土壌汚染の歴史~公害問題から環境問題・グリーンビジネスへ
足尾銅山:明治17年当時
こんにちは。馬場です。
今年もよろしくお願いします。
さて、土壌汚染問題について考えるにあたって、改めて過去の経緯から押さえてみたいと思います。
環境問題としての土壌汚染が注目されるようになったのは最近の事であり、「土壌汚染対策法」として施行されたのが2003年の事ですが、土壌汚染・水質汚染・大気汚染自体は古くから公害問題として認識されて来ました。
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エントロピー則からみる自然の循環構造 ~プロローグ~
asaokaです。
みなさん、明けましておめでとうございます 😀
今年も皆さんと一緒に、『自然の摂理から環境を考える』当ブログで固定観念から開放された新認識を紡いでいきましょう。
<では、今年の初投稿・・・・>
地球の人口はすでに60億人を超える人数にまでになっていますが、普通に考えれば、そこまでの人数になっている人類が行う今の多様な産業活動によって、わたし達の生活の母胎である自然そのものに大きな影響を与えないわけにはいかないだろう、ということを誰もが感じていると思います。
しかし一方で、例えば、「世界の食糧需給の状況ってホントはどうなの?」 を参考にしても、
食べものを過剰消費したり廃棄する国もある一方で飢餓に苦しんでいる国も存在しています。 👿
また、同じ国内でも”格差”によって同じような状況の国もあります。 😈
これは食糧だけでなくエネルギーについても全ての物質について同じで、このような状況をみるだけでも、分配・消費構造がおかしく 、このことが環境問題に大きな影響を与えています。
つまり、環境問題は、生産様式や人口問題とともに、その背後に存在する、疑うことが少なかった「私益追求の市場拡大」に根本的に問題があります。
でも、どう捉えればいいのか、どうすればいいのかわからず、環境問題を日常に絡めて考えるにはあまりに大きすぎると感じてしまい、問題を捨象して市場システムのなかでの日常生活をごく当然のように送っている、もしくは、小手先で茶を濁したような対応である「チンケな運動」に終始しています。
何が足りなくそうなるのか?何が必要か?
それは、環境を考えるうえでの
『必要か否か』
の『判断の土俵』となる、構造認識をもつことです。
そのためには・・・・・・・
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ダイエットから考える環境問題!?
皆さん、新年明けましておめでとうございます 😮
今年もみんなで当ブログを盛り上げていきましょう
太陽光発電、風力発電、地熱利用、バイオマス・・・
昨年は次世代エネルギーについていろいろ考えてみましたが、正直可能性を感じられませんでした。
ところが最近、とあるブログと出会い、頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けました。
(おなじみの雑草Zさんのブログです)
正直、目から鱗、そして魂を揺さぶられてしまいました。
それ以来、そのエネルギーの有効利用方法について考えるのが楽しくて仕方ありません。
な、なんと、それはダイエットにも絶大な効果があるのです!!
最近話題のリンパマッサージダイエット、豆乳バナナダイエットなんて比較の対象にもなりません。
そのエネルギーとは、
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ダイオキシンは規制強化、内分泌撹乱化学物質の規制は骨抜きなのはなんで?
『ダイオキシン問題の真実!』
ダイオキシンとは地球環境問題の一つの要素であり、それだけでは問題解決は有り得ない 社会環境全体 を総合的に判断する必要があるということです そして、そのためには問題の可能性がある要因に関する事実を明らかにすること が急務なのだと思います。
大衆の意識を、ウソの情報をばらまくことにより煽るような行為 、そしてそれらが市場の利害により規定されているという現実 を皆で共有し、本来必要な議論を進めていくべきですね
という kumakeiさんの記事から考えてみました。
ここ数十年、多くの人工物質が社会問題化してきました。
このうち『ダイオキシン』は問題が表面化して以来、規制は強化されています。
反対に、『内分泌撹乱化学物質』の方は、一時的には盛り上がりましたが、その後、規制は骨抜きになり、沈静化しています。
この違いはなんだろう と思ったかたはポチッ と押してください。
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ダムは本当に必要か-3
現在ダム建設の正当性を唱える背景には、
緑のダム のような植林だけでは水害が抑えきれない 😈
という根拠がよく出てきますが、そもそも水害を完全に塞ぎ止めるという発想そのものがおかしいのではないだろうか・・ 🙄
雨 が多く、急斜面の山々 が連なる日本では、何時の時代も水害は大きな課題。 🙁
