エントロピー則からみる自然の循環構造 ~プロローグ~
asaokaです。
みなさん、明けましておめでとうございます 😀
今年も皆さんと一緒に、『自然の摂理から環境を考える』当ブログで固定観念から開放された新認識を紡いでいきましょう。
<では、今年の初投稿・・・・>
地球の人口はすでに60億人を超える人数にまでになっていますが、普通に考えれば、そこまでの人数になっている人類が行う今の多様な産業活動によって、わたし達の生活の母胎である自然そのものに大きな影響を与えないわけにはいかないだろう、ということを誰もが感じていると思います。
しかし一方で、例えば、「世界の食糧需給の状況ってホントはどうなの?」 を参考にしても、
食べものを過剰消費したり廃棄する国もある一方で飢餓に苦しんでいる国も存在しています。 👿
また、同じ国内でも”格差”によって同じような状況の国もあります。 😈
これは食糧だけでなくエネルギーについても全ての物質について同じで、このような状況をみるだけでも、分配・消費構造がおかしく 、このことが環境問題に大きな影響を与えています。
つまり、環境問題は、生産様式や人口問題とともに、その背後に存在する、疑うことが少なかった「私益追求の市場拡大」に根本的に問題があります。
でも、どう捉えればいいのか、どうすればいいのかわからず、環境問題を日常に絡めて考えるにはあまりに大きすぎると感じてしまい、問題を捨象して市場システムのなかでの日常生活をごく当然のように送っている、もしくは、小手先で茶を濁したような対応である「チンケな運動」に終始しています。
何が足りなくそうなるのか?何が必要か?
それは、環境を考えるうえでの
『必要か否か』
の『判断の土俵』となる、構造認識をもつことです。
そのためには・・・・・・・
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環境破壊の問題は、廃棄の量が自然の浄化(復元)能力を超えているという問題です。
つまり、『自然の物質循環』を超えた過剰消費の問題です。
ですから、まず、
地球環境の『自然の物質循環構造』についての科学的理解が必要不可欠です。
そしてもうひとつ、
例えば、当ブログでも、
honndaさん『二酸化炭素による温暖化って本当? 第1回』
村田頼哉さん『二酸化炭素による温暖化って本当? 第2回』にあるように、
炭酸ガスの増加→温暖化→南極の氷の融解→低地の沈没という、単純な因果関係を一直線につないだ論理で環境を評価したのでは問題を混迷にするだけです。
環境問題を捉える「評価指標値」がズレていれば、問題を表層的・目先的に捉え処理し、可能性の方向性が見えてきません。
つまり、自然循環の摂理に則った『環境評価指標値』の創出が必要になります。
ということで、何回かにわたって『自然の物質循環構造』と『評価指標』について考えてみたいと思います。
その切口の視点として、
『エントロピー』の概念に眼差しを向けてみます。
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F | 2007.02.19 11:41
自炊は何度も試みましたが・・・挫折。
ついつい「便利」なコンビニに行ってしまう。
なかなか1人じゃ難しいですよね~。。