2010-08-13
環境問題の改革を進めるには、新しい社会統合機構が不可欠!4~『国益よりも省益、省益よりも私益』~
官僚集団は、『国益よりは省益』といわれます。つまり、国家全体の利益よりは、各々の省庁の利益を優先するのです。具体的には、その省庁の予算をどれだけ確保するかに血道をあげます。
さらには、官僚個人の利益が優先され、政策は二の次です。
NEDOの入居するミューザ川崎セントラルタワー
今回は、新エネルギー関係の政策で存在感のあるNEDOを例に取り上げて、官僚集団の構造をみてみます。
国益よりは省益、省益よりは私益(特別会計による省益の拡大)
無駄事業の量産(公共事業と天下り構造・官僚個人の私益の追求)
特定の専門家集団の暴走(官僚機構の際限のない肥大化)
国益ではなく、省益を実体化させるのが、特別会計という二つ目の予算です。
そして、特別会計を軸にして、際限もなく外郭団体(天下り先)が作られていきます。
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投稿者 leonrosa | 2010-08-13 | Posted in A.史的構造認識から紐解く環境, A03.環境問題の改革を進めるには、新しい社会統合機構が不可欠! | No Comments »