからである。このように、もともと確たる答えが出ない自然科学的問題を中心にすえ、議論を繰り返すことで、地球環境問題は『自然科学的問題』に固定されていく。これはある種の洗脳である。
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健康ブームは、病気ブーム!?~「病人」にされる健康な人々~
こんばんは~ やまずんです
そろそろ薄着の季節 が近づき、
二の腕の肉 が気になる今日この頃です
あ~、でも、そうだよなぁ。
運動不足だし、お肉ばっか食べてるしな~。
お菓子もやめられないし。。
ああ、このままでは、二の腕どころか、私の体って大丈夫かな。。
いまやデブって、格好悪いだけじゃなく、「メタボ」って病気だしな~。 。
てか、成人病になったら、どうしよう。
貯金とかないし。治療できないじゃん。。やば。
え~っ、病気になったら、どうするんだろ、私。。。
ぐる ぐる ぐる ぐる
(おつき合いありがとうございました )
こういった、体に関する不安、みなさんお持ちではないですか
メタボみたいに、病気が勝手に作られていく‥というのは、違和感を覚えます
みんな不安をあおられているように感じます 😥
世の中、 健康ブーム って言われていますが、
その実、 病気ブーム なんじゃないかって思います
その裏には、こんな仕組まれたトリックがあるようですっ
これは、みなさん必見 ですよ
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(ありがとうございます )
水の特徴、物性を探るその3 水の沸点は100℃なのに、常温で洗濯物が乾く (蒸発、気化する)のはなんでか? ~『水素結合』がもたらす、水の特性~
●常温で水が気化するのはなんで?
水の物性を探る2に続けたいと思います。
>僕らの住む「地球」では、水は常温では液体であり、100℃をこえると水蒸気(気体)となり、、、、、<
フンフンと何げに読よみすごしてしまいますが、「水は常温で液体」これって本当?洗濯物は常温でも(100℃に達していなくても)乾きます。降った雨も、お皿の水も100℃でなくても気化しますよね。つまり実際は常温でも、水は液体から気体に気化しているという事実がありますね。なんで?。改めて考えると不思議ですね。学校では100℃で気体になると聞きました。おかしい。
・100℃で始まるのは『沸騰』で、それは水の『内部』からも気化が始まること。
・常温であっても水の『表面』からは蒸発(気化)する。
と、答えたあなたは凄い。その通りです。(初めて聞く人も、安心して下さい。)
でも、同じ水なのに(常温で)表面は気化、内部は液体のまま、これはよく考えると不思議ですね。水など一部の物質しかこんな振舞いはしません。なぜこんなことがおこるのでしょう。
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水が危ない!?②・・・・・・水資源の枯渇~地下水利用の現状
先日、「水が危ない!?・・・・・・ミネラルウォーターが売れるのはなんでだろう?」で、市場化された飲料水が取り上げられていましたが、近年では世界的な「水資源の枯渇」が危惧され、飲料水に限らない水資源を巡る市場もクローズアップ されてきているようです。
「日本の水資源と水利用の現状 1.列島の水資源」によると、我々は世界中で地下水を含めても全地球の0.8%程度の淡水しか利用できないようですが、水不足に汲々としていない我々日本人にはこの「水資源の枯渇」自体なかなかピンときません。
でも、水資源の量でみると日本も世界的には決して豊かな訳ではないのです。
・世界における年間一人当りの水資源量
日本水産株式会社_ニッスイアカデミー_役立つデータクリッピングから引用
世界的な「水資源の枯渇」
上の図中の各国に差があるように、水資源は地域差や季節変動を伴う降雨量、河川の経路や流量、偏在する地下帯水層の容量等から、他の資源同様偏在する資源です。しかし、一方で海に流出した水も雨として循環し、再生する資源でもあります。
また、地球規模で見れば人間が毎年取水している量は最大限利用可能な水資源賦存量の10%程度、耕地からの蒸発散量は全陸地からの蒸発散量の30%程度と、利用可能な淡水自体が枯渇しているわけではありません。
ですから、現状「水資源の枯渇」は、本来偏在する水資源賦存量を超えた取水という地域的な問題ではあっても、世界的な問題にはならないはずです。
にも拘らず「水資源の枯渇」が地域を越えて浮かび上がっている要因の一つが、世界的な食糧生産。食糧生産地の偏在・食料の流通が水資源の偏在・循環とズレを生じ、生産地の水資源不足が人口が増加する一方の世界的な食料生産の危機に繋がるという問題です。
世界の水資源使用状況
・世界の水資源の使用状況(2001年)
日本水産株式会社_ニッスイアカデミー_役立つデータクリッピングから引用
世界的には農業・工業で水の9割が使われ、そのうちの7割を農業が占めています。
この50年で人口は2倍になり、取水量は2.6倍に跳ね上がりました。単純に考えると農地が拡大しそうなものですが、新規開拓の困難さなどもあり、増大した人口を養う食糧生産は灌漑等による生産効率の向上という形で賄われ、耕地面積自体は1割程度しか増加していません。
天水農業は勿論、灌漑を行なうにしても地域に毎年循環する水を利用している限りは、変動はあれ現在言われるような「枯渇」は起きません。
非常に緩やかな循環で再生する帯水層の「地下水」の利用が、毎年その地域から流出する水以上の水利用を可能し、同時にその水瓶の涵養量(溜まる量)と取水量の関係が「枯渇」の問題を浮上させているのです。
この地下水の現状はどうなっているのでしょうか?
