2009-03-26
【人口問題】2~本能態の単一種が増殖し続ける事はない~
プロローグを受けて、今回は、第一回目として「生物史において、「本能態」の単一種が、人類のように増加し続けるようなことはありえたのか!?」を明らかにしていきたいと思います
皆さんはクラゲやねずみやバッタ等の生物が大量発生しているニュースを見た事はありませんか?
(↑大量発生したミズクラゲ@新潟・佐渡2008年7月)
これは人間で言われる人口爆発と同じようなものなのでしょうか。
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主要燃料が石炭から石油へと代わったのはなんで?
こんにちは 😀 しましま です。最近環境問題追求してます
環境問題と言っても、地球温暖化、資源の枯渇、エネルギー問題いろいろありますよね
勉強していて思うのは、環境問題って環境だけの問題では決してなく、市場が関係していたり、国家が関係していたりと、社会の問題なんだなぁということです
今日は石炭→石油へと主要エネルギー源が変化したときに、社会や市場とどんなつながりがあったのかを調べてみました。
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日本人は何を食べてきたのか part5 安土桃山~江戸時代
日本人は何を食べてきたのか part4 鎌倉・室町時代http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2009/03/000500.htmlに続き、安土桃山~江戸時代を概観します。
日本文化の基層部が出来上がった江戸時代に、現在に繋がる和食の形も出来上がりました。
その前段階として安土桃山時代に、その材料が出そろいます。
それまで輸入と言えば主にシナからだったものが、南蛮、つまりヨーロッパと東南アジアからの食材が入ってきます。
料理法でも、油で揚げるという手法が伝わります。家康が鯛の天ぷらにあたって死んだという話は有名ですが、駿府城にいる家康に、京の土産話として「最近は流行っている料理」を紹介されて、試してみたら美味しくてたくさん食べ、調子が悪くなりそのまま死んでしまった、という話が伝わっているからです。
また、食事の形式でも、信長はそれまでの形式を無視し、秀吉が保護した茶の湯の中から懐石という形が表れます。
つまり、和食に於ける食材、料理法、食事形式の原型が揃うのが安土桃山というわけです。
鯛のてんぷら!
また、それまでは武士も領地で生活し、平時は農作業も行っていましたが、刀狩りによって、武士は農民と明確に分離され、都市部での消費者となりました。商工業者も都市部に集められ、町人という階級が生まれます。都市に食料生産基盤を持たない消費者が集積され、市場が大発展する基盤が出来たことになります。
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CO2排出権取引価格の暴落とは?
グラフは、European Energy Exchange(EEX)に掲載されている欧州排出権先物の一つである「Second Period European Carbon Futures」の、2009年物の月単位価格チャートです。(期間:2005/10~2008/10/29)
グラフに記入してある矢印の注釈について古い順から説明します。
2006年4月に価格が暴落した原因は、CO2排出削減目標を達成できずに債権を購入するだろうと思われていたEU先進諸国が発表した2005年度のCO2排出量データが、当初の予想よりも小さかった、つまりCO2削減目標をほぼ達成したために、この債権を抱えていたブローカー達が、一気に投げ売りしたためです。
参照:ヨーロッパの二酸化炭素市場・崩壊の危機(by 持続可能なチャンネル)
2007年2月に価格が上がるきっかけとなったのは、「地球温暖化の原因が人間の活動である可能性が極めて高い(very likely)」という内容の、IPPCの第四次調査報告書第一作業部会報告書の素案が発表されたからです。
参照:NEDO ワシントン事務所:デイリーレポート2007年2月前半分
そして2008年7月にEUAとCERの市場価格が下がるきっかけとなったのは、洞爺湖サミット期間中にMENの新興5カ国がG7に突きつけた「政治宣言」です。
参照:新興5か国が政治宣言、先進国により大きなCO2削減求める(2008年7月8日23時03分 読売新聞)
洞爺湖サミット後に大きな買い注文が入って一旦上昇しましたが、その後すぐに下落に転じたということは、ブローカー達は保有しているCERを投げ売りしているからであり、金融危機の嵐が吹き荒れている最中に「お目出度い」買い手が表れて、ようやく売買が成立したようです。
http://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/archives/7754352.htmlよりグラフ、本分とも引用
地球温暖化が問題視され、「京都議定書」が発効されましたが、その実態は排出権取引で一儲けしようとしている投資家に規定されているのでは?