水害をマイナスのものとして捉えると、完全にダムで塞ぎ止めようというような発想になるのかもしれませんが、
水害とともに歩んできた日本の歴史の中には、洪水とも上手く付き合ってきた工夫がある。
ダムは本当に必要か-2に続いて、今回はそんな先人達の工夫を紹介してみたいと思います。
ウンコに学ぼう♪~衛生・清潔とは何か?~
最近、仲間が増えつつあることが嬉しいかっし~です
前回の『日本人はウンチをするために、石油を輸入している?!』に、コメント頂きました皆さん、ありがとうございます
※雑草Zさんのブログ雑草の言葉でも、『食糧自給と糞尿処理』『動物として最低限果たすべきこと』の2回にわたって、ご紹介頂きました 私が書いた以上に、生態系や食糧問題などの観点から深く書かれていますので、ぜひ
前回の投稿のあと、会社の先輩より、衝撃のタイトルの本をご紹介頂きました その名も、『ウンコに学べ!』(有田正光・石田多門共著、ちくま新書)
そしてさらに今回、るいネットでもお仲間発見
狒狒さん『人糞は危険なのか?』
狒狒さんのお話では「人糞=汚染・危険」の観念操作があるとのこと。
確かに、世間一般では、「 は汚いから触っちゃダメ 」って教わってきましたよね
そもそも日本では、戦後、生野菜をサラダでGHQの寄生虫撲滅作戦により、下肥を使わない農法がとられ、徐々に下肥文化は衰退していきました。戦後の一時期、そのようにして作られた野菜を清潔野菜 と読んだそうです。(「ウンコに学べ!」より)
彼らが清潔と呼んだものは一体なんだったのか
ウンコに学びたいと思った方 ぜひポチっとお願いします
二酸化炭素による温暖化って本当? 第2回
これまでバイオマスについて見てき、特に「3.単独では成立しないから支援が必要」では、支援の始まった起源は「京都議定書」の温暖化問題にあるように思われます。
そこで、以前にこのブログで掲載された『二酸化炭素による温暖化って本当?第1回』
に続けて、温暖化について調べてみました
地球の温暖化が言われているが、短期でみれば例外がないわけではないが、概ね観測結果からして「事実」と捉えてよいように思います。
しかし、「地球温暖化」といった場合には、現在では『CO2増加による温暖化』というのが一般的に言われているが、これって本当なのでしょうか
まずは、CO2増加による温暖化説が出来上がるまでの過程を追ってみたいと思います。
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素人達の感覚とはかけ離れたところで進められる「遺伝子組替食品の市場化」~背後にアメリカの影あり??~
こはるんたさんの「みなさんは「遺伝子組み換え技術」どう思いますか?」をうけて、考えてみました
あ、みなさん、コンバンワ(そして メリークリスマス )みわつんです
遺伝子組替技術の裏に 😈 あるもの・・・・それは、ズバリアメリカなんです・・・・
続きは・・・・コチラ・・・・
その前に、ぽちっとよろしくお願いします
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食品衛生規格によって守られているものは?
以前、ポストハーベストなどの問題点を調べましたが、そもそも「食品衛生基準」というものはどうやって決まっているのか気になっていたので調べてみました。
現在世界的に通用する食品安全基準はコーデックス規格と呼ばれています。(“食品規格”という意味のラテン語。)
1962年、国連の専門機関である国連食糧農業機関(FAQ)と世界保健機関(WHO)が合同で、国際的な食品規格を作る実施機関として食品規格委員会(CAC)を立ち上げました。
このCACが作成するのが「コーデックス規格」です。
以下概要をまとめました。
バイオマスってなに?3 (単独では成立しないから支援が必要)
「バイオマス・ニッポン総合戦略」なるのもがあるのをご存知でしょうか?
戦略の経緯
「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2002」(新骨太:平成14年6月25日閣議決定)において、農林水産省、環境省、関係府省は協力して、動植物、微生物や有機性廃棄物からエネルギー源や製品を得るバイオマスの利活用について14年度中にとりまとめる等、計画的に取り組むべきことが指摘されている。
この指摘を受けて、農林水産資源を活用したバイオマス産業の重要性及びその総合的な利活用に関する戦略で、平成14年12月に閣議決定しました。(ちなみに管轄は農林水産省になっています。)
そして、バイオマスの利用についての様々な支援(交付金や税制優遇など)が行われるようになりました。
本当に「環境にやさしい」だとか「地球温暖化が問題である」という認識があれば、支援がなくとも全てが転換できるはずである。しかし、国(農林水産省)の取り組みから見ても、実態は支援がなければ転換できないのではないだろうか?
・支援がないとバイオマスは成り立たないの
・支援が成立した背景は
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