応援宜しくお願いします
抗生物質まみれでアレルギーに!?
アレルギーって一体何なの?!に引き続いてアレルギーシリーズを続けてみたいと思います。
アレルギーに悩んでいる人、ホント多いですよね~
最近では犬もフケや埃でアレルギーを引き起こすようです。
花粉も埃も大昔から身の周りに存在したもの。花粉や埃が体内に侵入してきても、ちゃんと適応できる身体になっているはずなのに、何で現代はそれらがアレルギー反応を引き起こすのか? 🙄
アレルギーの仕組みを調べてみると、アレルギー反応を引き起こすIgE抗体が注目されています。
アレルゲン(抗原)が体内に侵入してくると、まずマクロファージが抗原を貪食し、T細胞B細胞にその抗原情報を提示します。その情報を受けたB細胞はIgE抗体を産出し肥満細胞に抗体が取り付きます。そしてこの抗体が取り付いた肥満細胞と抗原が結合すると、肥満細胞がヒスタミンやロイコトリエンなどの化学伝達物質を放出し顆粒球等が活性化し炎症や湿疹が起こるといわれています。
T細胞?B細胞?抗体??って何???って思った方はこちらの生物史から自然の摂理を読み解く
をご覧ください。免疫シリーズの記事が満載です。 😀
さてこのIgE抗体。これまでは花粉や埃が入ってきても産出されなかった筈。何で産出されるようになってきたのか?一つ面白い記事を見つけましたので紹介したいと思います。
「ビタミンC」と書いてあれば「体にいい」と思っていませんか?
生物の生存・生育に必要な栄養素のうち、炭水化物やタンパク質、脂質、ミネラル以外の栄養素がビタミンで、正体はよく知らないけどその呼び名だけは子どもの頃から慣れ親しんでいる、とにかく健康にいいモノらしいです。
ビタミンの中でも認知度No.1の代表選手が「ビタミンC」で、押しも押されぬ正義の味方です。
で、世の中には「ビタミンCがたくさん含まれているよ~」とアピールする商品がゴマンとあるわけです。成分表に「ビタミンC」と書いてあれば無条件に「体にいい」と思ってしまうんですね。
ビタミンCって果物とかに含まれているはずだけど、「C1000○○○」や「オロ○○ンC」に果汁が入っているとは思えないし、錠剤とかサプリメントになっても野菜や果物を食べるのと同じなのだろうか?
残念ながら私は「サプリメント飲み続けていたら健康になりました」という人に出会ったことがない。
(サプリメントなんかは「これがビタミンCなんだ」と信じ込んでいないと飲まないし、わざわざ信じ込むくらいなら「野菜食べたらええやん」と普通の人は思う。)
そして、
「ビタミンC」にも天然モノと合成モノがあって、似てはいるけどやっぱりニセモノはニセモノのようです。
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現状の気温データでは、温暖化を証明するには極めて不十分!
IPCCの4次報告書には、古気候的な観点から、地球の気温の変化について以下のような文面がある。
「古気候に関する情報によって、過去半世紀の温暖な状態が、少なくとも最近1,300年間において普通ではないとの考察が裏付けられている。 (途中省略) 20世紀後半の北半球の平均気温は、過去500年間の内のどの50年間よりも高かった可能性が非常に高く、少なくとも過去1,300年間の内で最も高温であった可能性が高い。 (途中省略) 20世紀半ば以降に観測された世界平均気温の上昇のほどんどは、人為起源の温室効果ガスの観測された増加によってもたらされた可能性が非常に高い。 」
この裏付けとなっているデータで有名なのは「温暖化ってホント?~長期的視点で検証~」でkumazawaさんが投稿されている気温変化のグラフにある古気候学者マイケル・マンたちにより報告されたデータである。
では、これらのデータがどのような根拠で人為的温暖化説の裏づけとなっているのでしょうか?
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