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お産を充足課題に変えていくのは女達♪~お産を本気で追求したいコラム~
こんにちわ
ちょっと肌寒い日もありますが、空はすっかり春 の陽気ですね
春は、出会いの季節ですね この、お産シリーズにも、新しい仲間が増えました
新しい出会いって、ほーんと嬉しいですよねっ
そんな新しい仲間を迎えて、今日は、お産シリーズちょっとブレイク です。
ちょっと前までは、お産といえば・・・
「鼻からスイカ・・・って感じなんでしょ 怖いナァ 」
「産みの苦しみ・・・とんでもなく、苦しいってきいたよ 」「以前、産まれるところを学校のビデオ で、見たんだけど・・・正直こわかった 」
などなど・・・もぅもぅそれは、”えらい大変なこと”になっていたんですよ~
でもね、このお産シリーズをやっていくにつれて、こんな変化がありました
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地球環境の主役 植物の世界を理解する⑫大気中の炭酸ガスを蓄積する植物活動
今回は、光合成により、大気中の炭酸ガスを取り込み、自らの組織(繊維質・セルロース)に固定する側面に注目してみます。
太古の時代、地球大気の炭酸ガス濃度はどうだったのか?
炭酸ガス濃度は、植物にどんな影響を与えるのか?
植物の光合成によって、大気中の炭酸ガスは減ったのか、それとも変わらないのか。
数千万年単位での地球と植物のメカニズムに迫ってみます。
手掛かりとして、『植生と大気の4億年―陸域炭素循環のモデリング』を参照しました。
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【人口問題】1~プロローグ:自然の摂理を超えて、ここまで人口が増加したのはなんで?~
『るいNETWORK』より引用
環境問題を考えると、直接的な原因は近代の市場拡大にあると認識できる。
序列圧力の箍が緩み万人に私権獲得の可能性が開かれた近代に入り、際限なき快美欠乏(豊かさ追求)に導かれ、市場拡大がもたらした大量生産=大量消費=大量廃棄が環境破壊の直接的な原因である。
だから、本当に環境問題を解決するには『市場拡大を停止する』ことが直接的答えになる。
しかし、(現在の世界金融危機を引き金に世界的な市場拡大停止があるかもしれないが・・)
仮に、貧困の消滅により先進国で市場拡大が停止しても、開発という名のもとに欧米に侵略され私権収束した中進国そして途上国の市場拡大がもたらす環境問題は残る。
また、市場拡大の問題とともに大きな問題として、環境問題の量的要因は『人口問題』に起因しており、最終的には60億まで爆発した『人口をどうする?』の問題に突き当たる。
実際、中進国として急速に市場拡大を行っている中国(約13億人)・インド(約11億人)で世界人口の4割を占め、それにブラジル・ロシアや後進国までを含めると世界人口の大半を占める。
環境問題を考えれば、市場の問題と同時に人口の問題は避けて通れない。
しかし、人口問題は、目先的に対策を考えられるレベルを超えた根源的問題であり、
そのためには『自然の摂理を超えて、ここまで人口が増加したのはなんで?』を、史観を通じた構造認識に照らして明らかにしていかなければ、今後の可能性も見えてこない。
その時に、人類だけがここまで人口増加したことを考えれば、集団・社会で共認された『観念の中身』に焦点を当てることは不可欠であり、また人口を構成する集団の統合様式のなかでも人類特有の『私権統合』、そして集団の基底にある『婚姻様式』、さらに農業・工業など科学技術による『生産様式』を絡めた構造的追及が不可欠になる。
上記を受け、人類の原基構造にまで遡って『自然の摂理を超えて、ここまで人口が増加したのはなんで?』を追求し、その原因構造から人口問題に対する可能性を考えていきます
(画像は、現代社会研究所:吉田隆彦「人口波動で世界を読む」より拝借させて頂きました)
内容は、次の目次に沿ってシリーズでアップしていきますので、応援よろしくお願いします 😀
気温変動と太陽活動
二酸化炭素による温暖化、特に二酸化炭素は、我々が石炭や石油などの化石燃料を燃やすことで排出されたもの、つまり人間活動が現況であるとの見方が強くなったいます。
※画像をクリックすると拡大します。 |
このような認識は1950年代から大気中の二酸化炭素の測定に関係しています。
1951年に世界気象機構(前身は1873年に創立された国際気象機関)が設立され、1957年を「国際地球観測年」と定めたことなどから、様々な地球観測に公的資金が多く投入されるようになりました。
これを受けて、キーリングが大気中の二酸化炭素が上昇していることを発見します(右図参照)。
’70年代に入り、干ばつなどの環境問題が取り上げられると、多くの気象学者は二酸化炭素濃度の上昇と気温の上昇を関連付けて議論するようになります。
そして、決定的な引き金となったのは
1988年は、アメリカが旱魃と酷暑に襲われ、穀倉地帯の中西部において大きな被害を受けています。凶作が避けられない状況の中でシカゴ穀物商品取引所が大混乱に陥っていました。
トロントサミット後の6月23日に、アメリカの上院エネルギー委員会の公聴会において、NASAのジェームズ・ハンセン博士が「80年代の高温が続く異常気象は99%地球温暖化と関係している」と証言しています。
これがマスコミを通じて大々的に報道されたによって、地球温暖化問題は広く認識されると同時に、その原因が二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスであるという定説が広まっていきます。
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日本人は何を食べてきたのか part4 鎌倉・室町時代
日本人は何を食べてきたのか part3 奈良・平安時代 に続いて、
中世の鎌倉時代~室町時代を概観してみます。
源氏が京都の平家政権を倒して迎えた鎌倉時代、南北朝の内戦を経て京都に政権が戻った室町時代は、古代からの荘園制のなかで武家社会が形成され成長する時代です。
蝦夷(縄文人部族)がまだ多く分布していた東北地方への侵略、奥州藤原氏との対立、モンゴル帝国(元寇)に対する防御、そして足利尊氏が台頭して南北朝時代を迎えるなどまさしく争乱の世となったのです。足利氏が両皇統合を実現し足利政権は230年も続くのですが、中期には応仁の乱があり、後半はいよいよ戦国時代、群雄割拠・弱肉強食の時代となって秩序は乱れていきます。
画像は掣圏真陰流さんから拝借しました。
さてこの時代、ひとびとの食生活はどのような変化を見せたのでしょうか。
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世界銀行とIMFは正当化観念により貧困と環境破壊を拡大した
tutinoriさんは「環境保護運動に隠された正当化観念 ~アフリカへの搾取構造の実態~」
で、アフリカを中心とした「持続可能な開発」という正当化観念を使った奴隷化とその搾取構造についてまとめられました。
戦後、奴隷制度は撤廃されましがた、工業化の遅れている発展途上国では、市場経済に飲み込まれその対価が払えない貧困層が絶えず生まれ続けているのが実態です。
奴隷を奴隷として面倒見続けるより、僅かでも賃金を与え、消費者にした方が、工業社会ではいいということになる。
以上「奴隷制度の廃止は、市場社会の拡大の結果だった」より引用
と言われるように、市場経済化が貧困から脱出する方法だと、借金を形に発展途上国に無理矢理市場経済化を押し付けているのが、世界銀行とIMFである。
第二次世界大戦後、連合国によりブレトン・ウッズ体制が確立しドルが基軸通貨となると同時に、1945年IMF、世界銀行が創設されました。世界銀行は戦後の復興と発展プロジェクトに資金供給、IMFは国際収支赤字に陥った国家に通貨を貸し付けるという役割を担っています。現在、出資比率が最も高いアメリカ一国が、議案の成否を左右する歪んだ投票システムを採用するなど、実質、アメリカが支配している組織だと言っても過言ではない。
今回は、これらIMF、世界銀行の実態について紹介したいと思います。
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